もりけん語録
テーマ:「中国夏紀行2006.07(2)」
書き込み期間:2006/07/10〜2006/07/13
要旨:
易学シンポジウムに参加しました。トラさんと私がそこに紹介されたために、今回の中国夏紀行が7月になったのです。私がスピーチの前半を中国語で喋ることになり、トラさんと弟子達の前で練習していました。
前夜に夕食会が催されましたが、聞けばトラさんはこうした会に出るのは初めてだそうです。トラさんは何の組織にも属していません。組織に入ればそれなりの地位には就けるはずなのにです。トラさんは「私はずっと百姓でいます」と言いました。中国では一般の人を「百姓」と言うそうです。
本番、「私の不思議研究」というテーマでスピーチをしました。会場には大拍手が起こりました。日本からの参加者が中国語で中国文化を評価するのは、聴く人達にとっても嬉しく印象深いと思います。やはり、冒頭だけでも中国語で喋って良かったです。
私のスピーチは好反応を得ました。私が56歳だと言った時とても驚かれ、「年軽(ネンチン)」(若い)と言われました。私が日本で12万人の会員を集めたのを話したこともあり、姿勢は充分に伝わったと思っています。

易学シンポジウムに出席して感じたのは、運命学を研究をしている人達でさえ、「私は結果」を受け入れるのは難しいということです。もちろん私もそうだったので人のことは言えません。
私はスピーチする時、あえて「私は結果論」を前面に展開しませんでした。結果、主催者も満足させた形になり、「是非またお願いしたい」と言われました。
中国では、基本的に占いは禁止されています。しかし中国政府は、占いの切り口で売るしかない土地のPRという狙いがあり、全ての費用を出してこの易学シンポジウムを開催したのです。そこで私もトラさんも、土地の売り込みに徹していました。
私の発表した内容が元で、決定的な変化を起こすようなことがあってはならないのです。もしそうなれば、「名」を得ることと引き替えに私の調査に制限がかかり、自由には出来なくなるからです。
それが、百姓でなければならないことの意味です。
目次
○ 7月9日のひとりごと
○ 易学シンポジウム前夜
○ 百姓
○ 易学シンポジウム
○ 中国語での初の講演会
○ 大家
○ 7月12日のひとりごと
○ 写真で見る、五女山探訪
○ この地で、易学シンポジウム開催の目的
○ 7月13日のひとりごと
○ 70%の彼
○ 本当に少ない「私は結果」という考え方
○ 百姓であることは、必須
7月9日のひとりごと

 明日は何というか・・イッた占い者が好きそうな場所に移動するそうです。
「そうです」と書いたのは、私もトラさんも、よくその場所を知らないからです。ある意味、秘境です。マニアの秘境らしいです。
 そこで何があるかと言えば仮称「占い国際シンポジウム」があるらしいのです。トラさんと私は、そこに招待されたのです。だから今回の「中国夏紀行」が7月になったのです。
 今日はその主催者からトラさんに電話が入り、私にスピーチを依頼してきました。
 弟子から「森田さんなら直接中国語で出来るよ」と言われ、前半を中国語でやることになりました。なのでさっきまで、弟子達の前で練習していました(笑)。何度も発音を直されました。トラさんまで加わっていました(笑)。
 私が中国語部分のスピーチを終わった時、トラさんは言いました。「森田さん、まるまる一行、飛ばしています。」
 他の弟子は気が付かなかった・・他の弟子は内容を聞いていないから(笑)。

 こんなに早く、晴れ舞台が来るとは思いませんでした(笑)。
 でも一部分ではあれ中国語でやることは、印象をとても良くするのではないかと思っています。しかも翻訳本も紹介できたりするので、ナイスタイミングです。
 何となく・・弟子もトラさんも、何か嬉しいのではないかと思います(笑)。なぜならトラさんと、中国文化をかなり評価している内容をスピーチするからです。
 やはり、たどたどしくても中国語で自国の文化を評価されたら、嬉しいと思います。
 何というか・・ノバをやっておいて、良かったです(笑)。
易学シンポジウム前夜

 今日は夕食会でした。100人近い参加者がいました。西洋人もいました。
 それぞれがバイキングで料理を取り、円卓に座りました。お酒も飲み放題なので、私は地元で作られたワインを取りました(笑)。
 そしてトラさんの後について、席に向かいました。トラさんは隅っこの席に座りました。
 私達の席に主催者が挨拶に来ました。トラさんは「どうも・・」と言いました(笑)。
 私はトラさんに訊きました。「こういう席に出たことが無いのではないですか?」
「はい、私は組織的なことが好きではないので、こういう会に出るのは初めてです。」
 そう言えばトラさんは何の組織にも属していません。
 しかし中国には周易に関する大きな組織があります。そういう組織に入れば、トラさんなら地区の会長くらいにはなれるでしょう。そうなれば、国からの保護も、それなりに貰えるようになります。
 ですがトラさんは、会員にすらなっていないのです。
 世の中には組織の中で「名」を得て「出世」していく者が多いです。地位が上がることで、その人の価値も上がると勘違する人が多いです。
 中国では一般の人を「百姓」と言うらしいです。
 トラさんは「私はずっと百姓でいます」と言いました。
百姓

 トラさんから聞いた話ですが、「一般の人」は中国語で「百姓」と言うらしいです。
 なので農民は、百姓の一部なのだそうです。
 トラさんは「私も百姓です」と言いました。
 さて、「私は結果」を理解している人でないと、運命変更は出来ないと思います。しかし世の権力者は、「私は原因」です。
 昨日は「私は結果」だと言い切りながら、沢山の相談者の運命を変更している人に会いました。彼女は百姓です。トラさんも運命を変える人です。トラさんも百姓です。
 この世は、百姓が運命を変えているのです。
 百姓でなければ、「進む」ことが出来ません。これは今回の中国紀行で、より鮮明になったことです。
 トラさんは十分に成功しています。しかし百姓を捨てて名を取ると、そこで前進がストップされます。
 宮本武蔵は、最後まで百姓だったような気がします。かたや小次郎は武家に就職しました。この時点で勝敗は決定したのかも知れません。
易学シンポジウム

 ホンちゃんのシンポジウムは2時から始まります。
 旅行の時、主催者から「他の人は占いの話しか出来ないから、森田さんは『私の不思議研究』というテーマで30分お願いします」と言われました。
 もうこうなると講演会です(笑)。全方位のテーマは、望むところです(笑)。

 今日出席するおじいさんです。大家に見えます(笑)。おじいさんから誘われて撮りました。

 この易学学会は、政府主催だったのです(初めて知った(笑))だからテレビでよく見る歓迎風景を目の当たりに見ました(笑)。

ファイアーストーム
ファイアーストームの前で踊っています
花火が上がっています。なんて派手な・・(笑)
 な、なんか・・易学シンポジウムって、て一体・・普通、ここまでするか・・

式次第
中国語での初の講演会

 とうとう私の番が来ました。私は本日のトリです(笑)。持ち時間は一人30分です。
 中国語で喋り始めました。その瞬間、拍手が起こりました。
 まずは練習した通り喋ります(笑)。おそらく一つも間違えないで喋ったと思います。
「あとは王先生に通訳を依頼いたします」と言った時、会場は拍手の渦に包まれました。
 やはり冒頭の部分だけであれ、一生懸命に中国語で喋ったのは正解でした。彼らは、それで受け入れてくれました。
 その後はトラさんの通訳で進みます。みんな私に集中しています(笑)。
 一応、滞りなく終わりました。終わると「素晴らしかった」と言ってくる人もいました。
 トラさんがとてもクールに通訳してくれて、助かりました。






 講演会では、フィリピンでケツに手を突っ込まれる話までしました。みんな固唾を飲んで聴いていました(笑)。そして最後の方で私は「今56歳ですが、残りの人生でやりたいことが二つあります」と言いました。
 その瞬間、場内がざわめきました。「56歳」に反応したのです。
 その後の懇親会で私は「年軽(ネンチン)」と言われました。「若い」という意味です。
 バカにされるときもこれを使うと思いますが、この場合は逆だと思いました。しかも冒頭では、会員が12万人いることも言ってあります(笑)。それは全て自分で集めた会員です。国のイベントなどには乗っていません(失礼)。
 私の姿勢は、充分に伝わったと思います。
 そして「年軽(ネンチン)」というレスは、それに対する好反応だと思っています。
大家

 山の上でツーショットを撮った大家は、やはり大家でした。彼は古代建築物の模型を作るのが仕事です。その仕事の中で、建築物の中に数々の陰陽五行を発見しました。その発表がスライドをも使いながら行われました。  大学教授の発表が多い中、パワーポイントを駆使して発表したのも、彼だけでした。



シンポジウムが終わると、テレビのインタビューを受けました

 易学シンポジウムの出席者名簿を見ると、みんな役職名が凄いです。その人個人が持っている役職は、全て書かれています(笑)。
 しかしトラさんは・・私(森田健)の名前の右横にカッコして書かれ、役職名はなく、単に助手と書かれています。私の助手という意味です。
 しかし・・です。最後の懇親会の時、トラさんに近寄ってきて、こう言った男性がいました。「王さん・・、もしかして、あの、王さんですよね・・。身分を隠したって分かりますよ・・・(笑)。」
 トラさんは「同姓同名の人違いですよ・・」とは言いませんでした(笑)。
 二人は隅っこに移動して、マニアな話に花を咲かせていました。トラさんを見破ったこの男、儲けものでした(笑)。
7月12日のひとりごと

 シンポジウムの全貌が明らかになりつつあります(笑)。
 そのキーの一つがこの写真です。


 下のビラを説明したがために、この画像は放送されないと思います。「政府に物申した」からです(笑)。
 シンポジウムでは私の前に、政府のエライ人で、しかも日本に留学したことのある人が座っていました(後から気が付きました)。
 政府はこの県庁と一緒になって、このマニアな場所を売り出したいのです。
 そう言えば、シンポジウムの冒頭は県庁の長官の挨拶でした。
 この土地のウリは、陰陽師系だったのです。山や河に、白虎だとか青竜だとか、名前が付けられているのです。河が大きく蛇行して、まるで太極図のようになっています。
 つまり、この地域を陰陽師系のウリにしようとしたわけなのです。だから、易学シンポジウムを誘致したのです。
 中国政府は普通、こんなことはしないと言いました。夜の歓迎会まで含めて、使った予算は30万元以上だそうです。
 今日、日本語の出来る政府高官に言われました。
「森田さんのホームページにアップしてもらえませんでしょうか?」
「わ・・分かりました・・」と答えました(涙)(笑)
 そして午後のシンポジウムが始まる前に、別の人から言われました。
「ホームページには、大家は出ていましたね・・。」
 ぎくっ(笑)。
 えっ・・、中国政府ってば、ここをリアルタイムに見ているの???(笑)
 実は、冗談なんだか本気なんだか、よく分かりません。
 そして、テレビのインタビューでした。もちろん土地についても訊かれました。
 そこで出したのがこの紙です。



 これはトラさんの自筆です。「癒しの里 運命変更の里」と書いてあります(笑)。
 私がマニアな土地の売り出し方をレクチャーしてあげたのです。「お客様の声大賞」までやりなさいと言いました(笑)。こんなのが、放送されるわけはありません。
 メモを取っている女性は、政府の高官の秘書です。
 このHPは、本音で勝負するところです。しかし・・それがかえってPR効果を生むことを、一応書いておきます。
 主催者が日本からフシケンの森田を呼んだのは、そのためだと思います(笑)。単なるPRなら、別の人でも充分です。
 でも、私はこういうのが好きです。私はギブアンドギブよりも、下心ありありが好きです(笑)。そうか・・五分五分じゃぁねえか・・と思うのです(笑)。
 ホテルの宿泊費も、もちろんあちら持ちです。しかも先ほどクリーニングが上がってきましたが、それも「費用は既に頂いておりますから、森田さんは不要です」と言われました。あーん・・下着まで全部出せば良かった(笑)。
 というわけで、暇が出来たら、みなさん、ここに遊びにきて下さい(笑)。
写真で見る、五女山探訪

ホテル出発前の私


ここには昔、八卦城という城がありました。


八卦城跡の私




交差点の真ん中が、昔の八卦城の真ん中だと説明する県の役人


交差点の真ん中は、磁石が変な動きをすると言い出す参加者




あの山が、朱雀・・


あの山が玄武


後ろが青竜


後ろが白虎


バスガイドと玄武の山


五女山入り口




ずっと続く階段


代建築研究家の後ろで蛇行する太極川(仮称)


山頂にある、「運の良くなる泉」


山頂にある「気が噴き出している場所」


そこでエネルギーを集める私・・右の男性は、変な機械で気の量を計っている


帰り道が、メチャきつい(笑)




ホテルに帰ると、豪華な食事が・・(笑)


この地で、易学シンポジウム開催の目的

 シンポジウムに参会する人の交通費、宿泊費、その他諸々、全ての費用は国から出ているのです。夜のファイアーストームと歓迎歌の会(笑)も、全て国から費用が出ています。
 舞台で歌った歌手(アイドル)達も、遠方から呼んできたのだそうです。つまりある程度有名な歌手なのです。
 そこまでして、何故「易学シンポジウム」だったのか・・それは五女山探訪の写真を見れば分かると思います。
 どう見たって、この地域は占いの切り口で売るしかないのです。
 日本語が出来る政府高官が私に訊きました。「ここはイケるでしょうか? 」
 私は答えました。「イケます。」
「何故でしょうか?」
「他には無いからです。占いは今は、占い師に関係する事ばかりです。場所に関係させたのは、ここしかありません。しかも今日本には、ちょっとした占いブームが来ています。それも中国の本物の占いです。そういうものと上手く結び付ければ、日本からも訪れる人があるはずです。」
 トラさんは私の発表の直前、次のように言いました。
「森田さん、午前中に行った場所のコメントを入れた方が良いと思います。」
 トラさんも薄々感じていたのです(笑)。
 この地で易学シンポジウムが開かれて、盛大に終わったという既成事実も必要だったのです。それはおそらく、パンフレットのどこかにも書かれるかも知れません。

易学シンポジウム参加賞(笑)・・つまり、お土産

7月13日のひとりごと

 実は、易学シンポジウムは、まだやっています。途中で脱走したのです。
 脱走したのはトラさんの弟子達・・私も弟子(笑)、約六名・・。
 しかし・・政府は脱走者のために、マイクロバスを用意してくれました(喜)。
 残りのメンバーは、まだやっています。
 私達のホテルは、安ホテルです。マイクロバスの運ちゃんは、そんなホテル知りません。なので、適当な所で降ろされました(笑)。
 ゴロゴロとスーツケースを転がしていく私達・・。私のスーツケースは大きいので、遅れを取りました。トラさん達はホテルを見つけて、中に入りました。
 私は焦ってスーツケースを転がします。しかしその時、歩道のレンガにぶつかりました。そのはずみに、スーツケースのフタがバカリと開きました。
 なんと、荷物が全部ばらまかれました。歩道を歩いている人が、「あー」とか言いました。だってミニチャイナやブラジャーが散乱したからです(笑)。
 女装するチャンスがあるかと思い、入れておいたのです。
 私はそれらをかき集めます。歩道の人達が遠巻きになりました。
 シンポジウムで格好良くプレゼンした人物が、散乱した女性ものの下着を、かき集めています(笑)。なぜかみんな黙っています。
 詰め終わると、私は「サイチェン」と言いました。中年の女性が一人「サイチェン」と言いました(笑)。
70%の彼

 運命は70%決まっていると言った人がいました。彼も昨日、脱走車の乗りました(笑)。
 そして脱走車で旅をする中で、トラさんと色々話したようです。
 私のスーツケースのフタが舗道上で開いたことは、独り言に書きました。
 私が荷物を入れ終わった時、彼が飛んできてくれました。
 そして彼が、入り切らない荷物をなんとかホテル内に運び込んでくれました。スーツケースのカギが壊れたので全てを収納することが出来ず、彼がいないとダメでした。
 中国本土で私の訳本が売られるのは上海だけです。発行禁止の内容だからです。
 今朝トラさんから聞いたのですが、彼は早朝の飛行機で四川省に帰ったそうです。そして向こうから、年収分の金額をトラさんに振り込むそうです。
 彼に、私の訳本をあげたかったです。
本当に少ない「私は結果」という考え方

 人のことは言えません。私がそうだったからです。これを前置きして、続けます。
 中国で易学シンポジウムに出ました。そこで出会う人のほとんどが「私は結果」ではありませんでした。
 運命が全て決まっているかという問いに対して、70%だの80%だのという答えが返ってきました。トラさんの弟子ですら、100%ではありませんでした。つまり、次のように言ったのです。
「運命は決まっています。しかし感じ方は人それぞれです。事が起こった時、どう感じるかは決まっていません。」 
 これは周りにいる人の多くの賛同を得ました。でもトラさんは、それをも否定しました。
 弟子は言いました。「やはり王老子の意見が正しいです。最終的には王老子に従います」・・と。
 別に弟子を批判するためにこれを書いているわけではありません。
 易学シンポジウムには、とりあえず、運命を研究している第一線の人達が出ているはずです。それでも「私は結果」を受け入れるのは大変なのです。
 私は30分の講演会で「私は結果論」を展開しませんでした。それは正解だったと思います。その理由は想像に任せます。
百姓であることは、必須

 今回の易学シンポジウムでは、実践的な発表は一つもありません。発表者の多くは大学教授です。彼らは「百姓」ではありません。彼らには、肩書きが沢山あります。
 そういう人は、実践的な易の研究をしてはいけないのです。だから彼らが書く本には、現代の実践例はほとんど無いと言っても差し支えありません。しかしそれは、国の方針として仕方が無いのです。
 だから、中国で現代実践的な研究をやる人は、百姓であることが必須なのです。百姓であれば、国は何も言ってきません。個人的にやっているのならば、影響は少ないからです。
 そして国外で発表することも、大目に見られます。それは中国国内の人が読むことが出来ないからです。
 だから、私もそれなりにバランス感覚はあります。シンポジウムで、「私は結果論」を全面展開をしていません。それをやれば、歴史の全てが肯定されるからです。
(中国は表面的には「反日」で結束している部分も否定できないからです。)
 メインコーナーでは、私が有名になるとか、これをきっかけに何かが変わるとかいう書き込みもありますが、それはあってはなりません。私の調査活動が出来なくなるからです。
 だから私も、百姓でなければならないのです。

 しかし今回は、政府にはバッチリ協力できたと思っています。おそらく彼らの思惑を100%実現したと思います。
 最終日の夜に、主催者が私の部屋に来ました。そして「来年開催したら、是非またお願いしたい」と言われました。
 こうしてみると、かなり微妙なプレイをしていると思います。
 今ここで話している事は、とても深いと思っています。トラさんがトラさんであることを論じているわけですから・・。
 基本的に中国では、占いは禁止されているのです。だから今回政府が行った行動は、とても異例です。しかも参加者はタダです。さらにお土産付きです(笑)。
 でも、そこにまともに乗ると、自分の首を絞めます。だから私は土地の売り込みに徹しました(笑)。トラさんはその助手に徹しました(笑)。
 私の発表で「ホンちゃん」の何かが変われば、私の自由が少なくなるはずです。だから自ら「変化」など、起こしてはいけないのです。
 そして「変化」を起こさないことを誓う行為が、「名」を受け入れることなのです。
書き込み期間:2006/07/10〜2006/07/13