テーマ:「六爻占術2002.02─六爻占術からの気付き」
書き込み期間:2002/02/02〜2002/02/28
要旨:
 コインに情報が乗る理由として、私は「潜在意識は何でも知っている」という仮説を立てました。しかしまた一つの疑問が浮上しました。この仮説が正しいとするなら、トランプを切って一枚引いたときに思った通りのカードが出なければおかしいのです。まだ結論が出ませんが、面白い問題なので、考え続けています。
2月5日に開催された船井総合研究所直観力研究会に、神坂さんと共に講師として出席しました。私はその場でも六爻占術の話をし、講演後のパーティーの席上でも六爻占術の話題で盛り上がっていました。講演会の席上では翌日の天気を占い、パーティーでは女性の恋愛運を占ったりしていました。
また、船井さんがコインを振って災害の占いもしました。そこで気付いたのは、自然の流れの中で変わるのであって、変えようという人の意識でもって変えられるものではないということでした。
ただ、参加者の中には、「六爻占術なら知っている」と言うだけで占いには参加してこない人もいました。しかし、「知っている」というところで止まっていて実際にやろうしなければ、真実を知ることは出来ないと思います。
目次
○占う日と占われる日
○六爻占術と願望実現の実験
○船井総合研究所直観力研究会in淡路島
○『占いの宇宙誌(原書房)藤巻一保著』を読みました
○札幌タイムスのコラムで気づいたこと
○コインを振る時のアドバイス
○用神
占う日と占われる日

 以下はトラさんの第二冊のテキストです。
 天気占いの項目ですが、全てについて言えると思います。
占われる日の五行も参考に
 占日の五行は当時の宇宙エネルギーとして卦におけるあらゆる爻に作用できるのはもちろん、占われる日も参考に見なければなりません。
 一冊目の天気占いの例をよく読んだかたはこの点にもう気づいたと思います。
 これは六爻占術が宇宙に対した見方です。
 時間と空間はすべてエネルギーとして物質に作用できて、立派な占い師は時空を利用して、凶を避けて、アンラッキー改善に達成できます。これも占いの目的の一つです。
 ですから、未来の天気を占うとき、必ず占われる日を見合わせればこそ緻密な結果が出ます。
 この方法はみなさんもう既に始めていますよね・・
 月や日を変えて、用神にもっとも良い時期とか・・
 これってアンラッキー改善でもあるんですね・・
 つまり占う日も、占われる日も大切です。

六爻占術と願望実現の実験

 札幌タイムスの原稿を書きました。そこに願望実現の実験が出てきます。
 クローバーを思いながらトランプを切るというやつです。
 そして、だんだん確率が上がります。
 しかしです・・
 私の大仮説によれば、潜在意識は何でも知っている・・というものでした。
 だから、念など入れなくも、次に何が出るのを潜在意識は知っていなくてはなりません。
 六爻占術の確率が80%だとすれば、トランプだって80%の確率からスタートしないと、おかしくないでしょうか?
 これは大変に面白い問題なので、考え続けています。
 向こうの世界はデジタルかアナログか、どちらでしょうか?
 潜在意識は何でも知っているか・・?何でも知っていないのかも知れません。
 知っていれば、トランプも100%の確率を出すと思いますから・・

神坂さんからのFAX


船井総合研究所直観力研究会in淡路島

 淡路島のホテル「ザ・ウエスティン・アワジ・アイランド」に現われた妖しい二人・・
 一人はキャップ帽子を被り、一人は女装・・
 「お待ち申し上げておりました・・」
 とバスを降りた時点から、紺のスーツを来た女性(船井総研の女性)に案内される二人・・
 ホテル側も、あの二人・・一体何者・・状態で・・(笑)
 「荷物をお持ちしましょう」とホテルの人から言われても「あっ、いいんです」・・と(笑)。
 スッチー風の赤と青のスカーフ姿とキャップ帽が壇上に立ち、講演は始まりました。
 と、ここまでは良いのですが、神坂さんは美濃部東大総長のくだりで本当に泣いてしまったのです。「この話をすると・・涙が出て」・・と。私までもらい泣きして、メイクが・・
 私と神坂さんとで四時間の時間はあっという間に過ぎました。
 やはり圧巻は、神坂さんの生き方論でした。
 ふっともらす一言が、会場内をシーンとさせます。
 今日の名言は「出来ることをやることは、果たして、善とは言い切れません。物を過剰生産してここまで来たのは出来ることをやったからです」
「銀河運動装置で作った水は生命そのものです。何が生命と違うでしょうか?」
「人には人間時間というものがあります。それは現象時間とは違います。」
「十二進数は人間時間の基本です。」

 その後のパーティーでは神坂さんと私は別途のテーブルで参加者に囲まれて大変でした。
 下の写真は私が神坂さんのテーブルまで行って撮ったのです。
 神坂さんのテーブルでは生命とか蘇生とかに関する真面目な議論の花が咲きました。
 私のテーブルでは恋愛占いに花が咲きました。
 女性のほとんどは、私のテーブルに来ました。
 「きゃ〜、密会君が現われるんだって・・嬉しい〜」とか、叫びが・・(笑)。
 「まさか、密会君は森田さんではないですよね・・」
 「違いますよ、私は官鬼ではなく妻財ですから・・」といった具合です(笑)。
 ところで講演会の最後に船井さんが占って欲しいと言いました。
 「今年の災害を私が防ぐことができるか」という問いです。
 船井さんが振ると・・
 災害(大自然)が原神になり、船井さんを生じていて、しかも船井さんは大自然の墓の地になりました。
 つまり制すべき自然から生じられ、しかも自然のプログラムの中にいるという判断結果なのです。
 結局変えるという意識をもってしては変えることができないのです。
 自然の流れそのものの中で変わるということです。なかなか意味深い結果だと思います。
 神坂さんからは「自然に逆らっては何も出来ない」というコメントもありました。
 私のポータブルエネルギー測定器の実演をやりましたが、値が20を超えました。
 我が家では最高が19です。淡路島は気のエネルギーが高いです。
 神坂さんは神戸に住んだことがあり、とても懐かしがってしました。
 20年ぶりだそうです。



 参加者の人たちは直観力研究会に出る人だけあって、不思議なことに関する知識は豊富でした。
 ですので六爻占術を話すと「ああ、それは知っているよ」という人が数人いました。
 そういう人はパーティーの席では私のところに来て、占いに参加したりはしません。
 六爻占術を全く知らない人が私の後ろでパソコンを覗き込み、「う〜ん、そこまでどうして出るのか・・?」と不思議がっていました。
 後で「知っている」人のところに行って私が聞き出すと、それはとても断片的な情報でした。
 知っているというのは、知らないことよりも危険なのではないかと思います。
 それは神坂さんの実験とて同じです。
 私たちは誰もやろうとしませんでした。
 それは「知っている」と思っていたからではないでしょうか・・

 講演会の席上で翌日の天気を占いました。
 妻財なので雲が少しある晴れでした。全くそれは当たりました。
 今私の部屋から見えるのは、素晴らしい瀬戸内海です。とても穏やかな海です。
 帰りの新幹線の中では、また神坂さんの大きな声が響きます。
 「森田さん、それでね・・ニュートンの法則はね・・」といった感じにです(笑)。

『占いの宇宙誌(原書房)藤巻一保著』を読みました

 決して占いを否定した本ではありません。
 しかし「偶然を意味付けしただけ」という解釈は、たぶんどうしようもないのでしょう。
 私だってそう思っていましたから。
 ものには内在的意味はない・・と『不思議の友』には書きました。
 『占いの宇宙誌』の本には、占いは偶然に対する意味付けだと書いてありました。
 しかし逆かも知れません。占いは必然なのだけれど、そこに意味付けはしない・・

札幌タイムスのコラムで気づいたこと

  
 今、札幌タイムスにコラムを書いています。
そこで、「場の変遷」ということに気づきました。
 札幌タイムスでは、インドからフィリビンそしてアメリカ、中国へと場面が移りますが、執筆中の私は、その場面転換の都度、一時間ほどの時間が必要なのです。
 つまり連続して次に移れないのです。この一時間は空白です。
 かならずその空白を経験したあと、次の場面に転換します。
 そして、次の場面に入るとどんどん書けます。
 十二支は季節の移り変わりをあらわし、一日の時間の移り変わりもあらわします。
 しかしよく見てみると、移り変わりの中間に必ず「土」があります。「土」を経由しないと次の季節に入れません。
 生剋関係の図の中で、土は真ん中に書かれる時が多いです。
 これは自然ですら、いきなり次のセクションに移行することが出来ないからなのではないでしょうか・・。

コインを振る時のアドバイス

 これは私のやっている方法です。
 まず、直感で「今日は時空とつながっているな」と思うときに振ります。
 そして、既成の事実から振ります。何でもよいのです。
 昔のことでもコインは占えますから・・そこで正解が出れば、OKです。
 次は・・株のときなどに私が良く使う手ですが、裏を取るのです。
 つまり複数回振るのですが、そのとき、一回目の条件を二回目に含むような質問の仕方をするのです。卦にそれが包含されて出ていれば、OKです。
 コインを振る時、自分の問題だと、いつ振っても大丈夫なようです。
 だからトラさんも相手に振らせます。
 しかし、株は少し違うようです。100%自分の問題とは言えないのかも知れません。
 私の場合、生活がかかっているわけではないのが原因かも知れません(笑)。

 ところで私はある大学の教授に「株なんかで儲けていると、あとでしっぺ返しを食らいますよ・・」と言われました。
 私は答えました。「しっぺ返しも体験してみたい・・」
 もしもボランティアにでも参加して、人を助け善行を積んだら、それは「いつかはしっぺ返しがくるよ」とは、誰も言いません。
 株でぼろ儲けをしたら、「いつかはしっぺ返しがくるよ」と言う人がいます。
 その差は、何でしょうか?
 人に迷惑をかけていない度合いからすれば、後者だと思うのですが・・。

用神

 昨日の私に対するトラさんの宿題は出張に行った時の仕事運の問題でした。
 案外簡単な問題で、私はできたのですが、実際の結果は目を見張るものでした。
 仕事運ですから官鬼と妻財の両方を見ました。それはとにかく悪かったのです。
 トラさんが占った本人は占いを信用してその出張は取りやめたそうです。。
 しかし同行人は信用せず、そのまま現地に向かいました。
 そして・・なんと同行人は、現地で事故で死んでしまったのです。
 用神が世爻と別なのは、こういう理由があるからではないでしょうか・・。
 つまり本人を超えたところでのエネルギーなのです。
 そこに入れば、誰でもが影響を受けるかも知れないのです。
 やはり、視点を大きく捉える必要がありそうです。
 用神が世爻を生じるか、応爻を生じるかは、やはり重要な問題です。

書き込み期間:2002/02/02〜2002/02/28

2002/02/02〜2002/02/28