テーマ:「六爻占術2001.10」
書き込み期間:2001/09/27〜2001/11/01
要旨:
 今回の中国紀行では、トラさんが同行し、滞在期間中は毎日のようにマンツーマンでコイン占いの勉強をしていました。コイン占いに関しては、驚いた点がいくつもありました。極めて具体的な設問を出して答えが出せること。コインを振る人や日にちを変えても、あるいは同じ人が同じ質問で何度コインを振っても、同じ結果が出ること。デジタル性が強く、超能力や霊感を持たない人でも誰でも出来るということ、などです。
コインの出る目と起きる現象に相関関係があることに気付いて研究をした古代の人は、すごいとしか言いようがありません。私は、このコイン占いのシステムを解析することが時空の仕組みを解明することに繋がると考えて、コイン占いに興味を持ちました。
運命は全て神に定められているのか、そして運命を変えることはできるのか・・この問題にも、コイン占いで迫ることが出来そうです。
中国から帰国してから、私はコイン占いで株の予想をやり始めました。
トラさんからもメールでアドバイスを受けながらやっていますが、まだまだ知識も経験も足りない状態です。
それでも、占いの結果と実際の結果を分析・検証しながら進めています。
目次
○中国時空旅行はじまり
○コイン占い始まり
○コイン占いと四柱推命
○コイン占い1
○全てが吉になると、うまくいかない
○コイン占い2
○コイン占い3
○厚いパンストか、薄いパンストか
○コイン占い4
○女装外出とコイン占いの続き
○コイン恋愛占い
○今回の中国時空紀行の最後の書き込み
○帰りの飛行機の中で
○未来は変わる
○何度やっても結果は同じ
○コイン予測による株の売買を始めました
○新日鉄の株の予測
○発動と空亡
○日本のコインはどちらが裏で、どちらが表?
○トラさんからの返事(コインの裏表)
○10/22のニッセンの株価
○10/23のニッセンの株価
○トラさんからのメール
○コイン占いによる日本シリーズの予想
○50歳の誕生日の私
○10/26のニッセンの株価
中国時空旅行はじまり

 これから行く北京では、トラさんとダンさんが待っています。
 トラさんは考古学者で、私の中国調査を長い年月にわたって付き合ってくれています。
 ダンさんは今回初めて名前を出しましたが、会ったのは五年も前です。
 ダンさんはトラさんの友達です。
 彼は中国全土の不思議な噂話に精通し、その情報源をさぐって私を案内します。
 去年の秋の「中国諦め紀行」も彼の案内で行われました。
 今回北京には一泊しかせず、明日は別の場所に不思議な人を訪ねて出発します。
 後半はトラさんの担当になります。トラさんは考古学者です。
 彼は考古学の調査を行っているうちに、古代中国人の占いの方法を発見しました。
 それはコインを三枚使って占うものです。彼は5年程前からそれに凝り始めました。
 私と中国各地を歩く中、時々彼に相談をする人が現われ始めました。
 彼はコインを三枚振って占います。
 そして少しばかりですが謝礼を受け取ります。私はそれを見て
 「トラさん、それ本当に当たるんですか?」と言っていました。
 三年程前に会った時、彼は「森田さん、今、株式講座を始めました」と言いました。
 私はてっきりチャートでも使ってやるのだと思いました。
 トラさんにもそんな能力があったのかと関心しました。
 ところが後になって、それはコインを振って株を占うものだと知り、私は愕然としました。
 同様なことはトラさんの奥さんからも言われたそうです。特に奥さんの実家がです。
 トラさんは大学を出て、今は考古学者になり公務員をしています。その経歴をコイン占いで潰すことはないと言われたのです。
 トラさん自身も同様だったそうです。コインを投げて未来が分かるわけはないと思ったそうです。ところが驚くことがどんどん起こったのです。
 奥さんの実家も今ではコイン占いを信じているそうです。
 これを読んでいるみなさんの中にもそういう人は多くいるのではないかと思います。
 当たる時もあれば当たらない時もある・・未来など、分かるわけはない・・
 しかし今まで私の調査活動を振り返ると、常識が覆されたことばかりなのです。
 ここは出てきた流れに乗ってみようと思いました。
 さて、この話を神坂さん講演会の二次会でしました。
 するとニューハーフのトモミちゃんが「それに似たものを知っている」と言いました。
 彼が紹介してくれた本は『マーフィー運命を好転させる易と成功法則』(ジョセフ・マーフィー著 三笠書房 ¥533)です。
 この本は、中国にも持ってきました。この延長上にトラさんのコイン占いがあります。
 ですのでこの本を読むことは、イントロダクションとしては良いと思います。
 ユングも易に凝ったと言われています。
 あのユングがなぜ易などに凝ったか、私には疑問でした。
 しかし、時空を解くカギが易に無いとは言えません。
 今回の旅は、その入り口なのですが・・・。

コイン占い始まり

 この旅の始まりに一冊の本を紹介しました。
『マーフィー運命を好転させる易と成功法則』(ジョセフ・マーフィー著 三笠書房¥533)
 この本をトラさんにもプレゼントしました。
 すると第三章『あなたの未来を暗示する八つのシンボル」というタイトルを見て「これから勉強しようとしている占いは暗示ではありません、明示です」と言い切りました。
 マーフィーの本は入門書としては最適ですが、実践となるとイマイチだと言います。
 コインの出た目によって64の場合分けにしかしていないため、表現が曖昧になるからです。
 初日からトラさんはいきなり「実践から入りましょう」と言いました。
 そして「森田さん、テレビをつけてください。今、ボクシングの試合をやっているはずです」と言いました。
 テレビをつけるとアメリカ人の黒人と白人が試合をしていました。
 トラさんは三枚のコインを六回振りました。
 トラさんはその出た目を簡単にメモをして、30秒ほど簡単な計算のようなことをしてから言いました。「判定で黒人が勝ちます。」
 私もトラさんの書いたマニュアルをCD化したものをチベットで頂いていたので、それで日本で勉強してきました、。
 しかし結果出すための計算(換算なのですが)をするだけで20分もかかりました。
 早くしないと試合が終わってしまうところです。
 でもトラさんと同じ結果表を得ることが出来ました。
 しかしそこから「判定勝ち」を出すための解釈の方法を知りません。
 その講義に二時間も使いました。その間に試合は終わり、黒人が判定で勝ちました。
 そして最後は翌日の天気を占いました。
 私はやはり20分もの計算を必要とします。解釈はトラさんにしか出来ません。
 天気の占いの解釈は本当に複雑なのです。ボクシングの試合の方が簡単でした。
 勝負事は勝ち負けがはっきりしているから楽なのです。白黒が付けやすいのです。
 しかし天気は「曇り時々小雨」といった具合に、微妙なのです。
 翌日の天気はうす曇の晴れ・・と出ました。
 帰国するまで、ずっとこの勉強をやります。
 いったいどこまでマスターできるでしょうか・・・
 今日は一時間勉強しては30分休み、また一時間勉強するというやり方でやりました。
 勉強はとても複雑だからです。
 でも何だか時空の方程式を勉強しているような感じです。

コイン占いと四柱推命

 トラさんはコイン占いの大家(だって遺跡から発見したのは彼しかいない)
 ダンさんは四柱推命の大家(だってそれで食べている)
 この二つの違いは・・
 四柱推命は人生全体を見ることができる・・
 コインはピンポイントすぎて、全体が見えない・・
コイン占いには、占う当日の月と日が入ります。
 コインが落ちた位置とかは関係ありません。情報は裏表だけです。その順列ではなく、組み合わせだけです。。

コイン占い1

 まずはトラさんの紹介です。
「1962年中国山西省に生まれる。1986年山西大学を卒業して政府の考古学研究所
にて考古学の研究に従事。仕事の関係で古代の占いに触れ、予知の世界に心を目覚めます。」
 これは彼自身が書いた自己紹介文です。
 私の手元には彼が日本語で書いた本の原稿があります。
 これは不思議研の通販で売る予定です。
 したがって興味があればそれを買い、私の同じように、コイン占いを身につけることが出来ます。
 さて、本の最初の部分をここに紹介します。以下はトラさんの文章です。
 占いを話題にすると、信じる人もいれば信じない人もいるでしょう。もし十数年前に占いについてのアンケートを受けたとしたら、私はきっと信じないと答えたに違いありません。
 私は考古学関係の仕事をしています。
 そして私は生まれつきに強い好奇心を抱き、不思議な世界にも興味深いです。
 考古学の研究でたびたび古代の占いに触れて、それを解明するため自然に占いの方法を身につけました。
 たまに冗談半分で古代の方法を使って友達に占いをしたら、意外に何回かあたりました。一度や二度ならば偶然なことと思うかもしれませんが、何回もあたったので、私は興味を起こしてもっと深く研究しました。
 そうすると古代のやり方だけでは現代に適応できない部分があるのを発見して、実践からの心得をまとめて、やっとその真髄を取得しました。
 占いはわたしの発明したものではなく、古代人の知恵の結晶で、それを秘法として私蔵するわけはありません。
 これの本は古代の占いの入門書として、できるだけ理解しやすく書きました。
 これを一冊手に持ち、あなたの生活に役立つようになればさいわいです。
第一章 占いと私たちの生活
 私たちはこの世に生を受けて暮らして、世間の出来事を肉体でひとつひとつ味わっていきます。
 不幸は誰でも味わいたくないものでしょう。
 しかし、ほとんどの人が自分の思ったとおりに生活してゆくわけに行きません。
 来たる明日は金運がめぐり来る喜びか、商売に失敗した悲しみか、結婚のために生じた悩みか、病気の苦痛か、交通事故のような突然現れた災厄か、誰もが知りたいでしょう。
 幸せと喜びならば、言うまでもなく喜んで受け入れられますが、悲しみや災いならば、前もって知っておいて避けることが望ましいでしょう。
 私たちは聖者ではありませんが、時空を超越してなにかの力を借り、世間の出来事を知っておいて、自分の思うままに変える能力を持つことが可能なのでしょうか。
 もし十年前にこのような質問を出されたら、「わかりません。そんなこと出来っこないでしょう」と答えたと思います。が、今のわたしは肯定的に、六千年前の聖者の創られた占いのことを思うでしょう。「易を身につければ、普通の人でも自分の運命を把握できるようになります」、と。
 ここ数年来、自分のためだけでなく、他人のために数えきれないほどの悩みと苦痛を占いによって軽減し、また驚くほどの的中率に感動しました。今のわたしたちには占いが必要で、生活に欠かせないように思えてなりません。
 わたしの研究している占術の使用範囲はとても広く、天気・地震・農業・商売・人生の吉凶・進学試験・結婚・仕事・出産・病気・修行・尋ね人・スポーツの試合・株・金運・旅行の安否・夢あわせ・吉日の選定・動物・宇宙探索・家の風水など、いろいろの面に触れて、生活全般にわたって重要な役目を果たしてくれます。
 さて、占いは、コインを振るところから始まります。
 昨日は東京と山西省の天気を占いました。
 そのときダンさんもやったのですが、彼は降りました。
 コインを振るとき、何を思うかと言えば、そのときの状態を体験しているような状態にならないといけません。私は今日も天気の占いをやりました。



 この写真はコインを振っている時のものです。
 私は、明日の東京の自宅にいて、ベランダにいる自分になっています。
 ベランダの机で、あたかもコインを振っているような気分になっています。
 このときリラックスすることも大事です。
 ダンさんは、明日の山西省の気分になれなかったので降りました。
 その結果は、やはり外れました。トラさんは当たりました。
 これは一種のオーリングテストのようなものなのです。
 しかしコインのすごさは多くの情報を持っているのです。
 さて、今日も天気を占いました。私は明日の東京の天気です。
 トラさんは今度の日曜(10月14日)の東京の天気です。
 その結果は・・
 私・・明日の東京は「曇の多い一日」
 トラさん・・10月14日の東京は、やはり「深夜0時から1時までは晴れているが、それ以降は雲の多い一日」でした。

全てが吉になると、うまくいかない

  
 こういう講義を受けました。
 たとえば恋愛運を占うとき、良いことの要素ばかりだとかえってうまくいかない。
 それがうまくいく日は、悪い要素が入る日なのです。
 これが応期(発生期)の出し方なのです。う〜ん・・と唸ってしまいました。
 6000年前の聖者も苦労したのです・・きっと(笑)。
 これは金運も例にとって説明されました。
 運の上では何も障害が無い・・
 メチャクチャ強運の要素ばかりだと、それは安定したような状態で、お金の流通が起こらないのです。
 そこになんと、「墓に入る」という要素が出てきたとき、お金が入るのです。
 トラさんの過去の占いでも、これが出たそうです。墓に入る日は、コインで出てきます。
 墓に入ると出た日に、相談者に6000元が入ったのです。
 もちろん運の要素が悪いことばかりのときは、「墓」などと出ると、事故とか病気のことを心配しなければなりません。
 占いでは、相手を生かすことあるいは相手に与えることを「生じる」と言い、相手の邪魔あるいは相手から奪うことを「克する」と言います。
 恋愛占いをするとき、相手が自分を「生じる」状態だと、友達関係の感じです。
 恋愛でも決して悪くはありませんが熱烈ではありません。
 しかし相手が自分を「克する」というコインの目が出た場合、これは相手は自分を熱烈に愛しているサインなのです。
 6000年前の聖人の、恋愛を見分けるルールは、今も同じだと思いませんか?
 だって「熱烈に求めている」と言いますから・・(笑)

コイン占い2

前提
●私たちはすべてのことを潜在意識の下で知っている。
●それを顕在意識のレベルに出す方法としてコイン占いがある。
●コインを振るときは顕在意識で知りたい事項を思いながら振る。
●潜在意識はコインを振る瞬間に何らかの影響を与え、コインが下に落ちるまでをコントロールする。
●コインが出た目は、知りたことに関する潜在意識の情報を表している。
●コインの目の出方は、宇宙の法則にのっとっている。
●古代の中国の人は、その法則を発見した。
●トラさんはそれを発掘し、現代に通用するように翻訳した。
 まず、「私たちはすべてのことを潜在意識の下で知っている。」ということですが・・
 コイン占いは、本人がコインを投げなくても良いのです。
 一度国際電話でトラさんに、私に関する占いをやってみてもらったことがありました。
 そのときはトラさんが中国でコインを振りました。彼は私の代わりに振ったのです。
 それでも当たりました。
 たった一人の人間でも、宇宙全部の情報を持っているのかも知れません。
 おまけに時空を越えていそうです。
 ユングは集合無意識という概念を出しましたが、この領域を媒介にしてすべの人は繋がっているのでしょうか・・。
 「それを顕在意識のレベルに出す方法としてコイン占いがある。」ということですが・・
 何を使って占うかということに関し、6,000年前は草木を使っていたのです。
 その後、竹を使うようになりました。
 竹をジャラジャラやり、それを一定のやり方で分けてサインを抽出するのです。
 そして3,000年前からコインのようなものを使うようになりました。
 「コインを振るときは顕在意識で知りたい事項を思いながら振る。」
 「潜在意識はコインを振る瞬間に何らかの影響を与え、コインが下に落ちるまでをコントロールする。」についてですが・・
 草木や竹を使っていた時は、占い師は体を水で清め、さらに部屋をお線香で清めてから行ったそうです。
 なぜなら、一つの占いをするのに時間がかかるからです。
 占いをするとき、たとえば中国から東京の天気を占うときは、占う人は東京にいる気分になっていないといけません。ですので、気を静める必要があります。
 今悩んでいることがあれば、それはどこかに置いておく必要があります。
 そして無のような状態になり、コイン振ります。
 明日の東京の天気なら、自分はあたかも明日の東京にいなければなりません。
 そして三個のコインを六回振るわけですが、この間、その状態を抜けてはなりません。
 だから昔の竹を使う方法は、体を清めたりする必要があったのです。
 でもコインなら早く振れるので、その必要がないのです。
 せいぜい10秒もあれば終わります。
 しかしこれに慣れるのに、トラさんでも半年を要したと言います。
「森田さんも天気を占うには、そのくらいかかります。練習をするには同じ時間、同じ場所で行ったほうが良いです。別の場所で行うと、外れた場合に原因が探りにくいですから・・」と言われました。コインを振るにも熟練が必要なのです。
 三個のコインを使うのは、天地人を表しているからだそうです。
 でもこれで時空を越えた情報が拾えるとすれば、すごいことです。
 「コインが出た目は、知りたことに関する潜在意識の情報を表している。」
 「コインの目の出方は、宇宙の法則にのっとっている。」
 「古代の中国の人は、その法則を発見した。」についてですが・・
 明日の天気とコインに、何の関係があるでしょうか?
 明日の株価とコインに、何の関係があるでしょうか?
 恋愛の行方とコインに、何の関係があるでしょうか?
 しかし・・あったのです。
 この規則を発見した人は、まさに古代の神坂さんだと思います。そこに微妙な規則性を発見したのです。まさにそれは、誤差の世界に埋もれている情報でした。
 「トラさんはそれを発掘し、現代に通用するように翻訳した。」についてですが・・
 トラさんの専門は考古学です。ですが大学は日本語学科でした。
 トラさんも言います。
 「私がなぜ日本語学科に行ったのか、自分でもよく分かりません。前??世が日本人だったとしか思えません」・・と。
 でも彼が中国に生まれなければ古代の占いに出会いません。
 そして日本語学科でなければ私と出合えないし、本も日本語で書けません。
 これは偶然のなせる技でしょうか・・
 コイン占いで分かるかも知れません。だってコイン占いは過去も分かるのです。
 トラさんは中国でコイン占いの本を出版しましたが、書店では売りませんでした。
 裏ルートでした。
 私もこの本は書店で売りません。不思議研通販です。裏ルートです(笑)。
 なぜなら、時空は裏が好きなのです。
 たとえばコインを投げて一枚しか表が出ないと、それは小陰と言います。
 二枚表があると、小陽と言います。
 でも三枚とも表だと、大きな陰の意味である老陰というのになります。
 全部が裏だと、大きな陽の意味の老陽になります。
 裏表の概念をひっくり返されます。行き過ぎた善は、悪になるようなものです。
 こういうことが時空のルールだとすれば、私たちの生き方も考えたほうが良さそうです。
 このように、コイン占いは多くの問題提起をしてくれます。
 トラさんは今日言いました。「私はコイン占いの研究から一生離れられなくなりそうです。本は無限に書けそうです」・・と。それは私とて同じです。
 時空のキーは、たったコイン三枚に隠れているかも知れないのですから・・

コイン占い3

 みなさんにお願いがあります。これから本格的に占いの世界に入ります。
 そこで問題になるのが「未来は決まっているのか?」「未来は変えることができるのか?」等の問題だと思います。
 精神世界では「すべては自分で決めている」というのと「過去の自分の行い、すなわちカルマで決まっている」というの、二つに分かれると思います。
 カルマは「縁」とか言い換えています。
 しかしこれから始まる占いの世界においては、これらの議論に対する感情移入を控えてほしいのです。
 「未来は決まっているのなら、どうして神は人間を作ったのか?」などという議論も控えてほしいのです。
 まずは事実を知ることのほうが大切だと思うからです。
 さて、コイン占いには大切な要素が二つあります。
 一つはコインの出た目です。次は占った日です。
 コインを投げたあとは、まず占った日と出た目を比較します。
 比較の仕方なのですが、コイン占いの強弱関係は「循環系」なのです。
 直線的なハイアラキー(上下関係)ではありません。
 Bという目が出たとき、占う日がCの日であれば、それは日に負けてしまい、良くありません。しかしAという日なら、勝ちます。
 Cが出て喜んだら、Aの日だったら負けます。CはAに負けるからです。
 では弱い日にやれば良いかと言うと、実はやってみた時点でその関係が出てくるのです。
 ですからやってみるまでは分かりません。
(占う日を占えばよいかと言うと、それは無理なのです)
 ここで思い出すのがハイゼルベルクの不確定性原理です。
 観察したとき、初めて事象が決定するという理論です。
 昔の聖人はこの理論を知っていたのではないかと思います。
 さらに占う日の持つ比重は、大変大きいです。占う日がほとんどの吉凶を決めると言っても差し支えありません。これを考えてみると・・
 コインで出た目は空間的とも言えます。
 吉凶がコインの目で表現されるのですが、それを時間軸に展開するには、「本日」という日を軸として展開する必要があるのです。
 出た目では吉と出ても、時間軸に展開すると凶になったりするのです。
 まさにすべては時間とともに変化をしている感じです。
 さて、占った結果を持って、未来は決まっていると言えるのでしょうか・・
 実は変えることのできる未来と変えることのできない未来があります。
 変えることのできる未来とは、ある時点で事故があるとすれば、そのポイントを通らなければ良いのです。それでパスできます。
 しかし、変えることの出来ないものもあります。
 事故を回避すると、病気になるというようなのもあるのです。
 私は今は、未来の変え方を知るところまでは習っていません。
 というのは、未来の事象さえ正確に出せないのに、変えようがないからです。
 まずは正確な未来を知るところからスタートなのです。
 しかし変えなくても、時流に乗ることは出来ます。
 たとえば株価のような場合です。天気もそうかも知れません。
 自分とは関係なく動くようなものの場合は、占いを利用することが出来ます。
 さて、中国は占いが盛んです。
 ここでは見合い結婚が多いそうですが、見合いの前の情報交換は、写真や履歴も大事ですが、それよりも生年月日等の情報だそうです。
 それをかかりつけの占い師に持っていき、相性を占ってもらうのです。
 それで破談になるケースは多いそうです。
 生まれた年の干支の相性、すなわち巳−申、午−未、辰−酉、卯−戌、寅−亥、丑−子は相性が良いとされています。
 逆に巳−亥、午−子、未−丑、申−寅、酉−卯、戌−辰は相性が悪いのです。
 中国の田舎に行くと、この悪い相性だと、ほとんどの見合いはダメだと言います。
 これほどまでに占いは重要なのです。だからダンさんにも依頼が絶えないのです。
 しかしこれほどの占い立国で、現在非常に注目されているトラさんは、やはりすごいと思いました。
 しかしトラさんの占いは100%ではありません。
 80%くらいだと言います。20%は当たらないのです。
 それは元々当たらないものなのか、それともその方法を知らないだけなのか・・
 目下、追求しています。
 コインで決まる人生が、これから始まろうとしています(笑)。
 しかし、コインということが、とても気に入っています。

厚いパンストか、薄いパンストか

コインで占いました。私の女装の吉凶を・・です(笑)。
厚いパンストだと・・吉でも凶でもない。しかし「美しくない」という形容詞が出ているので私にとっては凶。
 薄いパンストだと・・10月18日までの外出なら非常に吉。しかしそれを過ぎると吉でも凶でもなくなる。形容詞は「美しい、華々しい、おしゃれ、喜び、エロチック」が出ているので、私にとっては超吉!!
 なんと10月18日から私は日本です。
 つまり日本でだと、薄いパンストでも「どうってことない」・・という意味ですね。
 コインは私の帰国を知っているのです。
 しかし・・薄いパンストのところには「一人で外出希望」というのが出ています。
 トラさんは嫌がっている?(笑)
 でも北京では薄いパンストをはいている女性も多かったのに、ここ山西省ではなぜ厚いのばかりなのでしょうか?厚いのってケバケバして、タイツに見えます・・

コイン占い4

 きょうはいろいろ占いました。
●日本に帰ってから、毎日毎日女装したらどうか(つまり男装はもうしないということ)
 常時女装は良くない。常時女装すると、私(森田)を助ける者がだんだんいなくなる。
 すなわち、みんなが私からだんだん引いていく(笑)。
●明日の女装外出で、パンストは薄いのが良いか、厚いのが良いか
 厚いパンストより薄いパンストのほうが良い。
●10月27日のりんごの会はうまくいくか
 人は集まり、大変に盛況になる。
 しかし私森田にとっての金銭的利益にはならない。つまり持ち出しがある。
 来年2月以降からは黒字となる。この最初の会は、胎児が生まれるような感じである。
●今やっているトラさんの占い本は、2月の「不思議の友」で案内するか、7月で案内するか、どちらが良いか・・
 これは2月で良いか?という質問でコインに聞きました。
 すると2月までは準備で忙しくて、5月にならないと出版にはかかれないという結果が出ました。
●不思議研のビルのネズミ対策
 不思議研の隣のビルが壊されました。
 そこには飲食店がたくさん入っていたためでしょうか、ネズミが不思議研のビルに移ってしまったのです。
 超音波の発信機をつけて防御していますが、それでも効き目がありません。
 それをコインに聞きました。すると不思議研が四階にあることもコインに出るのです。
 そして色々な対策を出してくれました(結果が出たら報告します)。
●明日の山西省の天気(私のホテルの上空)
 明日・・薄曇で少し風あり
●明日の東京(世田谷区)
 薄曇りから晴れ
 さて、本日の山西省の天気は当たりました。
 以上を見る限り、コインはかなり当たっていそうです。ですのでコインを振るのが怖くなるほどです。悪魔に魂を売っていないと出来ないかも知れません。
 今これを書いているときテレビで、中国とどこかの国がサッカーの試合をしているところを放送しています。私のコインには中国が勝つと出てきています。
 さて昨日は、占う日の情報が大切だと書きました。
 今日トラさんが来たのは午後だったので、私は一人で練習をしていました。
 その結果をトラさんに見せました。
 すると彼は「えー、森田さん、日を間違えていますよ」と言いました。
 私は今日の日付を一日間違えていました。
 すると何と、結果がひっくり返ったものが出てきたのです。
 コイン占いというのは、微妙なエネルギーの関係なのです・・たぶん。
 時間もエネルギーの一つとして循環しているのです。
 出た目は、色々な規則にのっとって各種の情報に変換されます。
 しかし一箇所、非常に特殊な変換をする場所があります。
 なんと、唄に乗せるのです。それを「時空の唄」とでもしましょうか・・
 時空の唄は、回転の始点を教えてくれるのです。
 ここまでは線形で話は進むのですが、時空の唄で突然ブッチギレルのです
 そして唄に乗せて始点を出すと、今度は・・陽なら右回転、陰なら左回転で回します。
 コインによって出た目は、こうして処理されるのです。芸術的な感じすらあります。
 パンストを選ぶための情報も、国の威信をかけた戦争の行方も、サッカーの試合も、天気も、株も、予測の結果はこうして出てくるのです。
 今、サッカーの結果が出ました。中国が3対0で勝ちました。
 私たちは決められたレールの上を歩いているのでしょうか・・
 しかし私は、感情を抜きにしてこの占いに取り組んでみたいです。

女装外出とコイン占いの続き

 今日は初めて女装で外出しました。
 ミニスカートが原因でしょうか、道行く人で私を見ていく人は多かったです。
 それは男と分かっているのか、いないのか・・



 コイン占いの結果は、「薄いパンストでいくべし・・」でした。
 確かに刺激満点でした。日本でこれほど振り返られることはありませんから・・。
 写真屋さんに着くと、どっと人が集まりました。
 私が完全に男だと分かったからでしょう。
 私は足を組んでいましたが、足と顔を相互に見る人が多かったです。
 日本の場合、「あんまり見ては悪い」という意識が強いですよね。
 ですから影で見られても顔を覗き込むような人は少ないです。
 しかしここではみんな、しっかりとよく見ていきます(笑)。
 それはかえって私を良い気分にさせてくれます。
 見て見ぬふり・・というのは中国では少ないです。
 もめごとが起こると、どっと人だかりができます。
 同様に、女装子が通ると、バッチリと視線を浴びます。
 自分は陰(いん)にこもった世界を、外の陽の世界に表出しているわけですから、相手も陽の視線でバッチリと見てくれたほうが嬉しいのです。
 山西省では女装はかなり珍しいものだと思いました。
 視線の集まり具合が日本の100倍くらいあるからです。
 しかし昔は宦官(かんがん)なんてのもありました。
 また京劇の俳優などは女装子的です。女装が否定される土壌にはないと思います。
 もちろん日本人(外人)だから許されているということも言えなくはありません。

<コイン占い>
 女装を詳しく占いました(笑)。
 昨日は「毎日毎日女装したらどうなるか」ということをコインに聞きました。
 すると「それはみんな引いていく」(笑)という結果でした。
 今日は以下のことを訊きました。

●女装は3日に一度くらいのペースではどうか?
 可もなく不可もなく・・と出ました。

●女装を全くやめて、一生男装のみだとどうか?
 本人(森田)にエネルギーが生まれず、また、人も去っていく。
 本人に「死の地」という相が出ます。生き生きとした感じではなくなるのでしょう。
 人気は落ちていくでしょう・・と出ました。

●何かあるとき、つまりイベントとか新宿二丁目に行くとか、そういう時にだけ女装するのはどうか?
 これは周りからの賛同者が沢山出来ます。本人にもエネルギーがたくさん集まります。
 反対者はほとんどいません。
「楽しみ」とか「娯楽」という相も出てきています。
 ということで、女装は続ほうが吉で、さらにそれは色々プラスにもなることが分かりました。
 このように、コイン占いの面白い点は、ピンスポットで設問を作り、それを訊けるのです。
 このあと私の会社を占いました。
 出費も多いけど、収入も多いと出て、これからも利益を出しつづけていく様子です。
 しかし驚いたことがありました。幽霊とか異次元という相が出ているのです。
 でもそれが陽のエネルギーの場所にいるので、「神」ということになるのだそうです。
 さらにそれが「発動」という状態にあるので、一生懸命にそれを追求している状態なのだそうです。
 さて、コイン占いは競馬はダメです。
 トラさんの本にもこう書いてあります。
「数学中のピダゴラス定理が古代の中国人に易の原理で推断されて易を数学にも使いました。ドイツの数学者なるライプニッツ(G・W・Leibniz)が陽を1に、陰を0にみなして、十進法のかわりに二進法を発見して今日のコンピューターの生まれに基を築いたのです。」
 コイン占いは二進法を採用しているのです。
 それでもって、ビット数は大変に少ないのです。
 ですので一度に占えるのは、二つだけです。自分と相手・・とかです。
 私は女装の占いにおいて、「女装するときの吉凶」をやりましたが、これでビット数は一杯です。
 ですので、毎日女装するとか、3日に一度とか・・は、それぞれコインを振らなければなりませんでした。
 株はある特定の銘柄が上がるか下がるか・・です。ですので二進数でOKなのです。
 競馬はたくさんの馬が走ります。
 そのときは全部を振らなければなりません。これは大変な時間がかかります。

コイン恋愛占い

 実を言うと、肌色部屋で結婚占いのサンプルになる人を募集しました。
 その中で最初に応募した人のみ、私も山西省で彼の代わりにコインを振りました。
 (他の人は自分で、日本でのみ振ったのです)
 そのとき、トラさんの言ったことが大変に面白いので、紹介します。
 まず、人に薦められて占いをする人のは、あまり当たらないのです。
 応募した人は積極的だから当たると言われました。
 次に最初に応募した人のように、私が山西省でもコインを振るような場合のことです。
 本人が積極的に承諾していないと当たらないそうです。
 つまりコイン占いは、黙って他人を占うことはできないのです。
 なぜかと言うと、情報もエネルギーに乗ってくるので、送信側(相談者)が積極的に承諾している必要があるのです。
 さて遠隔で振る場合ですが、自分は「相手のために」というような意識をもってはいけないそうです。もしその意識で振ると、なんと・・・
 なんと・・・自分(占い者)の未来の結果がそこに出てしまうのです。
 まさに「相手のために」はエゴが出てしまうようなものです。
 ですので、何も考えてはいけないと言われました。
 ですので私は相手が自分の中に入っているようなイメージをして、その後は何も考えないで振りました。
 するとどうでしょうか・・・全く同じ目が出てしまったのです。
 (正確に言えば、「同じ目」ではなく「同じ卦」です。占った日が違うからです。)
 というのは、彼が日本で自分で振った結果はパソコンの中に入っていました。
 それと照らし合わせて初めて同じだったと分かったのでした。
 これは二重の驚きなのです。人が違っても、日が違っても、結果は同じなのです。
 コインは、同じ人が何度振っても同じ結果が出るそうです。
 トラさんは、「他の占いではこういうことは起こらないでしょう?」と言っていました。
 トラさんも、見ず知らずの人が電話で相談してきたとき、その受話器を持ったままコインを振ると言います。
 するとよく当たるのだそうです。全く相手を知らなくても・・だそうです。
 それは電話をしているとき、相手の意識がエネルギーごと自分に飛んできているからだそうです。
 それから天気がなぜ当たりにくいのか・・という話も出ました。
 私が外出をする必要に迫られ、天気に左右されるようなら当たりやすいのです。
 やはり自分自身と現象のマッチングが必要なのです。
 私は日本に帰ったら株とかの予想をする予定ですが、実際に売り買いもしてみたほうが良いと思っています。
 そういう意味では欲がからんだほうが良いのです(笑)。
 さて、コインそのものの話です。
 日本で振った人は日本のコインを使った人もいましたし、中国の現代コインを使った人もいました。
 この「裏表」ですが、どちらが表なのか、ちゃんと調べてくださいと言われました。
 私は古代のコインを使っていて裏には何にも書いていないので、やりやすいのです。

今回の中国時空紀行の最後の書き込み

<未来は変える事ができるか>
 できるんです。しかし自分の意志でできるかは不明です。
 あるとき、トラさんのところに出張を占ってもらう女性が来ました。
 占いは凶と出ました。でも上司との外出なので断ることができません。
 それでトラさんはお守りを作りました。
 そのお守りは、コイン占いの結果から出たものでした。その結果、彼女は助かりました。
 その代わり、上司がそれに遭遇しました。
 でも上司は体が強かったのでたいしたことはなくてすみました。
 これが本当だとすれば、未来は変える事ができるのです。
 コイン占いはエネルギーの強弱を見ます。日と月は時空を表しているようです。そこからエネルギーが得られれば多少の困難でも乗り越えます。
 次は周囲の人からのエネルギーです。ある意味、これは人からのバックアップと言えそうです。それが強いか弱いかも、コインに出ます。
 占いの要素に「空亡(くうぼう)」というのがあります。
 これが本人の場所にあると、本人が「迷っている」状態なのです。
 これだと他からいくらエネルギーが来ても、それを受けることが出来ません。
 株ではこの状態だと、環境がいくら良くなっても上がりません。
 上がる時期は空亡が解かれる時なのです。その時期もコインの腑に出ています。
 このようにコイン占いは、すべてエネルギーの強弱で考えます。
 だから自分にエネルギーがあれば、かなりの凶も乗り越えることができます。
 トラさんが作るお守りは、ある種のエネルギーを集めるものです。「ある種」とは周波数のようなものです。その周波数に共振するような文字とか図形を書くのです。
 空亡を解くようなお守りも作ります。ただしそれは、その人の、その時期だけのものなのです。時空はどんどん変化しているからです。
 私は数日前、女装のことで占いました。
 それで時々女装するというのが、時空のエネルギーのバックアップも一番得られることが分かりました。これは占いを、未来を決めるための、選択肢として使ったのです。
 これは利用価値があると思います。たとえば、結婚や恋愛の占いをするとき・・
 いくつかの場合分けをして、それぞれのエネルギーを見れば良いのです。
 私の女装・男装のようにです。
 すると、ここならうまくいくというルートが見つかるのではないかと思います。
 我々は神に操られているだけなのか、それとも神の意図を知り、それに挑戦することができるのか・・コイン三枚で、神のシステムに近づけるのかも知れません。

<今日の占い>
●北京マラソンでゼッケン8の旭化成は勝つか
 これは昨日占いました。
 三位以下で入賞するという予測どおり、旭化成は4位に入りました。

●フェルルの腫瘍は治るか
 フェルルのわき腹に腫瘍ができてしまいました。
 コインで占った結果、良性なので放っておけば治ると出ました。
 獣医も同じ事を言いました。

●私の母の具合
 母は病弱です。
 コインの結果、貧血でしかも頭に血がいっていないと出ました。でも今のところ命に別状は無いと出ました。病弱だが、このまま行くでしょうと出ました。

●明日の帰り
 とんとん拍子にはいかないが、無事に帰れるでしょうと出ました。

●器の中に何が入っているか
 これはダンさんが器の中に何かを隠し、私とトラさんが別々に占いました。
 こういう超能力のようなことがコインならできるのです。
 結局ダンさ??んは部屋を物色した結果、私が持ってきた時計を入れました。
 これは看護婦が白衣に留めて使う時計です。
 トラさんの結果
 ・丸いもの・・・合っています
 ・表面がスベスベして金属・・合っています。
 ・中が空になっている・・ある意味、合っています。
 ・水につけてはいけないもの・・防水ではないので合っています。
 ・色は白が基調で少しだけ赤の模様がある。動いている。・・合っています。文字盤は白で針が赤です。
 ・何かに留めて使うもの・・合っています。
 トラさんが振ったコインにはここまでの情報が出てきました。
 しかし・・・「私は、物は特定できない・・」と言いました。



 私の結果
 ・洗面所で使うもの・・違います(笑)
 ・お化粧関係のもの・・違います(笑)
 ・歯に関係あるもの・・違います(笑)
 ここまでの情報が出ていたので、私は「口紅」と答えました。
 もちろん中には時計が入っていたのですが、ダンさんは最初、歯磨きを入れたのです。
 それを最終的には時計に入れ替えていたのでした。
 コイン振るとき、トラさんは器の中をイメージしました。私はダンさんが入れているところをイメージしました。それで取ってきた情報が違ったのではないかと思いました。
 このように、まるで透視のようなことができるのがコイン占いの特徴です。
 今日で最後ですが、トラさんは私のことをとても誉めてくれました。
 中国の人でも私のレベルまでくるには半年かかると言われました。

<トラさんとの雑談>
 中国には占いをやる人は2〜3千万人いるそうです。
 その中の内訳は、四柱推命がやはり五割を占めるそうです。三割くらいが風水です。
 そしてコイン占いは本当に少なくて、ちゃんとできる人は数十人しかいないそうです。
 トラさんは自分の職業を、考古学者になってとても良かったと言っていました。
 年収は普通の人の三倍はあるそうです。でも何もしなくてもいいのです。
 ある日、トラさんと私はホテルのロビーで考古学研究所の所長とバッタリ会いました。
 でも所長は「なんでこんなところにいるんだ」などと言わないそうです。
 それどころか「是非事務所にも連れて来い」と言ったそうです。
 考古学の研究で忙しいのは月に3日くらいしかないそうです。
 あとは自由にやっていて良いのです。
 だから今は、コイン占いの研究に打ち込んでいます。
 ところでこれからトラさんは、第二冊目の執筆に入ります。
 その主要なテーマは、「遠隔風水」です。
 相手の場所に行かなくて、その風水を診断するのです。
 そのためには、間取りの情報すらもコインで取らなければなりません。
 そしてそのエネルギーを分析しなければなりません。
 しかもそのエネルギーが、その部屋に住む人たちの未来にどう影響するかも出さないといけません。器の中身の情報が取れないと、これはできません。
 でも、今回最後にやったようなコインによる透視は、上級編なのです。
 だから今日は冗談半分でやったのです。
 一週間と少しの勉強で、誰でもここまで出来るとは思わないで下さい。
 私はトラさんと朝からマンツーマンで指導を受けたから出来たのです。
 なお、運命の変え方は、第四冊目だそうです。

帰りの飛行機の中で

 コイン占いに興奮ぎみの私です。コイン占いは、二つの意味で興味があります。
 一つは、コイン占いそのものの解析です。これは一つのテスターなのです。
 私は電気のテスターを持っていますが、その原理はもちろん分かっています。
 プラスとマイナスは引き合う、NとSは引き合う・・とかいう原理です。
 それはテスターが先に出来たのではなく、原理が先にあり、それを応用する形でテスターが出来ました。
 しかしコイン占いはそうではありません。最初に誰が振ってみたのです。
 その結果、対象物との間に何らかの関係があることが分かりました。
 「分かりました」とは言え、それは非常に微弱です。
 みなさんの中で、密閉されたビンの中に何かを入れてもらい、それに??対してコインを振って、何かの「関係」を見出す人はいるでしょうか?
 いたとしても、何度も何度も気が遠くなるほどやる必要があると、思いませんか?
 さらにそれを記録して、相関関係を調べなければなりません。
 トラさんが古墳から発見した古代文献の中に、まさにそのデータがあったのです。
 多くの考古学者はそれが何だかわかりませんでした。
 考古学者とは言っても、やはり科学者です。
 合理的な説明がつくもの・・たとえば土器が示す古代の生活様式などには非常に関心があります。しかし、神がかったものにはなかなか関心がありません。
 トラさんは過去の遺産の中からコイン占いの共通項を探し出しました。
 そして二年程前に一冊の本を出しました。それはヒットしました。
 しかし彼は言います。「当たらないものがあります。それはどうしてか・・私はずっと検証しつづけました。その結果、過去のやり方そのものではダメだということが分かりました。時空のエネルギーそのものが動いているからだと思います。」
 こうして彼はパラメータを変更していきます。
 しかし過去において、そのパラメータの変更をしなかったため、コイン占いは、四柱推命に駆逐されてしまいました。
 中国の占い業界全体としての意見も「コイン占いなど、当たるわけないでしょう」だそうです。
 コイン占いは現象をエネルギーの強弱として判定します。
 それも時空のエネルギーと我々が持つエネルギーも比較します。
 そこには周波数のようなものも出てきます。
 もしもポールシフトや地軸の移動が起こったら、それがコイン占いのエネルギーに影響を与えていないとは言い切れません。
 トラさんは、年代が違う古墳から別のパラメータが出てきたのでそれも参考にしました。
 まさに考古学者でなくてはできない仕事です。
 ちょうど一年前、中国ツアーでトラさんのコイン占いを経験した人は多かったと思います。でもあのときからさらに、当たる確率はさらにアップしているはずです。
 さて以上のように、コイン占いは、コインを振ったのが最初なのです。理論が先ではないのです。でもここが重要です。
 コイン占いとその対象となる現象に相関関係があるとすれば、コイン占いのシステムを解析することは、時空そのもののシステムを解析することなのです。
 ここでのテスターは測るものではなく、測られるものなのです。
 さて、もう一つの意味は、まさに測るものとしての機能の利用です。
 今回は私は、三次元の事象を占う対象にしましたが、高次元も対象にできるのではないかと思っています。
 三次元のビンの中に入っているものだけではなく、高次元のビンの中に入っているものも、推察できるのではないかと思います。
 仏陀を対象としてコインを振ったら、すべてが空亡と出るでしょうか?(笑)
 オーリングテストのビット数は2です。しかもそれはデジタルではなく、アナログ的です。ある種の熟練を要します。
「レベル」のようなものが高くならないと出来ないかも知れません。
 しかも邪心があると出来ないかも知れません。
 しかしコインのすごいところは、デジタルなのです。
 デジタルだから超能力のようなものは必要ないのです。誰でも出来ます。
 だってトラさんのところに相談にきた人は、その人がコインを振るのですから・・
 このコイン占いがみなさんに公開されるのは、来年の五月以降てす。
 それまでは、私の検証を楽しんでください。
 それはちょうどトラさんのコイン占いを、横目でずっと見ていた私のようなのです。
 中国を何度もトラさんに案内してもらいましたが、そのとき相談者の相手をするトラさんを横目で見ていたのです。
 そしてそれはチベットを一緒に旅行する中で火を噴きました。
 「私もそれをやってみたい」・・・と。
 インプットの遅い私です。しかし「時期」というものもあると思いました。
 私は元来、精神世界で言うところの「時期」が好きではありませんでした。
 まるで上から指示されているような感じがしたからです。
 しかし月や日の持つエネルギーがいかに重要かは、今回のコイン占いで分かりました。
 たった三枚のコインと凡人の能力で良いのです。いよいよこれから始まりです。
 帰国がこれほどの「始まり」となったのは、今回が初めてではないかと思います。

未来は変わる

 中国に滞在している間に、トラさんのところにお礼に来た人がいました。
 彼女は去年、自分が北京の大学の、大学院に入れるかどうかをトラさんに占ってもらいました。試験は合格と出ました。
 しかし、お父さんが病気で亡くなってしまうので、彼女は故郷に帰らなければならず、結局大学院には行けないと出ました。お父さんが死ぬ予定日まで出ました。
 今度はコインの振り方が変わります。どうやったらお父さんは生きられるか・・
 コインから、トラさんは回避の仕方を見つけました。それは・・
 庭に8匹のうさぎを飼いなさい・・でした。
 彼女は故郷に帰ると、うさぎを買いました。そして両親に育てるように言いました。
 そして月日が経ち、お父さんの死ぬ日が来ました。その日、朝起きると、8匹のうさぎが亡くなっていました。お父さんの病気は全快していました。
 その後、全快になったお父さんは三匹のうさぎを買ってきて、自分で育て始めました。
 一生懸命育てていると、子供が生まれ、それは8匹でした。
 娘さんは無事に大学院に通っています。
 トラさんに言わせると、全てエネルギーの問題だと言います。うさきがそのエネルギーを吸い取ってくれたのです。それで時空のエネルギー状態が変わったのです。

何度やっても結果は同じ


 コインは振るたびに出る目が違います。
 だから「コインは最初のだけでしょう?」と言う人は多いです。
 タロット占いなどは同じ日には二回はやらないと言います。
 しかしコインは違います。
 出た目は違っていても、方式にのっとって変換していくと、結果は同じなんです。
 これは何度もやってみました。でも、同じなのです。

<ここからは日本が舞台です>

コイン予測による株の売買を始めました

 今、通販の「ニッセン」に360円の指値で買いを入れました。
 私が時々利用するので、この銘柄が浮かびました。
 株主には、ぬいぐるみが送られてきたりするんです(笑)。
 中国で色々な銘柄をコインで調べた結果、その中では、ニッセンがもっとも吉だと出たのです。
 指値とは、その価格以外では買わないということです。
 指値の反対は成り行きです。成り行きで買うと、高い値で買ってしまうからです。
 今回、チャートなんて見ていません。コインの結果のみで勝負です。
 前場で、私が買いたかった株数は買いきれませんでした。
 しかも360円以下で沢山買えています。しかし、前場の終値は360円・・
 ということは、私の指値が相場を上げた?(笑)
 ニッセンの株は、月日から沢山のエネルギーを受けています。
 この株に共振してバックアップするエネルギー源は二つあり、一つは今月はお休み状態です。それでも22日と25日に上がります。
 そしてお休みしていたエネルギー源が開襟になる来月から、長期に渡って上がります。
 下げようとするエネルギー源には、全く力はありません。
 ということで、コイン占いでは、吉と出たのです。
 明日(10/19)のニッセン株の予想は、一進一退で、値はほとんど変わらず。

新日鉄の株の予測

 月と日からのエネルギーはプラスマイナスゼロ。
 新日鉄を表す目が、動爻と言って、株が動き出したサインの上にある。
 市場の二箇所のエネルギーが新日鉄に来ている。これは機関投資家が動き出したサイン。
 ただし、月から「待った」のエネルギーがあり、それが解かれるのは来月。
 今月は買い。損はない。

発動と空亡

 発動というのは、三枚のコインがすべて表、あるいは裏・・ということです。
 六回中、三回もそれが出たのは、「どんどん変化している」ということです。
 空亡というのは、コインの目だけではわかりません。解析して、やっと出ます。
 株の世界での空亡は、横這い状態です。空亡が解ければ、動き出します。
 ニッセンは、空亡があるから「買い」なのでした。これ、分かりますか?
 空亡は、エネルギー充電状態なのです。いつか、それは解かれるのです。
 自分でコインを振れるようになると、空亡がいつ解かれるかも分かります。
 結婚や恋愛相談のとき、妻財の位置に空亡が出れば、今は妻になる時期ではないということです。同棲している時も、これが出たりします。しかし空亡はいつか、解かれます。
 恋愛相談では、相手がいないとき、ほぼ100%空亡があります。相手がいないのに空亡でないのは、ヤバイです(笑)。
 ちなみに新日鉄は、空亡はないです。ですのですでに動き出しています。
 しかし月破(げっぱ)と言って、月のエネルギーが何らかの理由で止めています。
 月破が解かれるのは、来月ですが、旧暦なので、立冬(11/7)です。
 日破(にっぱ)というのも、もちろんあります。しかし日破は、他から生じられると良い事づくめです。
 それは発動と同じ扱いになります。でも暗動と言うのです。
 知らないところで動かされるという意味です。コイン占いでは、かなり重要です。

日本のコインはどちらが裏で、どちらが表?

 トラさんに次のようなメールを出しました。
森田:大蔵省造幣局に電話で聞きました。コインのどちらが裏でどちらが表かという問題です。「造幣局では、年号が書いてある方を下にして作っています。これを裏と呼ぶかは、みなさんの自由です。造幣局が決めた裏・表はありません。」造幣局の言う「下」を「裏」とすると、どうでしょうか?たとえば100円玉だとすれば、100円と書いてある方が裏になります。日本の場合、これで良いでしょうか?
トラさんからの返事:「通貨の裏表はしっかりと統一したほうが良いです。年号のあるのは表だと思います。私はそれを明かすため、これから日本円の十円玉で占いをやってみます。きょうも十円玉で天気の占いをやってみましたが、年号のあるのを表として振って、あたったのです。中国のコインもそうです。普通天安門および中華人民共和国という文字のある面は表と思われていますが、実際の占いには当たらないのです。」
 トラさんは、このように常に自分の実験に立ち返ります。
 神坂さんと似たような感じのところがあります。
 世間で「表」といっても、彼は「裏」なのです。それは彼の実験が証明するからです。
 おそらく何かのエネルギー上の問題が関係しているのかも知れません。
 私のコインは、楊貴妃の時代の年号のあるほうが「表」ですから・・
 中国では、日本で振ったデータの裏表をひっくり返したものも、やったのです。
 でも、不思議なことに結果は同じでした。

トラさんからの返事(コインの裏表)

 コイン占いは宇宙に存在しているすべての情報を知る方法で、法律で決めるわけではありません。
 われわれは実際の占いを通して、そのルールや生活のいろいろなことに対応した秘密を明かすほかありません。
 でも大きい100円と書いてある面、すなわち年号のある面は表だと思います。
 中国のコインを使って多くの実例があたり、日本のコインでも幾つかやりましたが、同様でした。
 私の本にも年号のある面を表にしていると書いてあるので、二冊目の本を書く時、日本円のコインで占った例を書き入れましょう。

10/22のニッセンの株価

 コインによると、エネルギーは上がる方向に向いていました。上がる大きさは微弱だったのですが、上がろうとするエネルギーが多いので、上がると予想しました。
 当日は20円安(300円台だと20円は大きい)までいったときは、「あれ、おかしいな」と思いました。でも、最終的には前日と同じ値でした。
 私は野村證券の画面で見ていますが、出来高がチャートに現われていません。
 この日は少し、出来高は平均より多いのではないかと推察します。
 出来高もコインの情報に乗っているはずなので、そうだとすると、切り分けが少し難しいかも知れません。

10/23のニッセンの株価

 前日の昼間、一度占ったのです。
 それはコイン占いのソフト開発グループの前で、私が説明しながら振ったのです。
 本当は説明しながら振ってはいけないのですが・・
 でもその結果によると株は四ヶ所からエネルギーを受けて、上がるのです。
 かなり上がると出ています。
 でも、夜やったら、少しだけと上がるという結果でした。
 しかし夜もいけません。眠気に襲われていた時でした。
 それと、「明日」ということにターゲットを合わせるのが少々大変です。
 後に再度やりました。
 基本的に、変わりません。というのは、出た目は違いますが、結果は同じなのです。
 翌日のニッセンは、「波乱」でしょう。
 月と日からはエネルギーを得ていて、自分でも発動しています。
 しかも発動した「子孫」からは生かされています。
 これは長続きする上昇へのスタートです。
 しかし・・下げようとするエネルギーが二段増幅でぶつかってきます。
 はるか昔、「柔道一直線」というドラマがあり、そこで二段投げという技がありました。まさにあれを食らいます。
 ですので強烈に上がろうとするエネルギーと、強烈に下げようとするエネルギーがぶつかります。
 しかし差し引きをすると、上げのエネルギーが強いです。ですので上がります。
 株については中上級編らしく、トラさんのマニュアルが無いのです。
 ですので何回かやったあと、私の推理と結果をトラさんに報告して、添削してもらう予定です。
 ニッセンの株価の結果が出ました。
 予測したエネルギーの量からすれば、もう少し上がってもよかったです。
 でも、反対のエネルギーも二段構えなので、この程度だったのでしょう。
 夜、最後に振ったときは、出来高情報は外したつもりです。
 意識により、フィルタがかけられるみたいです。
 次の日(10/24)のニッセンの株価は下がると予想しました。
 結果は五円安で、当たりでした。しかし、当たる嬉しさと下がる悲しさが相殺(笑)。

トラさんからのメール

 この二、三日以来、日本円の十円玉と一円玉でコインの表と裏を明かすため、占いをやりました。今その結果を報告します。
 私はアラビア数字のある面、即ち10円と1円が書いてある面を表に花模様のある面を裏にしてコインを投げて占ったのです。
 天気についての例は五例で、結婚の例は四例で、金運の例は一例で全部当たりました。
 ですから、10円や100円が書いてある面を表にしたのは正しいです。
 中には占いにきた人の性格やその人が仏教に帰依した年まで言い当てたから、表と裏の決まりは間違いないと思います。
 トラさん・・相変わらず、淡々とやっています。

コイン占いによる日本シリーズの予想

 ほとんど引き分けと出ていますが・・・
 外しました・・たぶん、コインから情報が取れていない・・私はまだ、修練不足です。
 でも、今回のコインの目はトラさんに送り、彼の再チェックをしてもらいます。
 エネルギーのバランスは五分五分だったのです。
 私の診断では、そこに差を認められませんでしたが・・
 私は会社で占いました。
 でも五回までいった時、テレビを見ながら、再度コインを振りました。
 そこでもまた、同じのが出たのです。
 なぜ外したか、なぜ当たったか・・これが「奴」の調査そのものです。
 今回の日本シリーズでつくづく思いました。私は、ひよっこでした。
 一週間そこらの特訓で、コインで何でも判るような気になっていました。
 来週、コイン占いのソフトができるので、それを使い、トラさんと本格的な検証をしたいと思います。

50歳の誕生日の私

 私の後ろに緑の覆いに囲まれた工事中のビルが見えると思います。
 その向こうが、不思議研があるビルです。
 工事前のビルは飲食店がどっさり入っているビルでした。
 それがつぶされたころから、不思議研のビルにネズミが沢山出るようになりました。
 超音波やネズミキラーを置いても効果はありませんでした。
 しかしトラさんのコイン占いで
●9個の鈴を東の隅につるす
●床に緑の模様の何かを敷く
 と出て、それを実行して一週間・・
 なんと、ネズミはどこかに行ってしまいました。


10/26のニッセンの株価

 ニッセンの株は、墓に入ってしまうのですが、それって金融関係だと「吉」だったよね・・
 で・・明日は、少し上がります。
 しかし、墓だけでなく「死の地」という不吉なのも出ています。ほんとに上がるか・・?
 (このへんの情報は全く受けていないので・・)
 結果は、予想通り小幅に上がりました。
 で・・中期の予想は・・来月で「空亡」が解けるのです。
 空亡というのは、コイン占いではよく出てきます。
 空亡があるというのは、良くなるという意味でもあるのです。
 「吉」と出るのは、今が「吉」だということなので、ある意味では「買い」ではありません。ですので空亡があるのは良いことです。

書き込み期間:2001/05/06〜2001/06/19