テーマ:「中国紀行2002.9(1)」
要旨:
出発の日のことです。
空港で、荷物の重量オーバー分の料金を取られそうになりました。
秤が実際の重量より少し重い数値を指していたのを係員が隠蔽しようとした時、私は怒って大声を出し、結果的に実際の荷物よりも若干料金をまけてもらえました。
しかし、普段の私はこういう事で怒る方ではなく、どちらかと言えば諦めて受け入れる方です。
私は一ヶ月前から旅行の吉凶を六爻占術で占っていて、後でその卦を見直してみたところ、一度お金が出ていってまた戻ってくる情報が出ていました。
空港での秤が違っていて、なおかつ私がその時に限って怒ることがなければ、占い通りの結果にはなりませんでした。
運命はあらかじめ決まっていたこと、「人は性格が変わって運命が変わるのではない。運命が変わって性格が変わる」という六爻占術の解釈を実感した出来事でした。

中国に着くと、何人もの超能力者を訪問しました。
耳や腹などの体の部位で喋る超能力者に、不思議と何人も続けて出会いました。
宇宙人などの存在が憑り付いて喋るのですが、その中に、高い次元から地球人を指導していると言う、先生の様な存在がいました。
その存在は愛や善を説き、私の作った「いのちの世界」の図を「次元が狭い」と評しました。
一方、その前に私が会った太陽系の精霊は、友達の様に、私が尋ねた事を調べに飛んで行って答えてくれました。
私は、後者の精霊の方が、よほど愛に生きていると感じました。
ヒーラーの超能力者にも何人か会って治療を受け、その中にはダイエットが出来る人もいました。そして確かに私のウエストは細くなったのでした。
目次
○性格について(2002/09/11)
○月12日の報告(2002/09/12)
○9月13日の報告(2002/09/13)
○陰の世界は女性の世界(2002/09/14)
○超能力と六爻占術(2002/09/14)
○機内の書き込み(2002/09/14)
○『快楽であたしたちは生きている(安彦麻理絵著)』より(2002/09/14)
○憑依(2002/09/14)
○9月15日の報告(2002/09/15)
○トラさんがなりたかったもの(2002/09/16)
○9月16日の報告(2002/09/16)
○よもやま話(2002/09/16)
性格について(2002/09/11)

 成田のチェックインカウンターにてのこと・・
「お客様、お荷物が重量オーバーになっております。えーと12キロ超過です。5キロはサービスとしても、7キロはお支払いいただけますか?」
「はい、もちろん」・・と私。
 エコノミークラスは、重量にはうるさいです(家族旅行はファーストクラスの座席に座っても、不思議旅行はエコノミーなのです。それはテンションを上げるためでもあります。のうのうとファーストクラスにふんぞり返って、不思議調査なんて、出来ません・・)
「これ(請求書)を持ってあちらでお支払い下さい。一キロ20ドルです。」
「はい、分かりました。」
 そのとき私の荷物が秤から離れ、ベルトコンベアに乗りました。
 で・・空になった秤なのに1.5キロを表示しているじゃないですか・・
 私は言いました。「この秤、元々1.5キロ多いですよ・・・」
 するとそれを聞いていた後ろの係員(男性)が、リセットを押したのです。
 私は突然、カンカンになって言いました。「なぜリセットしたのですか?証拠隠滅です。」
 結構大きな声で言ったので、人が集まってきました。担当者は私を別の場所に連れて行きました。
 5分ほどのやりとりの後、3キロをまけてくれることになりました。3キロだと60ドルです。
 さて、これは卦に出ていたのでしょうか・・・
 私は一ヶ月も前に今日のフライトは占っていたのです。

占い日(暦) :戊申(金)月 己未(土)日 空亡−子丑
    相冲: 寅   丑
    相合: 巳   午
    仇神 兄弟寅木   妻財戌土 勾陳
忌神 子孫巳火   父母子水       朱雀
    原神 妻財戌土   回頭生 子孫午火 青竜
    用神 官鬼酉金     玄武
      父母亥水       白虎
    原神暗動 妻財丑土       トウ蛇
巽宮 巽為風(そんいふう) 山風蠱(さんぷうこ) 雷風恒(らいふうこう)


 先ほどトラさんと検証した結果は次の通りです。
 妻財にとっては忌神に当たる兄弟が発動しているのでお金の損、つまり凶です。
 しかし妻財そのものも発動して子孫に変わって、回頭生で吉です。
 つまりお金が出て行って、入ってくる・・凶と吉・・
 私も振った時点では同様の判断をしましたが、行きの交通機関でお金のプラスマイナスが発生することなど、想像の域を超えていました。
 ですから、卦のことなどすっかり忘れていました。
 でも、秤が違っていなければこの事件は起きません。
 しかも秤が違っていたのは、六個も並んでいるカウンターのうちの一つです。
 さらに私は、通常、こういうことにいちいち文句を言う人間ではないのです。諦めも肝心だと、お金を払ってしまう方です。
 この占いをしたのは、一ヶ月も前です。
 その時から、今日の出来事は決まっていたと言うより他にありません。

 私は通常、空港のカウンターなどでは怒鳴らないタイプです。
 相手のミスではあっても・・です。
 にこやかに指摘して、受け入れられないと、無理強いするタイプではありません。
 だって怒鳴ればこちらの気分も悪くなり、結局損だからです。
 しかし昨日は、怒鳴ることによって返ってくる金額が多くなったと思います。
 相手は1.5キロ分返すところを3キロ分返しました。余計な1.5キロは慰謝料のようなものです。
 六爻占術では「人は性格が変わって運命が変わるのではない。運命が変わって性格が変わる」と解釈します。これは本当かも知れません。
 さて、私が今回の事態を卦から気が付くことが出来たとすれば、自分の運命どころか、性格も変えていたと思います。
 人の性格って、何でしょう・・

9月12日の報告(2002/09/12)

 今日は三人に会いました。まずは易の大家で、大学教授です。
 彼に言わせると易の目的は二つあるそうです。
 一つは未来の予測・・・もう一つは宇宙の謎を解明することです。
 前者を一生懸命にやっている人は多いですが、後者を追求している人は珍しいと思います。
※なお、以後は主人公にモザイクをかけていますが、これはプライバシーを保護するためです。



 また、彼は次のように言いました。
 唯物論は陽の世界のみを追求している・・唯心論は陰の世界のみを追求している・・
 自分がやっているのは唯易論と呼んでいるが、これは陰と陽を両方研究していることになる・・
 人間には30%しか自由はない(私の10倍だ(笑))。
 70%もの運命が決まっていたとき、どこに焦点を合わせて生きるかと言えば、やはり70%の方・・・だってそれは宇宙の変化そのものだから・・・
 宇宙の変化には目的は無い。強いて言えば変化そのものが目的だと言える・・と言いました。
 それでも自分にとっては一つの目的のようなものはある・・それは陰と陽の分離から離れることです。中性のようなものになることです・・・と言いました。

 次に会った人は超能力者でした。彼女は、耳やお腹で話をすることができます。
 二年ほど前の中国紀行で、知恵遅れの子供が「人参大王」とか「木星人」が降りてきて、腹話術のように話すケースがありました。
 当時、ここに書き込むと「人参大王」をちょっとバカにしたレスがありました。しかしそれは彼女の故郷にある朝鮮人参の精霊でした。
 しかしその子は、翌年の広島の地震をバッチリ当てました。
 今回はそれを上回りました。全く口を閉じているのに、耳から声が聞こえるのです。
 さらにお腹で喋ることも可能です。その声は隣の部屋でも聞くことが出来ました。



 その声の主は、宇宙人(エネルギー体)だそうです。
 日本に近々地震があるかと聞いたら、あると答えました。でも大きなのはないそうです。
 耳とお腹に住む精霊は、別の存在です。
 私の会社は儲かるかと聞いたら(今でも黒字ですが)、再来年はすごく儲かると言いました。
 さて、トラさんは今日、出かける前にコインを振り、その日に会う人を事前に予測しました。以下はその卦です。

占い日(暦) :己酉(金)月 癸未(土)日 空亡−申酉
    相冲: 卯   丑
    相合: 辰   午
      父母未土       白虎
忌神     兄弟酉金     兄弟申金 トウ蛇
      子孫亥水 退神   勾陳
      官鬼午火     兄弟酉金 朱雀
      父母辰土       青竜
      妻財寅木     玄武
兌宮   澤水困(たくすいこん) 雷風恒(らいふうこう)


 五官を意味する第五爻が発動して空亡で、金が臨み、「鳴る」という情報です。しかも不思議という意味を持つとう蛇も臨んでいます。
 お腹の意味を持つ第三爻も発動して、朱雀が臨んで、お腹が喋るという情報です。
 さすがのトラさん、バッチリ当てました。
 私はその時(朝)何をやっていたかというと、私たちの運転手の吉凶の判断です。
 私の判断は弟子の一人にも見せていました。すると弟子は「フッフッフッフッ・・・」と笑ったのです(笑)。
 いや〜、厳しい・・私は冷や汗が流れました。
 私の判断はほとんど合っていました。
 しかし、運転手が交通違反で罰金を取られるという情報を見逃しました。
 運転手はトラさんからそのことを告げられたにも関わらず、一方通行を逆に入り、待ちかまえていた公安に捕まり、30元(400円)の罰金を取られました。
 うーーん、六爻占術恐るべし・・
 さて、トラさんはその日に会う人が誰かを知りませんでした。紹介者に任せてあるからです。
 ですからコインを振ったとき、具体的な相手がイメージできたわけではありません。「今日という時間」しかありませんでした。
 時間帯だけでも場になることを覚えておいて下さい。
 会った三人目は有名な歌手でした。
 彼はテレポーテーションもできるそうですが、たった30分しか時間が割けなかったので、定番のスプーン曲げをやってくれました。一応、バッチリやってくれました。
 彼は孔子の74代目の子孫らしいです(笑)。
 明日は上海に行き、ギネスブック関係の審査員をやるそうです。
 彼はギネスにも載っているそうです。最も低音から最も高音までを出せる人・・ということで・・です。


9月13日の報告(2002/09/13)

 最初は女性でした。
 状態に入ると古代中国語を喋りながら、相手の悪いところを治療するという人です。
 さっそくやってもらいました。
 彼女は60歳ですが、50歳の時にこの能力が発露はしたというから、遅い方だと思います。
 しばらく瞑想のようなことをしていると突然ペラペラと喋り始めました。
 考古学者のトラさんが言いました。「確かに古代の言葉です・・」
 そして私の前に来るとエネルギーのようなものを送り始めました。
 う〜ん・・何も感じない・・(笑)



 と思ったら、彼女は私の後ろに回り込んで、私の体中を触りまくるではないですか・・
 特に胸の部分を・・
 う〜ん・・感じる・・(笑)



 二人目の所には車で行きました。今度も女性でした。
 彼女もやはり病気治療系の人です。でも修行する場所が良いのです。
 ぬいぐるみが沢山置いてあります。



 さらに八仙の絵とか観音様とか・・・
 左に見える石の板は、五億年前の化石の石です。アンモナイトとか、いろいろ付着していました。



 治療は、すごいパワーの持ち主でした。
 私の後ろに手を置くと、その場所がとても熱いのです。手かざしで熱い感じをしたのは、まだ二度目です。
 孫さんもこれほど熱くはありません(もちろん孫さんの場合はエネルギーの種類が違うと思いますが・・)



 ホテルに帰ると三人目が来ました。女性でした。
 彼女は超常的な事柄を絵で表すことが出来ると言いました。
 そこで私は「今、運命と自由について考えています」と言って、いのちの世界の図を見せて、原因と結果の世界についての仮説を説明しました。
「さて、あなたの中では自由と運命について、どういうふうに感じているか絵に描いて頂けますか?」と聞くと、彼女は「ちょっとマスターに聞いてみます」と言って、瞑想のような状態に入りました。
 私は紙とボールペンを用意しました。彼女は目を開くとスラスラと書き始めました。
 その絵がこれです。とてもよく表現できていると思います。
 斜めは躍動感を表し、下は混沌とした潜在意識の世界を表し、上は実現した陽の世界を表し・・という風に私は捉えました。



 次は耳で喋れる人の弟子が来ました。二人とも女性です。
 一人の女性は胸で喋ります。木星人が喋るのです。
 もう一人の女性は鼻で喋るのです。金星人が喋るのです。
 以前は木星人だの金星人だのと言われても、全く信用しませんでした。
 いえ、このような現象・・口以外で喋る現象すら信じませんでした。
 しかし現実は小説よりも奇なり・・です。
 昨日、目の前で耳から声が出ているのを聞いて、自分が固定概念にいかに縛られているかを思い知らされました。
 ですので既に「木星人」ですら、私の概念の中にあります。彼らは肉体を持っていません。
 太陽系の全ての惑星に、このような生命体(生命と呼べるかは疑問)がいるそうです。
 木星人がマスターの女性は胸で喋りました。
 私のバイクの事故があるかと訊けば、過去にあったと言いました(木星人が答えます)。
 これから未来にかけて、事故は無いそうです。

陰の世界は女性の世界(2002/09/14)

 私は言われました。「森田さんの魂の故郷はお月様です。お月様から地球にきたのです。」
 それを言われたとき、木星人がセーラージュピターに見え、金星人がセーラービーナスに見え、私の過去世として、月でタキシードを着て、赤いバラをくわえているのが見えました(笑)。
 私が何故、セーラームーンの最終回に異常に反応するかも、全て分かりました(笑)。
 ところで故郷の星がプレアディスだのシリウスだのと言うより、太陽系の惑星の方が「エラソー」でないのは、なぜでしょうか・・
 今日来た人たちにプレアディス聖人が付いているとすれば、たぶん「教える」感じになりそうな気がします。(もっとも中国にはプレアディスびいきはありませんが・・)
 同様に、アトランティスの魂だってそうでしょう。
 木星人や金星人を「下」視するのは、地球人の優越感があるからかも知れません。
 青く美しい地球・・・かけがえのない地球・・・

 私の魂が月から来たというのは、超能力者ではなく、普通の人が冗談で言ったことなので、深追いはしないで下さい。
 さて、口以外の部分で喋る現象について、もう少し詳しく書こうと思います。
 以前出した写真を見てもらえば分かりますが、私は彼女の隣に座っていました。
 だからとても近づいて聞くことも出来ました。
 隣に座っている人にとって、口と耳は距離的にも判別可能です。
 その、耳の部分から声が出ていることは疑う余地はないほどでした。
 私が耳元でささやいたのではなく、私に耳がささやいたのです(笑)。
 乾いた感じの声です。「カサコソ、カサコソ」・・と。
 それでも中国語になっていて、トラさんには分かりました。
 口は完璧に閉じられていて、喉も動いていません。
 耳はおしゃべりで、たくさん喋っていますが、本人は普通通りの呼吸をしています。
 不思議なことをテーマにするテレビ番組があれば、これはこれは結構イケると思います。物理現象として表出しているからです。
 しかも超能力系でありながら、いつでもできるのです。(嫌な奴の前ではやらないとは言っていましたが(笑))。
 彼女は北京に家があるわけではなく、北京ではホテル住まいです。しかもスイートルームです。
 何故そんなことが出来るかと言えば、彼女は「太陽系以外の惑星の精霊を自分に付けるための養成クラス」をやっています。

 昨日はそのクラスの生徒さんが来ました。一人は木星、もう一人は金星の精霊が付いていました。
 でも正確には次のようになります。
 胸で喋る女性は、胸に木星の精霊が入っています。しかしお腹には水星の精もいます。
 木星の精霊には、私の会社の内部事情の調査を依頼しました。
 すると「じゃあ、現地に行って来るからね・・」と言って、30秒ほど彼女の体から消えました。
 帰ってきて喋ったことは・・驚きでした。社員ですら知らないことを言ったのでした。
 そして私が今、それに悩んでいて、私の決定が必要だということ・・
 そしてそれをした場合としない場合の吉凶について喋りました。決定すれば吉だと言いました。
 これって何かににていますよね・・そうです。六爻占術です。
 精霊は未来予知ができるので、こういう能力は引っ張りだこですし、養成クラスも盛況なのです。
 今度、不思議研でツアーをやりましょうか?
 成果としては、みんな、太陽系の惑星の精霊を一人、連れて帰ってくるのです(笑)。
 精霊の予知がいかに当たるかは、以前、広島の地震の場所と時期を当てたので実証済みです。
 しかし六爻占術の方がすごいのですよ・・
 だって、株価の予測とかは、精霊は嫌がるそうです。
 六爻占術にはそういう「対象を選ぶ」ような性質はありません。

 さて、鼻で喋るという人は、鼻には金星人がいて、お腹には木星人がいます。
 この二つの精霊は、競争します(笑)。
 私の会社の、もう一つの問題を聞いたとき、二人の精霊が「これは私にやらせて」と言ったのです(笑)。
 金星は一花咲かせようとしましたが、木星の精霊が先に飛び出して、日本に行っていまいました。
 鼻で喋ると聞けば、鼻声だろうと想像するかも知れませんが、全然違います。
 例の「カサコソ」が始まります。
 トラさんに言わせると「鼻のツボが振動して音を出しているのでしょう」ということでした。
 さてこれらの能力は、ほとんど女性に出るとのことです(もっとも、男性は本来の仕事で忙しくて、講座に出る数も少ないそうですが)。
 トラさんは「未来も陰で、精霊も陰で、女性も陰で、陰の世界に通じるには女性の方が有利なのではないでしょうか・・」と言いました。
 下の写真は、昨日、ヒーリングする女性の瞑想室にあった観音様の鏡です。
 観音様は元々男性でした。しかも・・聞けば、仏陀よりも先だったのです。
 仏陀が生まれる何百年も前に極楽浄土を発見しました。それが、女性に変身することによって・・です。
 「観音」・・それは音で観るという意味です・
 しかしこの観音様・・とても男とは思えません。しっかりお化粧もして・・


超能力と六爻占術(2002/09/14)

 孫さんが六爻占術を始めました。飛行機の中でトラさんから聞いた情報です。
 日本での五月の孫さんセミナーのあと、私と孫さんたちは長瀞の旅館に泊まりました。
 そのとき、密閉された容器の中のモノを当てるというゲームをやりました。
 私は六爻占術で臨み、ほとんど当てたことは『不思議の友』にも書きました。
 孫さんは帰国後、トラさんに二回ほど電話で占ってもらったそうです。
 そして最近、トラさんが書いた中国語版六爻占術のテキストを買ったそうです。
 長瀞の旅館で孫さんはつぶやいていました。
「私がこれをやれば、もっとすごいでしょう」・・と。
 今頃、孫さんもコインを振っています。凡人に負けてはいられない・・と(笑)
 孫さんが六爻占術のテキストを買っても、中国ではテキスト第二巻以降は発行されません。
 だから、運命の変え方とかを勉強することはできません。
 凡人だってコツコツやれば勝つかも知れません(笑)。
 トラさんが言うには、超能力者は他人の未来は見えても、自分の未来はなかなか見えないのではないか・・とのことです。
 しかも直感でアバウトには見えても、これほど正確には見えないのではないかとも言っていました。

 精霊が株価の占いとかが出来ないのは、彼らが「文系」のためです。数字に弱いのです(笑)。
 その点、六爻占術は文系でもあり理系でもあります。
 孫さんが六爻占術をやって強いと思われる点は、やはり霊感があるからだそうです。
 六爻占術は、卦の中に情報が凝縮されていて、どれを優先して取るか・・などは霊感に頼る部分があります。
 トラさんに言わせると、六爻占術をやっていくと、霊感も強くなるそうです。
 記憶力も上がるそうです。
 理由は分かりませんが、脳を活性化させるみたいです。
 ですから孫さんが六爻占術を始めると、超能力の力も上がるのではないかと言っています。

機内の書き込み(2002/09/14)

 今、北京を離れて別の場所に行くための飛行機の中です。
 さて、日本から北京に来る機内で次の本(文庫本)を読みました。
 『快楽であたしたちはできている(安彦麻理絵著)光文社457円』
 これはかなり性的にドギツイ本です。その手の単語がバンバン出てきて、恥じらいも無い本です。
 ですから、エッチ系に対して恥じらいを感じる人は、読まない方が良いと思います。
 私も読んでいる最中は、「何もここまで書かなくても・・」と思った箇所も沢山ありました。
 しかし読み終わって数日たった今、とても心地よい感じが残っているのです。
 サブタイトルは「女の子のエロとラブ」です。
 この本は男性が読むと痛快かも知れません。だって、女性でここまで直接表現をする人も少ないと思うからです。
 本の中に「快楽度チェック」というのがあり、それは女性に対する質問なのですが、女性になったつもりで私が答えると、私の評価は次のように出ました。
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 快楽指数60:喩えれば、子猫ちゃん
 この人は好きなこと以外はしたくない、気まぐれな子猫ちゃんなあなたがいるだけで、みんながハッピーに・・・
**************************************
 この評価ですが、最高点は80で、喩えは「ケダモノ」となっています。
 ヤリすぎて人から嫌われないように・・と(笑)。
 逆に、最低点に対する評価は「〜すべき、〜が正しいが口癖のあなた・・」という、大変に手厳しいものです。
 さて、私がなぜ「ケダモノ」になれなかったかと言うと、好きな人が出来たときに、その人の色に染まりたいと思うか・・という質問にNOと答えたのが原因です。
 これにYESと答えられない私は、まだ「私」にこだわっているのでしょうか・・・
 この本の内容についての気づきは、また書きたいと思います。

『快楽であたしたちは生きている(安彦麻理絵著)』より(2002/09/14)

 さすが漫画家です。私が後から評論を書こうとしても、この本を越えることは出来ません。
 今まで中国紀行の時に持参した本は、私が原作の本を上回る、あるいは同等の勝負が出来ると思いました。
 しかし安彦(あびこ)さんの本は、最初から、負け宣言です。
 この本は、一般的な精神世界の逆を言っています。
 「〜すべき」、「〜が正しい」というのは最下位で、ケダモノが一位なのですから・・
 相手を自分の快楽のために利用して、何が悪いと言っている章もあります。
 快楽が合わなかったら、トンズラこけと言っています。トンズラの仕方まで書いてあります。
 相手を変えようとか、自分を変えようとかいう気持ちは、微塵もありません。
 しかし本来、そういうものだとおもいませんか?
 ちょっと前にこのHPで私利私欲という言葉が出てきましたが、まさに純粋な私利私欲で生きている感じがします。
 いえ、人によってはそういう読み方をしないかも知れません(この本はくだらない・・という)。
 もっと価値のある何かに向かって生きなさい・・という本の方が良いかも知れません。
 私が最も感銘を受けたのは、なぜ漫画家になったか・・という章です。
「だって有名になりたかったんだもの、インタビューされる人になりたかったんだもの」と書いてあります。
 そしてそのためには、漫画家でなくても良かったとさえ書いてあります。
 う〜ん・・すごい。
 みなさんは今やっている仕事を、世の中のためになっているなどという理屈を付けて、なんだかんだと、こじつけていませんか?
 同様な事は生き方でも言えます。みなさんは、何か崇高な目的を持とうとしていませんか?
 そういう人にとって、この本は、とてもつまらない本でしょう・・くだらない私利私欲が書いてあるだけです。

 さて、なぜ漫画家をやっているのか・・という次の章は、もっとすごいです。
 私は彼女の名前すら知りませんでした。しかし業界では有名なのでしょう。
 有名になりたいという夢をかなえた後、彼女はなぜ漫画を書き続けるか・・
 それに対しても、人は多くの答えを言うでしょう・・好きだから・・とか・・
 ところが彼女の答えは違いました。「夢のゆくえ」という章で次のように言っています。
「漫画を書いていると一人ぼっちにならないですむ」・・と。
 ああ、この人は分かっていると思いました。この人に、大義名分は・・無いのです。
 好きだから・・とか、みんなを楽しませるためだ・・とか。
 この人は、かなりの部分で、自分自身と向き合っていると思います。
 人はここまで行ったとき、逆に偽善ではない愛が表出するのではないでしょうか・・
 この本は、読んでいる時も、読み終わった直後も、それほど良い感じはしませんでした。
 しかし後からボディーブローのように効いてくるのです。負けた・・と。
「本や評論に、勝ち負けなんか無い」なんて言う人は、始めから読まない方が良いです。
 一人ぼっちにならないですむ・・というのは、時空と融合しているためだと思います。
 私が不思議な調査を始める前、「一人ぼっち」を感じてしようがありませんでした。
 大学時代に作ったラジオドラマのテーマも、それでした。
 人は、一人ぼっち感覚を乗り越えようとして生きているのです。
 それは崇高な愛の教えで乗り越えられるものではありません。
 それは崇高な芸術で乗り越えられるものではありません。
 この本の中に出てくるような、日常的な小さな戦いの積み重ねで乗り越えるしかないのです。
 私はそれでこの仕事に入りました。一人ぼっちになりたくなかったからです。
 一見無意味な調査でも続けます。最近つまらなくなったと言われても、続けます。
 社会使命のためでは、もっと、ありません。
 本の中では、数多くの男とのセックスについても、「減るもんじゃないから」どんどんヤッてみろと言います。
 減るもんじゃない・・これは普通、男のセリフです。
 精神世界では、積み重ねる方を重要視します。
 安彦さんの本には、当然「積み重ねる」などという単語は出てきません。
 減るもんじゃないし、嫌だったらトンズラしろ・・てす。
 みなさん、この感覚で生きていますか?積み重ねて、いませんね?

憑依(2002/09/14)

 北京に着くと、すでにホテルに一人待っていました。彼は憑依されるのが特徴です。
 精霊の場合、本人は自分の意識を持ったまま、別人格の精霊が別の部署に出てきて質疑応答をするのですが、今回はまるごと憑依です。
 彼は31歳・・まだまだ若いです。物静かな感じです。
 念仏のようなものを唱えると、突然様相が変わりました。物静かな感じから、怖そうな人になりました。
「おい、タバコくれ」なんて言いました(笑)。
 マスターなのに、タバコを吸うのです。肉体の本人はタバコを吸いません。
 私が「何のために三次元の肉体に憑依するのですか?」と訊けば、「決まっているだろ・・タバコが吸いたいからさ」なんて言います(笑)。なかなか正直なマスターです。
「でもな、たまには人の病気も治すんだよ・・」とも言いました。
 私を見て「お前は胃腸が悪いな・・」なんて言いました。確かに、中国に来てから便秘気味です。
 いきなり彼が苦しそうにもだえ始めました(笑)。
 彼の奥さんも来ていたので聞けば、別のマスターに変わるためだと言うのです。
 れれれ・・今度はナヨナヨしている(笑)。
「お酒、頂戴・・」なんて言っています。その声はオカマです(笑)
「おいしいわ、お酒は久しぶり・・」
 むむむ・・りんごちゃんより上です。だってりんごは声を変えませんから・・
 ひとしきり飲んだところで「あんた誰?」と訊くと、「わたしはメスの蛇です」・・と(笑)。
 ヘビ女に取り憑かれた男・・
「メス蛇さん、なぜ彼にとりつくのですか?」と訊けば、「彼は大した知識を持っていないからです(要はバカだと)」・・・と(笑)。
 知識は憑依する側には邪魔になるらしいのです。しかしそこまで正直に言いますか(笑)。
 その後、私の胃腸を治すためにベッドに移るのですが、それがすごいパフォーマンスです。
 お湯の入った湯飲みを置かれた時は、体が固まりました・・痛いの、熱いの・・
 優しくして〜・・何か恨みでもあるんでしょう?りんごに・・(笑)


9月15日の報告(2002/09/15)

 今日来た人も、体の別の部分で喋る人でした。
 一つの現象がこれほど続くのも珍しいです。このまま流れに任せましょう。
 今度はお腹で喋る人でした。
 でも今までとはちょっと違いました。木星人でも金星人でもありません。
 喋る精霊は「高い次元の存在」だと言いました。
 ですので精霊とは言わずに「存在」と言うのが良いと思います。
 ひとしきり世間話が終わったあと私は訊きました。「なぜこの地球人に取り憑いたのですか?」
 存在は言いました。「地球人を指導するためです・・・」
 出ました・・「指導」が(笑)
 存在は続けます。「地球人の行いはひどすぎます。戦争をしたり、テロをしたり、自然を壊したり・・もう時間が無くなってきました。」
「何の時間が・・ですか?」・・と私。
「再生するための時間が・・です。」
「どうなろうと、放っておいてくれませんか?」・・と私
「あなたは今のままで良いと思うのですか? 愛に目覚める人もいるのに、まだ金儲けに走る人っている人もいる地球に・・」
「愛に目覚めた人と金儲けに走る人の価値観に、上下の差がありますか?」
「もちろんあるでしょう・・」
「みんな同じでは無いですか?」・・と私
 ところで部屋には10人を越す人たちがいました。
 その人たちはこの超能力者(存在を媒介する宿主)の信奉者のようです。信奉者たちは存在が何か言うたびに頷きます。
「あなたに訊きたいことがあります」と存在は言いました。
「はい、何でもどうぞ」・・と私
「あなたは何の為にこのような調査をやっているのですか?」
「目的は二つあります(こういうときはハッキリ言う私です)。一つは時空の謎を知りたいから・・。もう一つは自分が生まれてきた目的が分からないからです。」
 だいぶ間があって「はあ、そうですか・・」と存在はつぶやきました。
 私は「いのちの世界」を見せながら、今までの調査の概略を説明しました。
 いのちの図に書かれた最高次元は7次元です。それを見て存在は言いました。
「この世界観は狭すぎます。私は9次元まで行くことが出来ます。」
 私は訊きました。「あなたは地球に住んだことはありますか?」「ありません。」
「住んだことが無くても、地球人の生きる目的が分かるのですか?」「分かります。」
「それは何ですか?」「それは言えません・・・」
 それでも私の話を聞いているうちに存在は言いました。
「森田さんは私と同じ、天界の住人でした。今回、間違って地球に降りてきました。」
 地球は、間違って来る場所なのでしょうか?(笑)
 信奉者の中には市長もいました。彼は訊きました。
「災害が起こったとき、助かる人と助からない人がいるのはどうしてでしょうか?」
 存在は答えます。
「善い行いをした人は大抵助かります。悪い行いをした人は助かりません。善い行いをしたのに死ぬときがありますが、それはあの世で悪い人を管理する人が必要だからです。」
 市長は「ミンパイ(よく分かりました)」と言って納得しました。
 聞けば、この存在の上にはスーパーマスターのような存在がいて、その存在に派遣されたのだそうです。上の世界はハイアラキーです。

 私の突っ込みはここまでです。
「日本にはこのような事例は少なくて、不思議現象は中国が一番です。中国は素晴らしい国です。」と言うと、「でしょう・・・」と言う存在でした(笑)。
 なぜか中国びいきの存在です。広い地球はどうしたのでしょうか?(笑)
 しばらく世間話をしていると、存在は「私をだんだん好きになってきたでしょう?」と言うから、「はい・・」と答えざるを得ず、そしたら宿主は、とても満足した顔で微笑みました。
 そして「これも縁です。この縁に巡り会った森田さんはとても素晴らしい真実を発見して、本に書き、その本は売れるでしょう」と言うので、「もう書きました。それは既に売れています」と言ってしまいました。
「あら・・そう」・・と存在(笑)。
 さて、一昨日までに会った太陽系の精霊たちは、こういう「教える」という感じではありませんでした。
 会社の未来の吉凶を聞けば、われ先にと日本にすっ飛んでいって調べて、答えてくれました。
 今日の存在は違います。同様の依頼をしたら「初めて会ったのに、そんなことは出来ません」と、冷たく断られました。
 むむむ・・どちらが愛に生きているでしょうか・・
 太陽系の精霊たちはビジネスに走っています。人の相談に乗ったり、セミナーを開いたり・・
 しかし「存在」は、彼ら(太陽系の精霊)の次元を「低い」と言いました。
 でも「存在」の出現で、太陽系の精霊たちの立場が、私の中で上昇しました。
 太陽系の精霊たちは、友達感覚なのです。しかし存在は、先生感覚なのです。
 私と意見の相違を感じたとき、存在は言いました。「人それぞれです」・・と。
 私はよっぽど言おうと思いました。「おめーは、人じゃ、ねーだろう」・・と(笑)。
 存在は食わなくて済むのです。この差は大きいのです。
 存在だって、人間界に降りてくれば、食う為に色々しなければならないはずです。
 そういうことを、太陽系の妖精はよく分かっていました・・
 今回の存在はお腹で喋るのですが、その声は喉から出ます。ですので腹話術と区別が付きません。
 しかも声がとても大きいです。いわゆる普通の声です。
 トラさんの友達(存在の信奉者ではない)が「何故こちらの方言で喋るのですか?」と訊くと、「こちらの人にとってはこの方が親近感が湧くからです」と答えていました。
 私は100%の欲を持って、六爻占術で株をやりました。
 もしもそれで占う能力が落ちるようなら、私は六爻占術をやらなかったかも知れません。
 善人しか使えない六爻占術なら、私はやらないでしょう・・
(私の隣にいるのが、存在の宿主、他はその信奉者)



 存在とその信奉者に見せて説明した私の「いのちの世界」は、存在から「狭い」と言われました。
 みんなで昼食に出て、彼らはそれで帰りました。
 部屋に戻ると、「いのちの世界」の図が、ポツンと置いてありました。
 あげると言ったのに、置いてありました。
 それはそうでしょう・・・信奉する存在から「狭い」と言われた図に、興味があるわけはありません。
 しかし私の図は、自分で調べて、何度も修正を加えたものでした。
 彼ら信奉者は、存在から言われただけでした・・一体、どちらが「狭い」でしょうか・・

 次に来たのは・・・やはり憑依する人でした・・・バタッ(笑)
 それは女性でした。クネクネと体をくねらせると、憑依した人に変身しました。
「あなたは地球の存在ですか?」と訊くと、「そうです、メスの蛇です」と答えました。
 それを聞いて、なにかホッとする私・・
 この宿主はまだ23歳の若さです。
 昨日の「ケダモノ」の傷がまだ癒えないので「ヘビ女さん、私を治療して下さい」と言えば、「まだ修行中で能力はありません」なんて言われて、断られてしまいました。
「蛇さん、竜になりたくはないですか? 蛇と竜の違いって、基本的に何ですか?」と訊けば、トラさんがメモ用紙を出してきて説明し始めました。
「蛇と申が相合で、辰が酉と相合で・・すると金に変わるので・・だから辰は変化ということを表しているのですよ・・」
 この説明がサッパリ分からず聞き返していると、ヘビ女が「す・・すみません・・私・・まだ蛇をやっているんですけど・・人間に返っても良いですか?」
「あっ・・(いたのね・・という感じ(笑))。はい、お戻り下さい・・」



 次に登場したのは、遠隔透視の得意な女性です。彼女にもマスターが付いています。
 まずはマスターに質問です。「なぜ彼女に憑いたのですか?」
 ちょっと間があって「私の修行の為です。」
 う〜ん、素晴らしい・・・
「地球を救うためではないのですね・・」と念を押す私・・
「はい、自分の修行の為です。」
「では早速ですが、修行の一環として、私の母親と私の会社を透視してもらえますか?」
 ちょっと沈黙があり、次のような答えがありました。
・森田さんはお母さんによく似ています・・当たっています。
・お母さんは腸が悪いです・・・はい、最近腸閉塞で入院しました。
・お母さんは足が悪いです・・当たっています。毎日歩く練習をしています。
・会社の経理は女性です・・当たっています。
・会社にはもう一人の責任者がいて、彼は背が小さくて太っています・・当たり
・その責任者は遊びすぎです・・当たり
・会社は印刷の仕事で忙しいです・・当たり(テキストの印刷)
 以上ですが、当たり障りのない用件とはいえ、100%当たりでした。
 私個人の今後については、
・今年の前半は金運がありました。しかし後半はもっとあります
 げげ・・前半の金運は相当良かったと思います。後半はそれより良いのですか・・
 いよいよ田中商事が1500円超えか?(笑)
・しかし再来年はもっと金運が良いです
 およよ、再来年はドーンと行きますか・・アブナイ銘柄に(笑)



 次に来た人は、超能力足裏マッサージ師です。
 しかし実際にやってもらった結果、ただ痛いだけで、どこが超能力だと・・(笑)



 ところで昨日のヘビ女に取り憑かれた男に付けられた傷です。白いのは紙のパンツです。



 こうして一日が終わりました・・・

トラさんがなりたかったもの(2002/09/16)

 トラさんは、小さい頃は画家になりたかったそうです。次は医者だそうです。
 高校に入ってから外国語が始まりましたが、英語が馴染めず、日本語に切り替えて、大学受験は日本語で受けたそうです。
 大学を卒業するとき、国から職業の割り振りがあるのですが、トラさんは決まらず、卒業後、一ヶ月待たされたそうです。そして言われたのが考古学者・・
 当時、考古学者というのは、トラさんにとって積極的にやりたい職業ではなかったそうです。
 それで考古学をやりながら密教の修行に入りました。すごい修行者になれるのではないかと思ったそうです。
 しかし彼は、このまま修行を続けると、こちらの世界に戻れないという気持ちを抱き、やめました。
 その後、六爻占術と出会いました。今では、未来を知ることのできる第一人者になりたいとのことです。
 これはおそらく最後の「やりたいこと」になると言っていました。
 医者への興味は、六爻占術で病気を治すことに通じています。日本語は、文献を日本に残すことに通じています。
 密教の修行は霊感に通じています。そして考古学者という職業も、もちろん通じています。
 ここにくる飛行機の中で暗動の話をしました。
 日から冲されて、月から剋されて動爻から生じられていると暗動になるかならないのかギリギリの線です。
 でも暗動と解釈して当たった例が幾つもあるそうです。単に日破として解釈されるときもあるそうです。
 彼はまだまだ研究中ですが、常に現実に当てはめて開発しているのがすごいと思います。
 「過去」とか「ルール」に縛られていると、こういうことは出来ません。

9月16日の報告(2002/09/16)

 今日最初に来たのは、超能力でダイエットする人でした。早速やってもらいました。
 ベッドに横になると、彼はツボを押し始めました。
「ここのツボが開いてないよ」と言うのかと思えば、逆でした。
「関元穴」というツボを「閉じる」のだそうです。
「閉じる」というのは語弊があります。
 開いたり閉じたり自由自在に出来るように、活性化するのだそです。
「関元穴」というツボは丹田の少し上にあります。
 通常このツボは開きっぱなしなので、エネルギーは入る一方です。するとお腹はドンドン膨らみます(笑)。
 ここを活性化すると、太るエネルギーは出して、それ以外のエネルギーを入れるのだそうです。
 既に彼は17年のキャリアがあり、この方法でお腹を引っ込めた人は、数限りないそうです。



 私はここに来る前に、一つの悩みが発生していました。
 ニッセンで頼んだチャイナ服が、いつもの13号で入らないのです(笑)。
 もっと昔は、11号でもOKでした・・
 ぽっちゃり系に近づきつつあるりんごちゃん・・ゲッ・・(笑)
 少なくとも13号のワンピースが入るようになりたい・・この切なる想いが伝わりました。
 彼を捜してくれたのは、歌ヒーリングのお姉さんでした。
 スリーショットの前に置いてあるのは、りんごの写真です。
 歌ヒーリングのお姉さんはとてもビックリしましたが、今日私と会った瞬間に「あれ、この人は女性だったかな・・」と思ったそうです。



 その次に来たのは、天女の舞でヒーリングする女性です。紹介者はやはり歌ヒーリングの彼女です。
 天女の舞で病気が治った例は沢山あるそうです。
 天女はただ踊っていただけではないのです。天下の人々を癒すために踊っていたのです。
 最初、診断と称して私の体を触りまくるのですが、それだけでも癒されそうでした(笑)。



 午後来た人も、歌ヒーリングのお姉さんの紹介です。
 女性です。でも旦那さんもついて来ました。
 彼女はピアノを弾くように、ヒーリングをするのです。
 五本の指は、陰陽五行に対応しているのだそうです。
 それはピアノのように患者さんに当てられると、自動的にエネルギーが出るそうです。
 しかも、病気の箇所にたどり着くと、指先から見えない針が出て、患者さんに針治療をします。
 この能力が買われて、今では病院に勤務しているのです。
 でも旦那さんは彼女が別の男性に触れるのを良く思っていなくて、病院勤務は反対しました。
 で、今回も一緒に付いてきたのです(奥さんは美人だし(笑))。
 「体験」は、またまたベッドの上でした。
 彼女はまず、私の頭の上でピアノを弾くように指をダンスさせました。
 すると驚いたことに、私の体中から汗が出始めました。
 クーラーをつけてもらいました。
 指のダンスが頭の中心部に移動したとき、「針」が突き刺さりました。
 チクッという感じですが、耐えられない痛さではありません。
 その後、私は横になり、指が体中をピアノのタッチで移動します。
 悪い箇所には「チクッ」がきます。
 されているとき、だんだん眠くなり、彼女が帰ってから一時間くらいぐっすりと眠ってしまいました。
 病院でやっている時も、チクチクされながらも、患者さんは寝てしまうそうです。



 今日は三人のヒーリングを体験しましたが、三人三様で、なかなか良かったです。
 天女の舞についてトラさんは「舞っている時、すごいエネルギーが飛んできました」と言っていました。
 今思い出してみると、舞は、右回りの回転がメインになっていたようです。
 ダイエット超能力に関しては、事前に胴回りをメジャーで測ってあります。
 変化をお知らせします。

<その後の経過(2002/09/18)>
 ダイエット超能力者は言いました。
「二三日すると驚異的に効果が出始めます」・・と。
 今計ったら、お腹が4センチ縮んでいます。
 バストは変わらず・・これって、すごいかも・・

よもやま話(2002/09/16)

 歌ヒーリングのお姉さんが六爻占術に興味を示して、大変です。
 暇さえあればトラさんに聞いています。弟子になる可能性もあります。
 昨日来た、遠隔透視の女性は言いました。「再来年はとても財運が良いです。」
 これは既に書きましたよね・・続きがあったのです。
「森田さんの場合、特に会社関係では、易が助けてくれるでしょう」・・と。
 むむ・・いよいよ機関投資家か・・(笑)
 ダイエットの超能力者に言われました。「二三日はお腹が膨れて、おならが出ます」(笑)
 その通りに事は進んでいます。
 日本食の店が近くにあります。昨日はてんぷら定食、今日は焼きおにぎり定食を食べました。
 中国人の女性が和服で対応してくれて、おしぼりやお通しまで出て、定食(みそ汁、お新香、茶碗蒸し、デザート付き)が300円というのは安い・・
 夜、「マッサージいかがですか?」という電話があります。
 まさか、昼間来たヒーラーが来ないよね・・(笑)
 天気はずっと良いです。一度も雨が降っていません。
 北に飛んできたのに、とても熱いです。部屋では時々クーラーを入れます。
 おまけに西日が強くて、昼間から遮光カーテンを閉めて、ベッドで女性にヒーリングされていると・・(笑)
 中国の職業選択は、政府から言われた職業を拒否することも出来ます。自分で勝手に探すことも出来ます。トラさんは言われた通り、考古学者になっただけです。
 ピアノタッチのヒーラーの女性に付いてきた旦那・・やることなくて、ウロウロ・・・(笑)
 足の裏をマッサージする女性・・
「森田さんは目が乾いているでしょう。」
「はい・・、言われてみれば・・そんな気が・・」
「これで乾きが止まると思います」
「いてててて・・・」
 涙で潤ったのでした・・
 存在は、95人を経ています。
 つまり彼女に辿り着くまでに95人に取り憑いたのですが、みんな「ダメ男」「ダメ女」だったそうです。
 それって、元々人を見る目が無かったんじゃないの?(笑)
 しかし「ダメ男」「ダメ女」が人間の本質だってことに、気付いていないのでしょうか?
 捨てられた男は、今、どこに・・(笑)