テーマ:「中国紀行2004.09(3)」
要旨:
四柱推命について、トラさんとダンさんから色々な話を聞きました。
六爻占術で変更した運命を四柱推命で見ると、人生の分かれ道とそれぞれの人生経路が出ているのだそうです。また、四柱推命では相性を詳しく見ることも出来ます。
但し、四柱推命で運命改善法までは出せません。そこで六爻占術を使えば、事前に改善法を出して、改善後の人生を四柱推命に反映させて見ることが出来るのです。
三人の仏教修行徒に会って質疑応答をした時、トラさんの口から名言が次々と出ました。
修行をしてレベルの高い人には宇宙のルールが適用されないので占いをしても外れると言う彼らに対して、トラさんは占いが当たるか外れるかは相談者のレベルは関係せず、占い師の実力と運だと答えました。また全ての人が仏になることは、陰陽で成り立つ世界とは矛盾するとも言いました。
修行徒達は修行すれば五行からの影響を超えることが出来ると考えていましたが、トラさんは、肉体を持つ限り五行からの影響を超えられないと言いました。
私はいつの間にか修行徒の話よりも、トラさんの話の方に夢中で聞き入っていました。
たった一人しか知らない方法を知っている人から占ってもらいました。生まれ年の干支と占い日時の情報から卦を出すという、六爻占術と四柱推命が合わさったような方法でした。これで5日以内の株や商品先物取引まで正確に占えるといいます。
この人から聞けた重要な話は、干支と十二支の組み合わせは60通りしかないので、歴史を超えて同じ運命の方程式を持つ人が存在し、螺旋の様に循環しているということでした。
占いによれば、私は宇宙の仕組みを解明していきますが、本当に理解する人は少なく、これからますます孤独になっていくのだそうです。それも宇宙の始まりからの宿命だと言いました。
彼の占いはほとんど当たっていました。苦労はなく自由だと言われ、実際に幸せな生活をしていますが、もっと孤独にならなければいけないというのは辛いです。
目次
○運命の分かれ道は内在されていた(2004/08/30)
○癌を治す超能力者(2004/08/31)
○喋る巨乳(2004/08/31)
○トラさんの名言が続出した午後(2004/08/31)
○触れずに治す整体師(2004/09/01)
○雑誌の取材(2004/09/01)
○トラさんの弟子達(2004/09/01)
○万病が治り、若返ると言われているツボ治療(2004/09/02)
○たった一人しか知らない占い方法(2004/09/02)
○物質化に成功した弟子(2004/09/03)
運命の分かれ道は内在されていた(2004/08/30)

 今、北京に向かう飛行機の中です。
 トラさんとダンさんから色々なことを聞き出しました。
 例えばウサギ八匹で運命を変えた例が、六爻占術のテキスト第四巻に載っています。あれは盲師派四柱推命で見るとどう解釈されかと言うと、人生の分かれ道(選択肢)として、四柱推命にも両方の人生経路が出ているのだそうです。
 でも最初に四柱推命で判断するときは、やはりお父さんは、確率的には死ぬ運命の方が高いのだそうです。でも低い確率として助かる道もあるのです。
 ところが四柱推命では運命改善法までは見ることが出来ません。だから普通はその年に死ぬと判断されます。
 でも娘さんが大学院の受験に遭遇し、六爻占術で判断しました。その結果、運命が変化して、お父さんは生きるルートに変わったのです。その「生きるルート」も四柱推命の中に存在していたのです。
 ということは、四柱推命には低い確率として、変更される運命も内在していると思われます。
 私は既に六爻占術において運命を変更しています。でも、四柱推命で解釈したのが昨日なので、既に変更されたルートで解釈されたと考えられます。
 やはり四柱推命とて、固定された運命を出すわけではないのです。
 言い方を変えれば、私たちは生まれる前に、「確定的に決まった運命」を「決めてきた」わけではないのです。
 
 もう一つの例を出しましょう。
 四柱推命では、生まれた時間が分からないと正確な判断が出来ません。
 トラさんにそれを言ったら、「その人に起こった出来事から、生まれた時間を逆算することが出来ます」と答えました。早速やってもらうことにしました。
 私の会社には生まれた時間を知らない社員がいたので、空港からその社員に電話をかけて、生年月日と今までに起こった主要な出来事を聞き出しました。
 そしてトラさんとダンさんに逆算してもらいました。
 まずは子の刻から始まって、生まれた時間による性格を出していきます。そしてその社員の性格と合う時間帯の候補を出します。そして社員の人生のイベントから、最終的に生まれた時間を特定するのです。
 ここで面白いことに遭遇しました。その人の父親が亡くなるべき年が、二つ出たのです。
 実際はその一つに合致していたのですが、もう一つの年は何だったのだしょうか・・もしかすると、運命変更した場合のもう一つのルートかも知れないと思いました。
 トラさんはさらにもう一つの例を話してくれました。
 四柱推命は相性占いを得意とします。
 例えばある年に二人の間に邪魔が入り、二人が別れる羽目になると出たとします。その時は事前に六爻占術で改善できるのだそうです。そしてその結果を四柱推命にも反映させて、その後の二人の人生を見るのです。
 まるで変数が幾つもある数学の方程式を解くような感じです。
 四柱推命で相性を見るのも、とても面白そうです。
 例えば二人が相冲の中だと、六爻占術では良いと判断されません。ところが四柱推命ではお互いの五行の数を調べます。そして一方が足りない五行を一方が余計に持っているとすれば、とても吉だと判断するのです。
 こういうカップルは無いものをお互いに補完しあうので、お互いが相手を必要とするからです。
 やはりこうなると、四柱推命と六爻占術は両方とも必須かも知れません。
 そしてトラさんとダンさんが親友だったというのは、凄いことだと思いました。
 もう一つ言えば、六爻占術を知っていると、四柱推命を勉強するのは比較的楽です。十干や十二支を使うからです。
 でも違う部分もあるそうです。未と戌は金を生じないそうです。つまり十二支の中で四つある土の五行の中では原神として活躍できるのは、他の十二支と同じく二つになるのです。
 今四柱推命が私の前にデビューしたのも、もしかすると私の運命の中で、「四柱推命の空亡」が開けたのかも知れないと思いました。

癌を治す超能力者(2004/08/31)

 彼は癌を治すのが得意です。病院の診断書を持っていくと治療してあげます。これは病気を判断できないわけではなく、病院の証明書があれば、治した結果がよく分かるからです。
 同行者に誰も癌の人がいないので体験できず、困っていたら、同行してきたトラさんの弟子の友達が子宮筋腫であることが分かり、それで代用しました。
 写真を見ればわかるように、ほとんどイメージ治療でした。治ったかどうかの結果は、弟子から知らせてもらうことにしました。




喋る巨乳(2004/08/31)

 宇宙の精霊が巨乳に宿った女性と会いました。彼女は胸から声が出ます。
 あるとき胸が痛くなりました。でもそれは宇宙の精霊が入り込んだためだと分かりました。胸の痛みが取れたとき、胸が喋り始めました。
 以下は私との質疑応答です。
森田「あなた(精霊)は何歳ですか?」
精霊「人間の年からいうと8才です。」
 おおおお、本当に胸が揺れて、音(声)が出ました(笑)。
森田「宇宙の年では何歳ですか?」
精霊「知りません、年は地球の公転の回数でしょう?」
森田「がーん。そうでした・・。私も地球に囚われていました(笑)。」
精霊「精霊というのも、人間の勝手な言い方です。」
森田「がーん・・そうでした・・。まるで女王様みたいですね・・あなたは女性ですか?」精霊「男です。」
森田「えー、男なのに、女性の胸に宿ったのですか・・(エッチな奴め)」
精霊「・・・」
森田「宇宙人のあなたに聞きたいです。運命は決まっているのですか?」
精霊「そんな質問には答えられないです。」(機嫌を損ねた精霊(笑))
森田「あなたが男だとすると、女性の精霊と恋に落ちることはあるのですか?」
精霊「そんなのも、知らないです。」
本体の女性「もうお終いにしようと言っています。」
 がーん・・精霊に嫌われた私・・(笑)
 ところで男の精霊が宿っていることを知らずにこの女性に恋に落ちたとします。そして女性の胸を愛撫しようしたとき、胸から男の声がしたらビックリするでしょう・・
「おい、なめんじゃ、ねえよ。」(笑)


トラさんの名言が続出した午後(2004/08/31)

 今日は仏教の修行をしているという人が三人来ました。その質疑応答の際、トラさんの名言が幾つか出ました。
 トラさんの名言の方が仏教修行徒よりもよほど重要なので、心して読んで下さい(笑)。
 以下、仏教修行徒を「彼ら」、トラさんを「トラ」、私を「森田」と書きます。
 
彼ら「超能力とは仏教の考えでは泡のようなものです。超能力だけを目指せば、それは修行の邪魔になります。私達は仏の世界を解明するため、修行しています。超能力は確かに人を説得させる働きがありますが、私達は人々を仏教に導くため、目覚めさせるためにやっています。」
 私は彼らの喋りを制して訊きました。
森田「人間は何のために生きるのですか?」
 意外な質問だったのでしょうか、女性の方が笑いました。
彼ら「人間はそれぞれ、持っている生命の次元が違います。それによって生きる道も違います。普通の人はお金や名誉などの欲望があります。修行の心得のある人は仏様になって生きるので、欲望とは縁が無くなります。」
森田「今、仏様の生き方とおっしゃいましたね・・それはどんな生き方なのですか?」
彼ら「仏とか菩薩とは、よく修行した人のことで、人間界からその世界の人になりました。普通の人は本物を知りません。欲がなく、慈悲の心があり、相手を救いたいという気持ちが仏の生き方なのです。」
 私は切り口を変えて突っ込みます。
森田「では訊きます。この宇宙は仏様が作ったのですか?」
 ・・かなりの沈黙・・
彼ら「道教の理論を読むと分かるのですが、宇宙には元々陰陽が混沌とした世界でした。そして一定の時が過ぎると陰陽に分かれてきました。ですので仏が作ったものではありません。」
森田「ああそうですか・・仏は後から出てきたのですね・・」
彼ら「・・・」
森田「仏が後から出てきたのだとすと、仏も作られた存在ですね・・」
彼ら「世界に対する考えは修行によって違います。宇宙を見る角度も違います。」
森田「ほう・・修行がレベルを決めるのですか・・」
彼ら「森田さんの前世は良く修行をした人でした。道教も修行した人でした。出家してあちこちを行脚していました。」
森田「前世など興味もないし、知りもしません。」
 ここで私は「いのちの世界・中国語版」を出して、概略を説明しました。
森田「この図に描いているように、この三次元の世界は結果の世界なのです。」
彼ら「そうではありません。過去は現在の原因です。つまり今は過去の結果です。だから今は未来の原因に当たります。」
森田「私がチベットで触れた仏教では、未来が現在の原因でした。」
彼ら「それはおかしいです。人間だって頭が原因で、下が結果です。逆さまにはなりません。」
トラ「60年代の中国にはライホウという人がいました。生まれつき良いことをするのが、好きでしたが、事故で若い時死んでしまいました。彼を慕う人は多かったですが、批判もありました。なぜなら若くして事故死したからです。徳を積んだ人ならそういう死に方はしないはずだというのが批判する人の意見です。でも前世で悪いことをしたのが原因で事故で死んでしまったのなら、今世に良いことをするという気持ちあるのでしょうか?矛盾していると思います。」
森田「その通りですね。前世に悪いことをした人が、生まれつき良いことをする人には生まれませんね・・」
 私とトラさんが納得し合っているのを見て、彼らは話題を変えます。
彼ら「今の世界は物質の世界です。肉眼で見えるもの、見えないものがあります。前世を一般人は知りません。見えない物質と似ています。見えないけれど存在しています。今一般人がやっていることは見える世界のことです。私たちは修行によってそこからレベルアップします。」
森田「修行するということは、未来にもっと良くなりたいという欲ではありませんか?」
彼ら「それは欲とは違います。普通の人は自分のため・・ですが、私たちは他人のためにやるので欲ではありません。目的が違うのです。」
森田「普通の人とそうでない人の差は、何ですか?」
彼ら「普通の人には宇宙のルールが適用されています。レベルの高い人はこのルールの中に入っていません。普通の人の行いは占えますが、この人達の行いを占おうとすると外れます。念仏する人、出家する人は占いをしません。しても外れます。レベルが高くなればなるほど占いも外れます。」
トラ「私は念仏する人、出家する人を何人も占いました。彼らから占いに来ました。出家した人でも占いに来ます。そして私は出家した人に対して占いを外したことがありません。でも良い運が出ることは多いです。しかし出家した人とて、宇宙のルールから外れることはできないのです。しかも占いが当たるか外れるかは、来訪する相談者とは関係ありません。レベルを問うならば単に実力と運です。」
森田「運?・・ひょっとして占い師の運ですか?」
トラ「そうです。私の運が良いときはほとんど当たります。卦を間違えても当たります。外すのは私の運が悪いときなのです。これは占い師以外でもそうだと思います。運の良いお医者さんは患者に好きな薬を渡しても治すことができますが、運の良くないお医者さんは名医でも薬を間違えたり医療ミスに繋がります。」
森田「なるほど・・・。と言うと、年運の悪い時期に、自分にとって重要な事は占わない方が良いかも知れないですね・・」
トラ「あと、修行して仏を目指すとか、人々を仏の道に導くとかの考え方もおかしいです。魂はもともと陰陽的なものなのです。悪魔がいなければ、仏が出来ません。全員が仏になることは、この世の成り立ちとして矛盾します。」
 トラさんと私がやりとりして彼らを無視していたので(笑)、彼らが割って入りました。
彼ら「森田さんがこの世に生まれたのは使命があるからです。前世、出家したお坊さんで、いろいろなことを知り、今世、文字で整理するための使命を持って生まれました。森田さんに好奇心が旺盛なのは、前世の何らかのカルマを乗り越えるためです。ですので森田さんは意識して好奇心を出しているのです。」
トラ「好奇心は生まれつきのものです。意識して作り出すものではありません。それは盲師派四柱推命からも分かります。」
 ここで場がかなり白けました(笑)。なので私が話題を変えました。
森田「宇宙は精神レベルを高めるとかではなく、自由に向かっていると思うのですが・・(ここで長々と私の自由論をぶちまけます)」
彼ら「その通りです・・森田さんは正しいです・・」
森田「アメリカは経済のため動いています。それはまだ不自由な世界です。自由の女神が立っていますが、自由の意味が全然違います。」
彼ら「アメリカに自由はなくなります。テロを防ぐため毎日忙しく動いている人がいます。国民も不安になっています。自由を広げるためにやっていましたが、今は自由ではありません。武力で自由を狙って、逆になってしまいました。中国は正しい行いを人に与えて自由を目指すのです・・」
(私は反論しません・・だってそろそろエンディングに向かいたいから(笑)。ところがここで彼らの発言を受けて、トラさんが凄いことを言いました。)
彼ら「自由の問題は大事です。普通の人は五行の影響を受けています。しか修行している人は五行からの影響が無く生きられます。私達はそれを目指しています。」
トラ「肉体がある限り、五行からの影響を超えられませんよ。」
森田「ということは、肉体を離れれば五行の影響から外れることが出来るのですね。」
トラ「はい、出来ると思います。肉体は陰陽を持っています。だから出来ません。胎児はお腹にいるときは陽性です。産まれる瞬間、魂が入り、陰的になり、バランスします。」
森田「うーん、深い・・」
トラ「修行に関してですが、占いも修行に似ています。私は何年かに渡り六爻占術をやっていますが、霊感がとても高まってきました。相手がコインを振る前に結果が分かるときが多いです。」
森田「つまり相手が持ってきた場から、直接判断するのですね。」
トラ「はいそうです。コインを振る前でも、何も考えずに相手に言えば、大抵当たります。」
森田「うーん・・私は卦を判断するので一杯一杯なので、そこまで達しません・・」
(ここで、「あれ、彼らもいたんだっけ」・・という状態になりました(笑)。)
 最後はこれも縁ですと言い、記念写真を撮りました。



「いのちの世界」の図を出したのは二回目でした。
 最初は、物質化が出来る女性でした。
「不思議な事なんて研究して何になる?」と言った女性でした。
 祭壇に向かう前、彼女はその図を大事そうにハンドバックにしまいました。
 今日の修行者が帰った後、三枚が机の上に散らかっていました・・・。
 トラさんは「六爻占術が当たるか外れるかは、自分の運に左右される」と言いました。
 例えば九割当たる実力があったとします。その九割を大事な占いに振り向けられるか・・・逆に当たらない一割を大事な占いに持っていってしまうか・・
 六爻占術師は自分の運を知ることが大事かも知れません。


触れずに治す整体師(2004/09/01)

  
 46歳にして触れずに治す整体師が来ました。
私「あなたは整体師なのに、触れずに治すのですか?」
彼「はい、イメージだけです。手からエネルギーを送るのは低いレベルです。イメージだけでなので、患者には何にもしていないと思われることが多いです。しかし半身不随の人や、骨折して、病院では完治できなかった人を治しました。」
私「実は子供の頃病院で病名を間違えられて、盲腸なのに赤痢病棟に入れられ、手遅れになりました。そのとき左足にドリルで穴をあけて抗生物質を入れたのですが(初めて体脱しましたが)、それが原因で私の左足は右よりも短いのです。直立しようとしても左に傾きます。それも治せますか?」
彼「やってみましょう。その前に長さを測っておいて下さい。」
 トラさんの弟子がメジャーを用意して、私の足を計りました。股下から計測しました。
 左足・・78センチ
 右足・・79センチ
 私はベッドに横たわり、彼は瞑想を始めました。私は左足にジンジンとするエネルギーを感じました。



 一分ほど経った時、彼は「終わりました」と言いました。同じく股下から計測しました。
 左足・・79センチ
 右足・・79センチ
 おお、ピッタリです。直立した姿勢もこの通り・・


 
 そしてツーショット


雑誌の取材(2004/09/01)

 今日は逆取材を受けました。
 彼は雑誌の記者です。不思議研究所の活動の特殊性について訊いてきました。
 例えば中国では今、世の中に役立つ超能力は認めようという流れにあるそうです。医療や産業などの分野に取り入れようとしているのです。
 不思議研究所はどうか・・と訊かれました。
 以前にもスプーン曲げが流行った時期がありました。あの時も同じ事を言われました。
「スプーンを曲げて、どうするの?ペンチで曲げた方が早いじゃない・・。一体何の役に立つの?」
 私がやっていることは、役立つかどうかということは問題にしていません。
 記者は言いました。「それは今の世の中の流れとは、逆行していますね・・」
 今度は『不思議の友』について訊いてきました。
「発行するのに一体いくらかかるのですか?それをして何のメリットがあるのですか?」
 発行することそのものではお金が入らないので、役立たずだと言うのです。
 しかし年間で会員は一万人増えていると言うと、とても驚いていました。
「でも、タダでしょ?」とも言いました(笑)。
「役立たず」・・この単語はとても重要です。
 六爻占術を「役に立つ」から買った人は多いはずです。当たり前でしょうと言われればそうです。10万円もするのですから・・・
 しかし『努力なしで成功する法』を読めばわかるように、役に立ったらオシマイなのです。
 
記者とツーショット


トラさんの弟子達(2004/09/01)

 トラさんの弟子に初めて会ったのは、2000年の5月でした。
 若い女性がトラさんの部屋にいて、不倫をしているのではないかと思ったのです(笑)。
 だって占いなどまったく信じていなかった私は、弟子にするとか言って騙しているのではないかと(笑)。
 下の写真は2000年5月の時のものです。彼女は当時、中国一位のテニスプレイヤーでした。



 そして今回も彼女は来ました(左側)。彼女は今回のオリンピックで優勝した中国テニスチームのコーチでした。
 トラさんの部屋は美女の弟子達で華やいだ雰囲気に・・(笑)



 オフ会はレストランに移り、師匠と椰子の実ジュースを分け合う二人(笑)。
 向こうに写っている弟子は、テキスト第四巻に載っていますが、売春宿のママさんを運命改善で救った人です。
 彼はダンさんの弟子でもあったのです。私よりも先に盲師派四柱推命の勉強を始めています。



 彼らの前には美女の弟子が・・(笑)



 そして私の前にはテニスの女性が・・しっかりとトラさんに寄り添っています(笑)。



 彼女は面相もやっていました。テニスの女性は私に言いました。
「森田さんは面相がとても良くなりました。前よりも若くなりました。以前も若く見えましたが、今は30代に見えます。そして金運をはじめとする運勢がとても良い面相になりました。一緒にいて気持ちが良いです。」
 この弟子達はコアな弟子です。トラさんが北京に来ると、必ずと言ってよいほど駆け付けます。そして口述で教わります。
 不思議研のオフ会も美女揃いです(笑)。今度、合コンをしたいです(笑)。(写真を撮らなかっただけで、この他にもいい男は何人かいます(笑)。)
 前回の中国紀行でダンさんに密会嬢ができると占いの結果が出ていましたが、そんな次元を超えています。
 はっきり言って、私も嫉妬するくらいです(笑)。よりどりみどり・・
 中国ではスポーツ系インストラクターよりも、占いのインストラクターがモテるのです。

万病が治り、若返ると言われているツボ治療(2004/09/02)

体にかけるためのウイスキー



頭の上から温灸


  
お臍にはコショウをふりかけてから・・


 
アンヨにも


 
ツーショット


  
 この治療で、病気以外では、ハゲが治った人、白髪が黒くなった人、背が伸びた人とかがいるそうです。私は背が五ミリ伸びましたが、計り違いかも知れません(笑)。

光たった一人しか知らない占い方法(2004/09/02)

 今日来た人は、トラさんに言わせるととても有名な占い師だそうです。しかも実力もあるのだそうです。でも弱冠32才でした。
 何故そんなに有名かと言えば、2000年前からある占いが出来る、たった一人の人なのです。
 彼は5、6歳の頃からお父さんに基本的なものから習いました。今の中国では彼しか知りません。文献が無く、口述の世界の成せる業です。
 干支と占った時間を使って占います。兵法と深い関わりがあり、昔は戦いに使ったもので、秘伝とされているそうです。
 孫氏の孫の孫から伝えられたもので、戦いに戦わずしてどうして勝つか・・ということに焦点が当てられました。でも今は、生活の面で役にたてています。
 株や先物取引きの予測では5日間までは正しく占うことができるそうです。そういう意味では六爻占術とも似ています。
 占いに来る人が相談事を何も言わなくてもその相談事項を高い確率で判断できるそうです。この点では、六爻占術より凄いですとトラさんは言いました。
 彼は今、警察官でもあります。警察に所属して、刑事事件、盗難事件、殺人事件などを占いで解決しています。
 また、企業の顧問もしています。数人の金持ちを指導して経営を上手くいかせています。
 うーん・・手広い・・(笑)
 
 何か訊きたいことはないかというので、私は質問しました。
私「運命は決まっているのですか?それは変えられないものですか?」
彼「我々を含めて、宇宙の動きは決まっていますが、変えることも出来ます。」
私「どのくらい変えることができるのですか?」
彼「人によって違います。一部の人は少しか変えることができません。修行していると(彼は密教などをやっている)占いと同時に使って変えられる可能性は高くなります。」
私「ということは、何も修行していない普通の人は、運命の通り生きているのですか?」
彼「その通りです。しかし修行すれば少しは違います。お釈迦様は決まった運命は変えがたいと言っているが、変えられないとは言っていません。」
私「修行をしていない人は運命通りだとすると、普通の人は動物と同じではないですか?」
彼「動物とは違います。人間は意識が強いです。因縁もあります。良いことをすれば、未来に影響します。」
私「えー!!良いこととするのも、悪いことをするのも決まっているのではないでしょうか?」
彼「原則としては確かにそうです。しかしその人の生活環境、友人、教育などからも影響を受けています。外部からの影響もあり、同じではありません。」
 私はかなり不満ではありましたが、話題を変えました(笑)。
私「個人の運命の大半が決まっているとすれば、宇宙は何の目的に向かっているのですか?」
彼「うーーーーん、そんな問題は、考えたこともありません。」
私「だって決まったことを実現したって、宇宙にしてみれば、面白くも可笑しくもないでしょう?」
彼「ヒントになるかどうか分かりませんが、この世には同じ運命の人が何人もいます。それも歴史を超えて存在しています。例えば四柱推命では西暦のように一方的に数字が上がらず、循環しています。干支と十二支の組み合わせなので、60年とか数百年とかのレベルではまったく同じ繰り返しが出てくるのです。」
私「おおおおお、これは凄いヒントです。確かにそうです。四柱推命では生まれた年月日を干支と十二支でしか記述しません。ということは60の組み合わせしか出来ません。ということは過去に、私の同じ四柱推命の方程式の人がいたはずです。」
彼「その通りです。でも環境が違うので、別の人生を歩んだように見えるのです。」
トラ「そうですね。森田さんは今、四柱推命の方程式と言いましたが、私たちは『卦の式』という言い方をします。普通の人の目から見ると宇宙は昔と違って見えます。しかし卦の式は同じ時があります。人生が違って見えても、本質から見ればたぶん同じなのです。」
 私は紙に螺旋を書きました。それを見て彼が言いました。
彼「あなたは素晴らしいインスピレーションの持ち主です。全く同じ方程式でも人生の表現が違うということは、まるで螺旋なのです。」
 トラさんは螺旋の隣に「其大無外 其小無内 始環無端」という文字を書きました。
私「是非、あなたの秘伝の占いを体験したいです。」
彼「いいでしょう・・何を占いますか? できれば具体的にお願いします。そこから派生して沢山の情報も出ます。生まれた年の十二支は何ですか?」
私「分かりやすいので金運をお願いします。生まれたのは卯年です。」
 彼は紙に色々な文字と、数字を書き始めました。
 最初は卯年の人は同じ運命になるのかと思えば、彼の紙の上に本日の日付と時間を干支と十二支で書いたので、ちょうど六爻占術のように占った日が大切なのだと思いました。
 私はトラさんに言いました。
私「今日占うということは、宇宙の始まりから決まっていたのですね。」
トラ「そうです。」
 さて、彼は私の金運を中心とする判断を喋り始めました。
彼の入力データ 卯年生まれ 占った日・・・2004.09.01.22:25(亥の刻)
 
 森田さんには官職はありません。公務員にはなれません。
 他人のために仕事をすることはなく、自分で事業をする人です。自分の努力と人の協力でやっていきます。
 生活用品ではない、普通あまり使わないものを販売します。
 今年は重要な1年です。変わる年です。
 自分の知りたいこと(宇宙の仕組み)が、まだ解明できていません。来月、少し進展します。来年からもっと道が開けます。
 2001、2、3年は金運は良かったです。
 再来年は注意してください。直接的ではなく、間接的に騙されます。
 これからも、人間の普通の生活に使わないようなものを売ると、儲かります。
 森田さんは周りの人と考えが違うので、孤独感があります。既に森田さんは多くの人から支持されていると思いますが、森田さんを本当に理解する人は無く、寂しい思いをしています。
 夫婦の縁はうまくいっていますが、陰的世界を解明したいという欲求が強く、他の女性も必要です。それは肉体関係という意味ではありません。女性はもともと陰ですから、陰の世界を解明するには、やはり女性が必要なのです。
 自分のやる仕事は政府の関係のものではありません。そういうものを森田さんは嫌います。
私「苦労する年はありますか?」
彼「森田さんに苦労はありません。あなたは空中の女性(天女)のように自由です。しかし年を取るにしたがって孤独感が今よりも増します。それは誰もが理解することが難しい世界に入っていくからです。」
 ここでトラさんが言いました。
トラ「中国ではどんなに凄い占いの達人でも、なぜ当たるのかは考えていません。皆、生活に活かすにはどうすれば良いかを考えています。ですから森田さんのように宇宙の成り立ちまで考える人は、たぶん一人もいないと思います。日本でも同じではないでしょうか。」
彼「孤独なのは卯年に生まれ、今の瞬間に私に相談をした人の宿命なのです。」
私「でも孤独は嫌だぁ。」(笑)
 
 さて、彼の占いもほとんど当たってと思います。
 四柱推命に似ていますが、大きな違いは、占った日と時間を使うことです。まるで六爻占術と四柱推命が合体したような感じです。
 これで株や商品先物取引まで占えるというのですから、驚きです。
 しかも文献は無くて、口述でしか伝えないので、彼自身の存在価値が出て、有名になるのは当然です。
(ちなみに六爻占術のテキストは高いと言われますが、公開されただけマシだと思わねばなりません(笑)。)
 なぜ口述でしか伝えられなかったかというと、戦いに使ったからです。
 本は、中国でも一冊だけ出ていますが、デタラメだそうです(笑)。それが戦わずして勝つ方法・・
 だから占いの本を信用するのは危険だそうです。残念ながら日本に伝わったのは、そういうものが多いのだそうです。
 トラさんは彼のメモを凝視して、一生懸命に秘密を探ろうとしていました。トラさんは言いました。
「彼の占いもやはり用神を使っています。だから何を占いたいかを最初に特定する必要があったのです。しかし六親は六爻占術のように5個ではなく、10個も使っています・・」
 四柱推命が同じ時に生まれれ同じ人生の可能性があるというのは、すでに議論済みでした。そこに人生選択肢もあると言うのが、ダンさんの見解でした。
 今回の書き込みの重要な点は、歴史を超えて同じ卦の式が存在しているということです。 
 
彼とのツーショット


 
 私は今後、占いを中心に時空の研究をするのでしょうか?
 よく当たり、しかもやり方が公開されたものに出会い、それを切り口にして時空の研究をするのでしょうか?
 その占いはもちろん生活を改善するのに役立つはずです。
 だから「高い」と文句を言いながらも(笑)、それを購入する人(不思議研の会員)もいるはずです。それが私の次の調査費用になります。
 しかし、時空の秘密を解明しても、普通は何の役にも立ちません。
 でも私の周りには、時空の秘密解明に興味があると言う人が多いです。
 ところがその人は、自分が不幸になったらどうでしょうか?自分が三次元の苦労をしなければならなくなったら、どうでしょうか? 
 そんな時、時空の解明は二の次にはならないでしょうか?
 私はラッキーだったのでしょうか?ラッキーだから、こういう調査が出来ているのでしょうか?
 ホームページにも出たり入ったりする人が多いです。孫さんセミナーが直後は、超能力の話題で出てくる人・・六爻占術の実線会のコーナーにだけ書き込みする人・・添削を一生懸命利用する人・・
 中国には凄い超能力者は沢山います。彼らが時空の秘密を暴いたでしょうか?
 よく当たる占い師も沢山います。彼らが時空の秘密を暴いたでしょうか?
 私は超能力者になりたいわけでも、よく当たる占い師になりたいわけでもありません。
 そして・・自分の生き方を良くするために生きているわけでは、もっとありません。
 私は傍(はた)から見ればとても幸せな生活をしています。
 なのに、これからもっと孤独にならないといけないのでしょうか・・・
 孤独の方が辛くて嫌です。今日の占いは、当たっていそうなだけに、辛いです。

物質化に成功した弟子(2004/09/03)

 私とトラさんの紹介で、トラさんの弟子(椰子の実ジュースをダンさんと分け合っていた弟子)が孫さんに会いました。
 その時弟子は孫さんから5粒の薬と、物質化の仕方を教わりました。
 彼は毎日瞑想しました。いつも数珠を持っていて、例の呪文も唱えました。そして三ヶ月経ったとき、薬は7粒に増えていました。
 この写真はエレベータを降りるときに撮ったものです。エレベータの中でも彼はつぶやいていました。「オ○マミ○ビ○ン」
 このままいくと、合コンをやったとしても、日本側は勝ち目がありません(テニスの女性もいるし・・(笑))
 立て!!ニッポン(笑)



 トラさんは私を介して孫さんに出会いました。トラさんの弟子はその結果として孫さんに会いました。
 トラさんが弟子に教えたことは、日本にも伝わり・・孫さんが日本で教えたことがトラさんの弟子にも伝わり・・
 これって「合作」状態ですね・・・
 合作かキーだと言ったのは、ダンさんでした。ダンさんもまさに、私との合作に入ろうとしています。