テーマ:「中国紀行2003.8〜9(1)」
要旨:
 中国に行って、私は何人かの大家(たいか)と呼ばれる人たちと出会いました。超能力研究の大家、孫子の兵法の大家、エネルギーを絵に表現できる大家・・。大と言えば、トラさんも相当の六爻占術の大家です。中国ではトラさんも一緒で、毎日のように六爻占術の勉強と実践をしています。
病気治療を行う超能力者にも何人か会って治療を受けました。そしてその治療師に聞いた話で面白かったのは、世の中は偶然に起きることもあり、自分が源で病気になるとは限らないという話です。しかし、病気になるのは自分の生き方に原因があると考えている人は多いのではないでしょうか。
他所から宝石などの物品をテレポートして盗んでくる超能力者もいました。ただし、未来を見て盗んだ後でも繁盛する店からしか盗みません。物を盗むことは悪いとか、欲で能力を使うのは良くないなどという一般常識を彼女は超えているようでした。
中には自らの肉体を霊に憑依させる超能力者もいましたが、彼らには我々のように、霊に対する恐れ、または自分の肉体に対する強い所有欲や執着をあまり持っていないようです。
古代の霊体とコンタクトを取れる能力を持つ人がいました。私とトラさんはそこで六爻占術の発明者である京房(けいぼう)さんの霊を呼んでもらい、質問をしました。その情報によると、六爻占術は地球上で生まれたものではなく、高次元の存在から情報を得て生まれたものだということになります。京房という人物は自分の死期まで正確に知ることができるほどの占術を持っていましたが、自らの運命を変えようと?はせず、未来予知の影響力を危惧した皇帝に殺されるのでした。
目次
○北京に着くまで・・・(2003/08/20)
○大家(2003/08/21)
○女性三人からアチコチ触られた一日(笑)(2003/08/22)
○中国ナンバーワン級に入る超能力者(2003/08/23)
○機内での書き込み(2003/08/24)
○太陽系の生命体が住む体を持つ人(2003/08/25)
○肉体をタダで貸し出す人たち(2003/08/26)
○霊を注入して治療する父親と六爻占術の発明者を呼び出す娘(2003/08/27)
○この種の旅行は・・(2003/08/28)
北京に着くまで・・・(2003/08/20)

  飛行機は順調に飛行を続けました。私は映画を見ました。
  ディズニーのアニメ『トレジャー・プラネット』という映画です。訳すと「宝星」です。
  宇宙ものの「宝島」でした。海賊と渡り合うシーンが多いです。
  こういう物語によくあるように、宝までたどり着くのですが、星が爆発することになり、宝はゲットできません。
  しかしみんな、そこまでの「過程」にあこがれて宝星探しに出たのでした。
  結果はゲットできなくても、しっかりとハッピーエンドするのでした。
  最後の見せ場は、星の爆発で逃げ場を失ったとき、宇宙船が逆に星の中心部に向かい、主人公が空飛ぶスケートボードのようなものに乗って、別の次元へのドアを開くシーンです。これはリモコンでドアを開くイラストのようでした。
  でも私はドアを開く瞬間、機内販売で腕時計を買っている最中で「お客様、どちらの時計にしますか?」と問いかけられ、一秒目を離して「これ!」と言った瞬間にドアは開いてしまいました(笑)。一時間半も見てたのに・・
  でも結果ではありません。海賊たちも宝をゲットできなかったのですから(笑) さて、北京空港の税関で検査されなくて良かったです。
  検査されたくないものを持っていたからです(笑)。
  何度かコインを振って、どういうポーズで通過すれば良いか、未来則に聞いてから税関に向かいました。
  私の後ろの人は「おい、ちょっと待て。荷物を開けろ」と言われていました(笑)。

大家(2003/08/21)

●超能力研究の大家
 右から二番目の男性が超能力研究の大家です。
 公務員としてそういう職についていて、何度も雑誌などには出たことがあります。
 今日は私も、自分の研究成果をパソコンを使って説明しました。
 ※なお、以後は主人公にモザイクをかけていますが、これはプライバシーを保護するためです。



 以下、私と大家のやり取りの主要部分です。
  大家「現代科学は物質のみ研究していますが、私は超能力の研究を通して物質だけでは計り知れない世界があることを知りました。これからは精神の世界も研究しないといけません。」
  森田「物質と精神を分けていらっしゃいますが、物質が先にあったのでしょうか? それとも精神が先にあったのでしょうか?」
  大家「おお、いきなり良い質問です。確かにそうです。精神と物質は分けられません。この宇宙に独立して存在するものはありません。精神と物質はひとつのものの陰と陽です。」
  森田「ビッグバンの前には何があったのでしょうか? 精神があったのでしょうか?」
  大家「・・・・んんん、何も無かったと思います。」
  森田「始まりがあれば、宇宙には終わりもあるのでしょうか・・・」
  大家「・・・。確かに始まりはありました。しかし終わりがあるかは、誰にもわからないと思います。うーん、始まりもなく終わりも無いとも、言えるし・・・・、時空は循環しているとも言えるし・・・」
  森田「中国には超能力者が多いですが、人口とかを差し引いても多いと思います。その理由は何だと思いますか?」
  大家「使っている言葉が表意文字だからだと思います。香港で面白いテストをやりました。英語で育った子供と中国語で育った子供を比較すると、中国語のほうが超能力が出やすかったのです。英語のような表音文字は、そういう能力をつみ取っていると思います。」
  森田「今あなたは何に興味があるのですか?」
  大家「漢方の分野です」
  森田「古代に、陰陽五行はどうしてできたのですか?」
  大家「うーん、また良い質問です。古代に文字ができる前から陰陽五行は存在していたようです。それはやはり超能力を持っている人が感じ取って、それをそういう能力のある人が体系化していったのだと思います。古代の宗教とも関係あると思います。西洋の宗教は修行をしません。ところが中国ではどの宗教もそれなりに修行します。仏教しかり、道教しかり・・そういう中で自然のサイクルのひとつとして陰陽五行に気が付いたのだと思います」

●孫子の兵法
  孫子の兵法についての本を四冊出しているという大家に会いました。左の女性です。



  以下は大家とのやりとりです。
  森田「孫子の兵法の一番大事な点を一言で言うと、何ですか?」
  大家「戦わずして勝つということです」
  森田「戦わないで勝つことの中では、一番大事なことは何ですか?」
  大家「陽兵法では、考えるということ、相手とコミニュケーションするということ、すぐに武力に訴えるのではなく威嚇するということ、最後に戦う時は相手の中心部を一気に攻めるということ。陰兵法はこれとはまったく異なります。」
  森田「陰兵法とは何ですか?」
  大家「陰兵法は時空を利用する方法です。易を使って未然に戦いを回避する方法です。これらは書物には残っていません。」
  森田「勝つ者はいつかは負けます。勝ち続ける秘訣はありますか?」
  大家「一度勝ったやり方を次に使わないことです」

●森田のエネルギーの絵
  エネルギーを絵にすることができると言う人が来て、私のエネルギーを書いてくれました。私は龍のエネルギーだそうです(笑)。



●六爻占術実践
  毎日トラさんが受けた相談を、私も判断しています。
  これで一番勉強になるのは、トラさんのメモ書きです。
  そのうち整理して肌色部屋にも出しますが、トラさんは「何を捨てて何を拾う」というスタンスにのっとり、卦も、全てを書いているわけではありません。
  私は全ての卦を書いて判断を始めますが、それは頭の中で卦を展開できないからです。
  上の報告には大家が二人出てきましたが、やはりトラさんは六爻占術の大家中の大家です。何事もリアルタイムに接することができるのは、やはりすごいことです。

女性三人からアチコチ触られた一日(笑)(2003/08/22)

●耳で治す治療師
  最初に来た人は、耳で治す治療師でした。
  私の耳をモミモミ(いやん♪)・・・コチョコチョ(いやん2♪)
  そして言いました。
  「森田さんの病気のほとんどは、治りました・・・」



  彼女は全息論をとっています。耳には全身の情報の全てがあるそうです。
  (耳は胎児を逆さまにした形です。)
  だからピアスは耳たぶ以外の部分にも付けるのは良くないそうです。
  自分の手で自分の耳をマッサージしても効果はあるそうです。
  恋人に息を吹きかけられても良いかも知れません(笑)。 ●体をさすって叩いて治す治療師
  彼女は肌の色で病気を診断しました。
  私は上半身を裸にされ、なめ回すように肌をチェックされました。
  私の肌の色が少し黒いのは、解決できない問題があるからだそうです(当たり前(笑))。
  彼女は私の上半身を叩き始めました。う〜ん、それが痛くないのです。
  パンパン・・次第に気持ちが良くなり、寝てしまいそうになりました。



  パンパン・・それでも長いこと、叩き続けました。
  すると不思議なことに私の肌がピンク色に変わってきました(叩いたからかも知れません(笑))。●新薬を創り出す治療師
  私の顔に塗っているのは、新薬です。
  彼女が発明した薬で、多くの病気を治す効果があると言います。



 次は温灸を出して、私の百会を暖め始めました。
 温灸が空間浄化の作用を持つことは孫さんが言っていまして、すでに不思議研では通販グッズにしていますが、中国ではSARSのはやっていたとき、温灸を使って空間浄化する人が増えて、温灸の価格が30倍に跳ね上がったそうです。



●治療師たちから聞いた面白い話
  ある人は工場の水道の蛇口を閉め忘れたために、商品等を水浸しにして多額の損害を与えました。これが心に引っかかり、病気になりました。
  ある治療師のところに言ったとき、その話をしました。すると治療師は言いました。
  「世の中は偶然に起こることもあります。あなたが源になってこの世は動いているわけではありません。」
  この言葉を聞いた三日後に病気が全快しました。
  「病気になるのはあなたの生き方に原因がある」という人は、とても多いです。
  それを気づかせるために病気になったのだと言う人もいます。
  ひょっとすると、その言葉とかそういう考えが病気を起こしているのではないでしょうか・・・
  私の受けたセミナーのテーマがここでも出てきて、ビックリしました。
  六爻占術でもそうですよね・・自分以外の外部に原因があり、外側から運命を変更します。
  私たちは自分と世界のあり方について、とても大きな誤解をしているのかも知れません。
  「病気になるのはあなたの生き方に原因がある」・・これについて、みなさんはどう考えますか?

中国ナンバーワン級に入る超能力者(2003/08/23)

  三年前、ハルピンで口から光を出す超能力者に会いました。
  その様子はビデオに撮ってあり、前回のりんごの会で見せました。
  口からチカチカと光を放ち、患者さんの治療をしたのでした。
  その実演が終わると、レストランに移動して、彼女は言いました。
  「私は最近、薬を出せるようになりました」
  そう言って手を広げ、彼女が見つめると、手のひらの上に薬が出現していました。
  開いた手のひらの上なので、トリックも難しいです。それは本物でした。
  さて、その彼女が能力も倍以上にアップしているという話を聞いて、スケジュールもすぐに変えて(笑)、その女性のところに行きました。
  家に着くと、「きゃ〜森田さん、なんでそんなに長い髪に???」
  という質問が終わるやいなや、りんごちゃんにプレゼント・・ということでいきなりネックレスを出してくれました。



「りんごちゃんにはネックレスも他に、指輪もね」と言って、今度は指輪です。
 驚くことに、指輪にはダイヤが!!!!!サイズは私にピッタリです!!!



 そのあと私たちは昼食を食べに、レストランに行きました。
 そこでまずやったことは、空中から薬を取り出すことでした。



 薬が二粒、手のひらの上に出現しました。
 それをしゃぶしゃぶのスープの中に入れました。
 このしゃぶしゃぶを食べる人の金運と健康に良いのだそうです。



 次にやったことは、皿の材料に向かって、口から光線を放ったのです(笑)。
 何の光線かというと、これを食べる人の金運を良くするためだそうです。



 健康運と金運が良くなると言われて、そこにいた全員がしゃぶしゃぶに向かって競うように箸を入れたのは、言うまでもありません(笑)
  さて、下の写真は昨日出したと言う壺です。これが「物質化」でしょうか??
  この秘密は、下で書きます。



  これを見ればわかるように、ハンパではありません。
  私は中国一の超能力者と言われている張宝勝の実演に立ち会ったことがありますが、彼を越えている可能性すらあります。
  レストランのあとは、周易学会副会長の家に招待されました。
  副会長はトラさんに会うのが目的です。
  副会長がコインを振りました。家の風水です。
  それをトラさんに判断してもらうのが目的ですが、何と卦を私に手渡しました。
  私は汗ビッショリで判断しました。
  仕事運が良い・・奥さんの足に病気がある・・
  そのとき、副会長が驚いた顔をしました。
  交通事故に気を付けよう・・トラさんがそれを聞いて、ダメ出しをしました(笑)。
  あとはトラさんの出番です。トラさんは五分も喋り続けました。
  たった一個の卦で、ここまで喋ることがあるとは・・
  副会長は言いました。「全て当たっています。家のローンが終わっていないことまで出るとは、恐るべしです」・・と。
  そのあと奥さんのことを占ってほしいと言われ、コインを振ろうとするとトラさんは止めました。卦の書き換えを始めたのです。
  トラさんは言いました。「この書き換えの方法はテキスト第八巻です」・・・と。
  しかし・・私の判断も当たっていたのです。奥さんの足が病気だったのです。
  今度は超能力者の出番です。
  彼女は足に向かって口から光を放ちました。私はビデオでバッチリ撮りました。
  それはまるでレーザー光線のように患部にピンポイントで当たっていました。
  口全体が光っています。微かな光ではありません。ド派手です。
  終わると、奥さんの足から痛みが消えていました・・・ さて、ここからがメインの書き込みです。
  彼女は光を放つというのと、物質化という二つの能力を持っています。
  サイババは物質化で有名です。彼女は物質化とは言いません。
  出すとき「盗んでくる」と言います(笑)。
  彼女の左目は特異です。
  相手を両目で見ていると、左目には別の風景が映ると言います。
  彼女はトラさんの弟子の王さんを左目で見ました。
  彼は来年の秋からとても金運が良くなると言われました。何十人も部下を使う社長になると言われました。(それを聞いた王さんは突然態度が大きくなりました(笑))。
  つまり彼女の左目は未来予知ができるのです。正確に言えば、時空を越えるのです。
  左目は右脳に接続されているからでしょう。
  「盗んでくる」前に、遠く離れた宝石店の状況が映ります。
  その中でビビッとくるものを、盗んでくるのです(笑)。
  つまり、テレポーテーションです。
  ここまで読んで、「この人はそのうち能力が落ちるか、または病気になるでしょう」と思った方はいませんか?
  よくいますよ・・・「超能力者は人格が高くなければならない」と言う人が・・
  「自分の欲のために使えばそのうち無くなる」・・と
  しかし彼女は以前会った時より、能力は倍増していました。なぜでしょう・・・
  キーのひとつは、子供心だと思います。大人になるにつれて超能力が減るのは、常識が自分をセーブするからではないでしょうか・・・
  子供が同じ能力を持っていれば、彼女のようなことをやりそうだとは思いませんか?
  もちろんバレれば、大人から怒られると思いますが・・
  しかし常識者のためにも、次の話を続けなければならないのが残念です(笑)。
  盗んできた店はその後、とても繁盛するのです。
  彼女の左目は未来が見えると言いました。盗んだあと、繁盛しない店からは盗みません。
  彼女は今、結婚して郊外に住んでいます。でも定職が無いのでお金には苦労します。
  彼女の能力は近所では有名です。
  彼女は黙って物をガメてきますが、逆に近所の人を無料で治療をします。アパートの大家も患者さんです。大病を治してもらったそうです。そしてそのお礼に、彼女の部屋は無料です。
  お金に縛られて「盗むのはいけない」と常識的な答を言う世界とは違います。
  もしかすると、これが来るべき世界かも知れないと思いました。
  でもその彼女が、トラさんの判断しているところを見て言いました。
  「私も未来予知ができますが、六爻占術には太刀打ちできません・・・これはすごすぎます」
  副会長の家を出るとき、誰かが言いました。「今日は仙人の集いだった・・・」
  「どういう意味ですか」と私が訊くと、「すごすぎる人の集まりです」・・と(笑)

機内での書き込み(2003/08/24)

  これは飛行機の中で書いています。北京で会った超能力者の続きです。
  彼女はそこにいた多くの人のために薬を出しました。
  下の写真は汚いですが(笑)、ある老人のために出しました。
  大きさはかなりのものです。



  彼女は出す前に、その人をジッと見つめます。そしてだんだん左目が大きくなります。
  私の勘ですが、たぶん未来を見ているのだと思います。自分の出す薬の効果を・・です。
  私のためにも薬を出してくれました。下の写真がそうです。
  実際に食べると、漢方の味と、ハッカの味がしました。



  彼女の能力は大きく分けると4つあると思います。
  一つ目は、薬などを出す物質化能力です。
  薬はテレポーテーションではなく、物質化だと推察します。
  二つ目は、ダイヤの指輪(笑)などを出すテレポーテーションの能力です。
  三つ目は、口から光を出して治療する能力です。
  そして四つ目は、左目で時空を越えた景色を見る能力です。
  う〜む・・
  次も私の推測ですが、彼女の左目で見える風景は、リアルな未来の他に、バーチャルな未来も見えるのではないかと思います。
  この薬を飲まなかったときの未来と、薬を飲んだときの未来です。
  私もかなり直感は鋭い方です。
  起こるべき未来を予感するときが多いですが、回避できたためしはありません。
  こうすれば回避するだろうと思い、別のルートを通ったりすると、起こるべきコトが待っています。つまり予知したことに吸い寄せられるように行ってしまうのです。
  しかし彼女はそうではないと思います。
  指輪を盗むという行為が何らかの原因で、その店の運命を変えます。
  で、その変わった運命が吉(商売繁盛)ならば盗みます。
  以前は、テレポーテーションしたとき、こちらからお金をテレポーテーションして払ったと言います。
  しかし、盗むことによってその店がもっと儲かるようになるとき、払う必要はないと思ったそうです。
  つまり彼女はテレポーテーションという能力と、運命変更という能力の、両方を使っているだと思います。
  私はと言えば、何かの直感が走ったとき、コインを振るしかありません。
  なぜなら、変更後の未来を見ることができないからです。
  彼女は、私を左目で見つめて言いました。
  「森田さんはこのまま行けば、OKです」・・・と(何がOKだか・・(笑))。
  「次はどんな超能力者に会えるか・・」「次はどんな報告が聞けるか・・」
  私にこのような期待感があると、今回のような人には会えません。

太陽系の生命体が住む体を持つ人(2003/08/25)

  以前もこの地区を訪れた時に、同じ現象に遭遇しました。
  あのときは、木星人とニンジン王の魂が住む知恵遅れの子供でした。
  確か、レスの中には「ニンジン王ですか・・ははは」というのもありました。
  しかしニンジン王が予言したことがひとつありました。広島地区の地震です。
  時期も場所も、その通りになりました。
  大人の自称超能力者たちが過去の栄光をゴタクのように並べたあと行った予知は、全て外れました。
  トラさんはそのあとコインを振って、幾つも地震を当てました。場が取れていたのに、自称超能力者は外しました。
  で・・・同じ地区に来て、また、太陽系の生命体の登場です。
  以前は「精霊」と書きましたが、今回は「生命体」とします。だって彼がそう言うからです。
  最初の女性には、木星人が入っていました(正確には「入っているそうです」)。



  彼女が言ったことを羅列します。
  これらは私が聞きもしないのに、ベラベラ喋ったのです(笑)。
  つまり彼女が喋ったのではなく、体内にいる生命体が喋ったとも言えます。
  「森田さんの体の周りには五体の指導霊がいます。仏教と道教の関係の指導霊です。特にあなたは道教に縁が深いです」
  「森田さんの天目は少し開いています。そのうちもっと大きく開きます。是非修練して下さい」
  「森田さんは幽体離脱が得意なはずです。何もしなくても夜になるとあなたは体脱をして色々なところに行っています」
  さて、私の質問です。
  森田「私は、予知はかなりできるのですが、回避することができません。どうしたら回避できるようになりますか?」
  彼女「それは天目が少ししか開いていないのが原因です。修練すると天目がもっと開き、そうすれば回避することもできるようになります」
  森田「あなたの体内にいる生命体は、地球の生命体ですか?」
  彼女「いいえ、木星です」
  森田「性別は?」
  彼女「女の子です」
  森田「年は?」
  彼女「9歳と言っていますが、地球時間では何千歳です」
  森田「木星の生命体は、以前、肉体を持っていた時期があるのでしょうか?」
  彼女「ありません。生命は地球人が考えるような形態をずっと越えたものもあります」 さて、二人目の女性は火星人が宿っています。
  彼女は通勤電車の中で、突然お腹が喋りだしてビックリしました。
  それが火星人が宿った瞬間でした。



  彼女は小学校の校長先生です。教師が100人いて、生徒は2000人もいる大きな学校です。だから公共の場で突然火星人が喋りだして、とても困るそうです。ですので、「出ていって欲しい」と何度も頼んだそうです。でも宿主を決めるのは彼らの側なのだそうです。
  そこまで喋ったとき、突然トラさんの携帯にメールが入りました。トラさんの奥さんは病気だったのです。その症状をメールしてきたのです。
  でも何も言わないのに、彼女はトラさんの奥さんの外観とその病気の症状を当てました。 しかも治し方の処方箋まで書きました。
  処方箋を書いている間は、彼女はまるで夢遊病者のようでした。火星人が彼女の肉体を100%使って処方箋を書いているみたいでした。
  火星人、木星人・・私はマジに考えています。

肉体をタダで貸し出す人たち(2003/08/26)

  今日は北朝鮮との国境付近に行きました。
  そこには憑依される人たちが沢山いました。
  私たちがその家に着くと、20人近い人たちが待っていました。
  そして大歓迎してくれました。
  憑依と聞くと、マイナスのイメージがないですか?
  映画「陰陽師」などでは、そうですよね・・
  しかし、それはものを一方から見ることだと思いました。
  今日の人たちはメチャ楽しいのです。
  ところで三年前に広島の地震を当てた少女が今日もいました。
  少女と言っても、当時、20歳だったと思います。彼女は外観からして小学生でした。
  でも、何と・・赤ちゃんを抱いて出てきたのです。
  知恵遅れの女性でしたが、超能力を評価されて結婚できたともいえるのです。
  生まれ変わりの村も、生まれ変わりというひとつの現象を顕著に出していますが、今日行った地域の人たちは、憑依現象が顕著なのです。
  それも、取り憑く霊は、地球の霊だけではありません。
  今日集まった人は20人もいるので、別の部屋は控え室になり、少人数が私のいる部屋に交代で訪れることに決まりました。最初のグループは下の写真の人たちです。



  真ん中の女性は師匠です。両隣はその弟子です
  右の弟子は暗い表情をしていますが(笑)、あとで恋の悩みを私に占ってもらうことになります。
  さてまずは師匠が憑依現象を披露しました。
  ・・と言っても、瞑想状態でしゃべるだけです。
  日本のどこかに災害があるかと聞くと、次のように言いました。
  「愛知県という場所に2017年に地震が起こる」・・と。 次に登場したのは下の人たち・・



  この人たちの他にも何人も来たのですが、全員の写真は撮っていないので、総称して私へのコメントを述べます。
  私の超能力(まだ発露していないので潜在能力)は強いそうです。
  仙人みたいに、天のことを研究しているそうです。
  私に災難は無いそうです。それは私の家の家族の誰かがお金を無くしたのが原因だそうです。それで未来の災難がキャンセルされたそうです(父の7億円の保証人事件かも・・)。
  私の指導霊のひとりに、動物がいるそうです。その動物を乗り物代わりにしているそうです。
  私はトラさんに聞きました。「動物を乗り物にするのですか?」
  「はい、仙人などは亀に乗ったりしているでしょ?」「私は亀でしょうか?」
  トラさんに聞いてもらうと、私の乗り物は鶴だそうです。
  今晩からの体脱は、鶴に乗って行こうと思います(笑)。
  さて、私の隣にいる女性は、昨夜私の夢を見たそうです。それで今日は同じ顔かを確認したかったのだそうです。で、チョンマゲまで一致していたそうです(笑)。
  その隣の男性は、自分の指導霊を呼び出しましたが、私に対して何もコメントしないと言いました。
  何度もトライした結果、次のように言いました。
  「森田さんの指導霊の霊格が高くて、私の指導霊ではとてもコメントできないと言っています」・・と。
  そのあとは全員に取り囲まれて、「森田さん、私に何か言って下さい」などと始まりました(笑)。
  私も調子に乗ってどんどん言いました(もちろんデタラメを・・です(笑))。
  「あなたは子供の頃、こんなコトをして、あんなコトをして、とても苦労しました。今やっと恵まれた生活ができるようになりました。これからはもっと幸せになります」・・などと。それが当たるんです(笑)。
  でもある人に「あなたは子供の頃から超能力がありましたね」と言ったら、「ありません。たった三年前からです。」という答が返り、私はボロが出そうなのでそこでやめようと思いました。
  でもその人から「どうして子供だという情報が取れたのですか?」と突っ込まれ、「あなたの後ろに子供の指導霊を感じるからです」と言うと、「えー! どうしてわかるのですか?」と言われました(笑)。
  もちろんそこで私のエセ超能力の披露はやめました。
でもそのあと、もっと恐いことが待っていました。
  私のことを秀才六爻占術師だと、誰かが言ったのです(笑)。
  で、恋の悩みを持つ女性が早速占って欲しいと言ってきました。
  シーンと見守る中で、コインが三回振られました。
  まずホッとしたのは発動が一個しかないことです(笑)。



  内卦は兌宮・・えーと、巳からだっけ? 亥からだっけ?・・・(笑)
  私も緊張して内卦は納甲の歌で、どっちから始まるのか忘れました。
  こんなことは普段は無いのですが・・
  隣でトラさんが小声で「巳でしょう」と言ってくれました(笑)。
  そして無事に卦を書きました。独発と暗動でした。
  私は判断を言いました。
  「あなたの彼は・・・」(後で問題に出すかも知れないのでここには入れません。)
  私の判断は正しかったのです。
  終わったとき、その女性がトラさんにお礼を言おうとすると、「この人に言ったほうが良いと思います」とトラさんが言いました。
  彼女は私に両手を合わせました。
  私は「メーシャーメーシャー(いいんですよ)」と言いました。
  しかしまだ勉強不足です。
  主卦が遊魂卦とかは簡単に出ますが、変爻のそれは、すぐに出ません。
  それでも手計算で低空飛行ながら、なんとか出来ています。
  さて、憑依現象について書きます。
  私たちは色々なものに所有欲が強いのが原因だと思いますが、憑依されることを良しとしません。
  もしも肉体の所有欲が少なくなれば、宇宙人にでも、誰にでも貸し出すことができます(笑)。
  今日行った地域の人たちには、肉体に対する所有欲が少ないと思いました。
  とにかく霊だろうが宇宙人だろうが、多ければ多いほど楽しいということを言うのです。
  ところが一般的日本人は、憑依されただけで大騒ぎです(笑)。
  トラさんは生まれ変わりの村で憑依されたまま帰ってきました。まったく気にしていませんでした。
  今日の地域とか、生まれ変わりの村に特異な現象が多いのは、住んでいる人たちに肉体に対する大らかさがあるのかも知れません。

  さて話は変わり、トラさんのことですが・・
  今日は、映画『陰陽師』で言えば、取り憑かれて大暴れするアクションをする人も出ました。そんなとき、私はひるみます(笑)。
  でもトラさんは、まったく態度を変えません。
  半狂乱の女性のすぐ近くで、彼女のうなり声を、飄々と日本語に訳すだけです。
  まるで、陰陽師そのものでした(笑)。
  これなら彼の近くでコインを振ると、場が取れると思いました。
  今日行った場所から帰るとき、集まった人の一人がトラさんに聞きました。
  「あなた、何人?」
  トラさんは、しばらく間を置いて「中国人・・・」と答えていました(笑)。

霊を注入して治療する父親と
六爻占術の発明者を呼び出す娘(2003/08/27)


  とうとう国境に来ました。
  私が手を突っ込んでいるのは、北朝鮮と中国の間を流れる川です。
  そう、ここが北朝鮮から中国に逃げる人がいると言われる川です。
  見た感じでは背の立たない場所はないと思います。だから歩いて渡れるはずです。
  この国境に関するレポートも面白いのが書けそうですが、そんな三次元の出来事よりも私にとっては三次元を越えた出来事の方が面白いのです。



  昨日は霊に体を貸す人たちのレポートをしました。
  今日はその一歩先を行っています。
  だって、人に霊をわざわざ取り憑かせて治療をするのです(笑)。
  昔、『ミクロ決死隊』という映画がありました。人間をミクロのように小さくして、病気の部分を治します。
  それが霊体だったらどうでしょうか・・・
  しかし除霊という治療方法があっても、霊を注入する治療は聞いたことがありません。
  で、それが始まりました。
  まず、私の体に霊体拒否反応があるかどうかをチェックします。
  手と手でエネルギーの交流をして、それをチェックします。私は陽性でした。
  つまり霊体が入っても、霊を毛嫌いするタイプではないのです。



  さて、実際の治療は撮影禁止でした。
  私はベッドに横たわり、霊が入るのを待ちます。
  後から聞いた話だと、治療師の彼は両手を合わせて拝み、霊を呼びました。
  そのあと私を指さす格好をしたそうです。
  「Go! Go! Go!」と念じたかどうかはわかりませんが、私はエネルギー体が入るのを感じました。で、コンタクトを取ろうと思いました。
  だって私の体に侵入した霊ですもの・・・名前くらいは聞きたいわ♪(笑)
  結局周波数が合わないのか、私は私の体に入り込んだ霊体とはコンタクト取れませんでした。でも私の体に何かが入っているのがわかります。
  「いやん、ダメ・・ソコは、イケナイわ♪」などと言いそうになりました(笑)。
  しかし治療が終わると私の体はスッキリ・・
  さっきまでの偏頭痛も、全開していたのでした・・ さて、この人の娘さんもすごいです。
  右から二番目の白い服を着たのが娘さんです。その隣はお母さんです。
  この地方の人は、みんな笑顔が素敵です。
  さて、娘さんが何をやれるかと言うと、古代人の霊体とコンタクト取れるのです。
  となると、トラさんと私がいれば、呼んでもらう人はたった一人しかいません。
  「六爻占術を最初に作った京房(けいぼう)という人を呼んで下さい」と依頼しました。



  彼女は目をつむり、瞑想状態に入りました。
  彼女「今、京房さんが来ました。質問して下さい。」
  トラさん「六爻占術の発明者のあなたに是非お聞きしたいことがあります。それは、秘伝として世の中にまだ伝えていない部分があれば教えて下さい。」
  京房「私が研究した内容は確かに一部分しか伝えていません。しかしあなた(トラさん)は自分で研究して私をすでに越えています。」
  森田「何がきっかけで、時間の中にルールがあることを知ったのですか?」
  京房「私はある日、両側が竹の林になっている小道を歩いていました。すると前方に大きな石がありました。歩き疲れたのでその石の上に横になりました。ウトウトとしていると突然霊のような存在が現れて、時間の中にあるルールを教えてくれたのです。私は目が醒めるとそれを忘れないうちに書にしるしました。それがきっかけです。」
  森田「霊体は地球人の霊ですか? それとも宇宙人の魂ですか?」
  彼女「今、私たちが生活をしているところの人ではないと言っています」
  森田「京房さん、あなたには元々そういう超能力のようなものがあったのですか?」
  京房「私は普通の人です。」
  森田「何か修練のようなことはしていましたか?」
  京房「何もしていません。」
  森田「今日本に六爻占術が広まりつつありますが、どう感じていますか?」
  彼女「京房さんが見えないくらい大きな光が現れました。それは良いというサインだと感じます。未来は光のように明るいというサインでもあるでしょう。」
  森田「日本の次には他の国にも広がりますか?」
  彼女「京房さんは答えてくれません。」
  森田「六爻占術は宇宙の謎を解く鍵になると思っていますか、京房さん、あなたはどう思いますか?」
  京房「六爻占術は重要なものですが、別の知識も合体しないといけません。」
  彼女「そろそろ最後の質問です。」
  トラさん「秘法があれば、是非教えていただきたいのですが・・」
  京房「こんどあなた(トラさん)の夢の中に出て、秘法を教えましょう。」
  彼女は目を開けました。
  隣にいた女性(紹介者)が、彼女の頭から京房のイメージを取り、スケッチしました。
  彼女は「そっくりです」と言っていました。



  孫さんの蘇生術も三次元の地球産ではありませんでした。高次の存在から情報を得たものでした。もしも今日の件が正しければ、六爻占術も三次元の地球産ではありません。
  それにしても、京房さんに対する質問が私とトラさんとでは全然違います(笑)。
  ところで京房という人は、その後自分の死期まで本に記し、友達に託します。
  それは×月×日に皇帝に殺されるというものでした。もちろん裏本に書いたのですから皇帝はそんなことは知りません。
  皇帝はあまりに当たるその占いが自分の権力にはマイナスだと悟り、京房を殺します。
  おそらく皇帝は、以後その占いを禁じたと思います。
  京房は運命を変える気はありませんでした。
  でも、自分の死期まで正確に記された本が、後の世に発見されるのでした。

この種の旅行は・・(2003/08/28)

  もしもこの旅行に他の人たちを連れてくると、怒り出す人がいると思います。
  「スケジュールをハッキリさせてくれないと困るんだよね・・・こちらにも都合というものがあるんだ。空いた時間は観光とか買い物とかしたいし」・・という感じで・・
  二時間も人を待ったあげくに来ないことがわかったり、来なくなった代わりにこちらから行くことになり、(二時間も待ったあげく)一分で出る羽目になったり・・
  いつも用意して待っている・・その状態の維持です。
  昨夜も記事をアップしてから四人も来ました。
  不思議なことを調査している日本人がくるという情報をばらまいてあるので、情報は向こうから来るのです。トラさんと出会った新聞広告と似た手です。
  今日は移動日です。飛行機ではありません。車で五時間ほど北上します。
  誰に会うか、もちろんわかりません。