もりけん語録
テーマ:「孫さん来日1999.09」
書き込み期間:1999/09/01〜1999/09/26
要旨:
FOW(フナイオープンワールド)と伝授会のため、孫さんが来日してきました。 初日に出た話は、解明のためにはトータルであることが最も大切だということでした。孫さんと沈教授と私とでは、蘇生に関する考えがバラバラです。でも孫さんは、それが素敵だと言いました。
機械を使って蘇生現象を起こす実験をやっている神坂さんの所を訪れました。神坂さんの機械では高速回転を加えることで、死んだ魚は生き返り、種は瞬間発芽します。孫さんも蘇生の時、エナジーの回転を意識します。
来日中に、HPでみなさんからの質問を募集し、孫さんに答えてもらいました。孫さんは一つ一つの質問に対して非常に真剣に正直に、そして楽しんで回答してくれました。

FOWの講演で、私は孫さんの存在感を生かすことに重点を置きました。
私や孫さんの話は「私達はもともと一つ」というようなスピリチュアルな解釈も可能でしょう。しかしそれは静的な気付きです。それよりも私達は、三次元での動的な時間の大切さを講演で表現しました。リリースしている時は悟っている状態と同じだというメッセージは、観客にも伝わった手応えを感じました。
「自分自身に嫌いなところはありません」と孫さんが言った時は、場内から拍手が出るほど盛り上がりました。

伝授会の時、コメントを求めてくる参加者に「無いものは無い」と言い切った孫さんにはしびれました。孫さんはどこまでも自分の感覚に忠実でいられる人なのです。
中国では、蘇生の本が出せない状況です。ですので、『不思議の科学2』が孫さんの蘇生について書かれた世界で最初の本になります。今回のイベントで孫さん達に入る報酬が、今後の蘇生研究の資金源となります。こうした形で貢献することが、私の孫さんへの役目だと思っています。

孫さんを私の自宅に招待したときに我が家の風水を見てもらったのですが、悪い所は一つもありませんでした。
その翌々日には海岸の別荘へ泊まりに行き、孫さんが夕食を作りました。歌って踊りながら、実に楽しそうに作るのです。そしてその合間に超能力をやり、なんと柿ピーから21センチの芽を出したのです。
孫さんは今回、最も多くの超能力を披露してくれました。以前は私の視線が気になっていたのが、今では私を意識せずに出来るようになったといいます。私もまた、孫さんの前で無になることが出来るようになりました。今回の来日で、私と孫さんとの間にあった一線を越えたようです。

孫さんは日本をとても気に入ってくれました。日本は中国より場が良いそうで、日本でずっと研究がしたいとも言っていました。帰国の日、孫さんはギリギリまで留まり、「あと10分、日本にいさせて」と言いました。孫さんのその言葉が、私には何よりも嬉しかったです。
孫さんは終始、実に明るく楽しく振る舞う人でした。リリースということを身をもって教えてくれました。
蘇生を上回る超能力は、他にないと思います。蘇生には何より魂を感じます。一般に超能力に秀でた人は人格が落ちると言いますが、孫さんは逆です。それどころかますますパワーが増して、自分を信じて生きる姿には感動しました。
目次
○ 孫さん来日(1999/09/01)
○ 沈教授(1999/09/02)
○ 神坂氏の実験(1999/09/03)
○ 本日の講演(1999/09/05)
○ 講演中にふと感じたこと(1999/09/06)
○ 報告(1999/09/08)
○ 植物の魂(1999/09/08)
○ 孫さんへの質問1(1999/09/08)
○ 孫さんへの質問2(1999/09/09)
○ アンデルセン(1999/09/09)
○ 整合性(1999/09/13)
○ 孫さん伝授会(1999/09/17)
○ 無いものは無い(1999/09/17)
○ 一つの出来事(1999/09/20)
○ 孫さんが自宅に(1999/09/19)
○ 我が家の風水(1999/09/20)
○ 海岸の別荘にて(1999/09/21)
○ 今回の日本の最後の日(1999/09/22)
○ 孫さんへの質問3(1999/09/22)
○ 総括編(1999/09/26)
孫さん来日(1999/09/01)



ゲートから出てきた孫さん。うーーん、すこしぽっちゃり・・・・

今日は私の車で空港まで行きました。孫さんが私の車に乗るのは初めてです。とても良い車だと言ってくれました。
「この毛は何ですか?」
「それはフェルルの毛です。後部座席はフェルルの特等席なのです。」
「それじゃあ、私はフェルルの代わりですね。」
こんな会話もありました。教授はカーナビを興味深げに見ていました。
レインボーブリッジを渡り、新宿に入ろうとする辺りから渋滞が始まり、孫さんは酔ってしまいました。でも、吐くほどではありません。
「明日は、電車にする?」「シンデンシェンの車がいい」
というわけで、明日もドライブデートとなりました。ちなみに私の車はホンダCR−Vです。
私が出した今回のスケジュールを見て、「なんか、楽しそう・・」と言ってくれました。

夜はやっぱり、中華料理を食べに出ました。段々と日本に慣れてもらう方針だからです。
そのとき出た話題は、「目に見えない存在を考えずして、蘇生は解明できない」ということです。
今、中国は無神論になりつつあるといいます。それではトータルな解明は出来ないということです。
トータルであること・・。これが最も大切だといいます。それは個人でもそうだといいます。トータルであること・・。
孫さん、教授、私・・この3人の蘇生に対する考えが、バラバラなのです。
でも、「バラバラって、なんて素敵なのでしょう」と言ったのは、もちろん孫さんでした。
FOWでは、そのバラバラを表出します。バラバラのままリリースします。
「トータルであることは、バラバラを一つにしないことです。」もちろん孫さんの言葉です。
私達の心の中は、いつもバラバラです。愛しているけど憎い。やりたいけどやりたくない。でも、いつもそれを一つにしようとしてきました。
多数決で負けた感情はどこに行ったのでしょうか?
沈教授(1999/09/02)■

彼は博士号を持っていません。国費でアメリカに留学し、博士課程も出て、論文もたくさん書いているのに、そういう肩書きを一切拒否しています。
それが逆に孫さんとの出会いを作ったのではないでしょうか・・。
彼は両親ともに大学教授のエリート一家の子供として生まれました。
父親はアメリカにも留学した物理学の教授、母親はフランスにも留学した音楽家(教授)。
その彼がなぜ博士号を拒んだのか・・。また、両親、親戚の大反対を押し切って、超能力の解明の世界に入ったのか・・・彼は言いました。
「未来は、みんな孫さんのようなことが出来るようになる。だから私のやっている事は、未来の解明なんだ。」

今日は最初、神坂氏のところに行きました。神坂氏とは、『不思議エネルギーの世界2』で紹介した発明家です。
そこで何と沈教授は、「弟子にしてくれ」と言ったのです。そりゃそうです。
孫さんの蘇生の紹介が終わった後、神坂氏が「あなたのやっていることは、私もやっているよ。それも機械で何度も・・」と言ったからです。
そして金魚の蘇生実験結果を見せてくれました。ひょえ〜〜〜〜。
原理がまた凄いです・・。なんと、ミニミニ地球を作るのです。
(そのミニミニ地球が活動中は凄い音が出ます。だから夜、ミニミニ地球さんは活動できないのです。我々一同は、その音にぶっ飛びました。それでも沈教授は近くで観察し、孫さんはちょっと離れた位置から天目で見ていました。)
「統一場は、××が理由で出来ない。」
「コリオリの力は間違っている。なぜなら宇宙が収縮を始めたら、逆転する。」
「私が何と言っても、どんな論文を書いても、小学校しか出ていないから、誰も信じない。私はもう、誰を説得する気もない。私自身がわかればいいんだ。」
すると教授は、「私は分かります。足手まといになるかも知れないが、弟子にしてくれ。できれば一緒に研究しよう」と言ったのです。

その後、サブロー君の所に行きました。するとサブローは、トコトコと孫さんのところに行き、うずくまってしまいました。
「前世は人間の男でした。とてもやんちゃでした。次は女性に生まれます。つかの間、猫を楽しんでます」ですって。


猫のサブロー君と戯れる孫さん
神坂氏の実験(1999/09/03)

地球の公転と自転を、ミニチュアで正確に再現します。もちろん実際の地球の動きの上での実験だから、それも考慮します。するとそのミニチュアの地球には、生命の場が出来てしまいます。
驚くべきことに、エネルギーが物質化して霧まで発生します。孫さんも凄いエナジーを感じると言いました。
原始のスープ(大気)を作り、そこに稲妻を与えるとアミノ酸が出来ることは有名です。しかし、そこから生物が這い出てはきません。
しかし、神坂のミニ地球に自分の細胞の一片を入れたらどんどん増殖を始め、なんと受精卵らしきものに成長したといいます。
死んだ魚を入れると生き返ります。種は瞬間発芽をします。
おお、孫さんのやっていることだ・・。孫さんも蘇生の時、エナジーの回転を意識します。
原始のスープは、公転と時点の回転を加えればよかったのです。止まれば生命も止まる・・動けば生命は活動を開始します。まさに動的・・。
動的にリリースするとき、我々は最も「生きる」のかも知れません。
しかし、ミニ地球を作るためには20000回転させる必要があります。なおかつ、夜と昼では回転方向が逆です。
夜と昼では、交感神経と副交感神経は入れ替わります。回転とは、生命の源ではないでしょうか・・。
「弟子にして下さい」という教授の申し出に、「日本一のバカの弟子になって、どうするんだ。私は自分のためにしか、やっていない。」
何だか私は、涙が出そうになりました。
実を言うと、私は中国の報告を神坂氏に送っていました。そして彼が機械化に挑戦し始めたことも知っていました。しかしここまできているとは思いませんでした。
「でも、中国の偉い先生に報告できた私は、この瞬間に死んでも悔いはないです。日本の学者は森田さん(学者じゃないが・・)しか相手にしなかったのです。」
すると孫さんが「あなたは長生きします。いのちを二つ持っています」・・と。

神坂実験室
本日の講演(1999/09/05)

今日は、孫さんに重点を置いていました。私のメッセージは補助的なものと考えていました。
孫さんが「自分自身に嫌いなところはありません」と言った時、場内から拍手が出ました。あれが一つの盛り上がりだったと思います。
泣くことや笑うことはあっても、感動の拍手は、よほどでないとありません。あれは大成功だったと思います。
やはり私のHPでの報告よりも、孫さん自身の言葉の方が重みがあります。
孫さんとの質疑応答が、当初予定していたよりも20分長くなりましたが、それで良いと思っています。
私としては、自分の話をコンパクトにまとめたという感じがあります。ビヨンド35の話などをぶっちぎればモリケン節はもっと強烈だったと思いますが、今回は孫さんの存在感を生かす方が重要でした。
講演中にふと感じたこと(1999/09/06)

逆を喋ったら、とても楽だと思いました。「ある」から「なる」へ・・。
私の調査でもドアとの遭遇がなければ、「なる」へのメッセージだと解釈されることばかりです。
蘇生にしても、孫さんのマスターにしても、「もっとスピリチュアルになりなさい」というメッセージだという解釈が可能です。
あるいは、「私達はもともと一つ」というような、ワンネスの世界だというメッセージとしての解釈が可能です。
あるいは、「全体との融合だ」というようなメッセージとしての解釈が可能です。
しかし、死ねばいくらでもその状態になることが出来ます。全体との融合、スピリチュアルな状態・・。
スピリチュアルなことに、クールに対応できること・・、孫さんと一緒にいるとき、とても要求されることです。
私がシンクロニシティが嫌いなのは、ここに理由があります。導かれていると解釈すれば、いくらでも可能です。しかしそれは、本人が解釈すべきではないと思います。
講演会の最後のスライドは仙女の絵と、孫さんのエネルギー瞑想法でした。スピリチュアルが静的なのに対して、動的な三次元の大切さを言おうと思ったのです。
動的になるには時間という要素が必要なのです。時間の無いあちらの世界と融合する必要は、決してないと思います。
リリースしている時は、悟っている状態と同じだと言ったとき、観客の数人が頷いてくれたのが分かりました。
「ああ、この数人に伝わっただけでもOKだ」と思いました。
そして最後には、みなさんのリリースによって、とても元気になった私がいました。
登場した時以上に元気になって帰っていく4人だったと思います。
報告(1999/09/08)

みんな起きました。孫さんは温泉に入りに行こうとしています。
ゆうべ誰がいびきがうるさかったかで、盛り上がっています。
孫さんの瞑想は1時間ほど続きました。私は彼女の夜の瞑想を初めて見ました。完全に不動の瞑想です。静的です。顔は少し下を向いています。内に入っている様子です。
教授と通訳も挑戦していたのですが、30分ほど経つと、二人はグーグー寝ていました(笑)。

ゆうべ、何度か出た喩え話があります。「お猿さんとぶどう」という話です。
お猿さんはとてもぶどうが好きです。しかし取れないと「あのぶどうは美味しくないんだ、取らなくて良かった」ということを言うようになります。
しかしこれは良くないのだそうです。美味しいぶどうと取れない自分とは無関係の事です。
好きな人がいても自分のものにならないと、それを理由に相手を悪く言うことがあります。運命が思うようにならないと、それを理由にしたかった事を悪く言うことがあります。
これって、ひょっとすると逆シンクロニシティかも知れませんね。
自然に任せるというのは、起こった事を解釈しないこと。ゲームをやっている間に何度も出た話でした。

孫さんは和食に慣れつつあります。
孫さんはわさびが大好きです。わさびをご飯に乗せて食べます。
「お刺身よりもわさびを多くしてね」と頼んでいます。
ひょっとすると彼女の天目は、わさびで開いたのかも知れません。
植物の魂(1999/09/08)

リンゴの魂は複数かどうかという疑問を、朝食の時に孫さんに訊きました。
孫さんはリンゴを若返らせる時、会話するのはリンゴ全体の魂だと言いました。
植物の魂をカウントするのは、とても大変なのだそうです。
同じ事は神坂さんも言っていました。彼の実験によれば、ナメクジをタオルで絞ると粘液だけになるそうです。しかし次の日、そのタオルは小さなナメクジで一杯だそうです。
また、クラゲを絞っても同じだそうです。そのタオルを桶に入れておくと、小さなクラゲだらけになるそうです。一体それらの魂はどこから来たのでしょうか??
神坂さんと孫さんは、魂の話でも盛り上がっていました。下等生物(失礼)の魂は捉えにくいというのが両者の結論でした。
だから、孫さんはワインが戻らないことへの私の解釈を良しとしていません。
とは言え、孫さんは直感で生きています。だから蘇生や若返りを言葉にすることが難しいのです。
孫さんは植物の会話も、我々が言語を使ってコミュニケーションするのとは違うといいます。感情だけが来るのだそうです。だから我々に通訳するのが少し大変だそうです。
この問題は、とても奥が深そうです。
孫さんへの質問1(1999/09/08)

質問:ビデオで孫さんのピーナッツから大きな芽を出すシーンを見ましたが、かなり大きく体を動かしながらの超能力に驚きとともに感動いたしました。動作からは、かなり両手の間のピーナッツに直接手からエナジーを送っておられるようにも見えましたが、あの場合もやはり天目映像にエナジーを送るために、あれだけの大きな体の動きとなったのでしょうか?少しずつチャレンジしていってみたいので参考になることがありましたらお聞かせ下さい。

孫:自然に任せているだけです。自分では何も意識していません。

質問:両手のひらの目が開くというのは、天目映像との関係ではどのような働きがあるのでしょうか?手からのエナジーの量が増えるといったことだけのことなのでしょうか?何か分かる事があれば、お教え下さい。

孫:手のひらの目が開くと大変に便利です。例えば森田さんの心臓が黒いか赤いかを見る時、森田さんの心臓が自分の手のひらにコピーされたと思えば良いのです。すると手の上に森田さんの心臓が現れます。そして(魂と同じく)黒いのが確認されます(笑)。

質問:昨日CDの前に座って瞑想(本人はそのつもり・・・)をしていましたら突然目が現れてビックリしました。しばらくはっきりと見えていたのですがそのうち消えてしまいました。もう一度・・・・と思って変に意識していたら全然その後は現れません。これはどういうことなんでしょうか?

孫:自然に任せて下さい。何も意識してはいけません。

質問:僕達が食べている野菜や果物は、食べられると知った時の感情はあるのですか?例えば嬉しいとか、まだ食べられたくない、もう少し成長してみたいとか。あと、その感情は調理した時にいつまで感情があるのでしょうか。煮た時は、みじん切りにした時は、食べた後は?やはりコミュニケーションを取って、声をかけながら食すのがいいんですかね。

孫:私は食べている時に発効状態になったことはありません。だから分かりません。

質問:瞑想時の手の向きは、手のひらを上に向ける姿勢で良いのでしょうか?私は最近、あぐらをかいた膝の上で手のひらを上に向けています。この姿勢だと、手のひらにボールが乗っている感じがして、ちょっと、面白いので...

孫:分かっているじゃあないですか。上向きでOKです。

質問:精神世界的には「自然に任せろ」ということは分かるのですが、この物質次元では、どのように対処(?)していけば良いのですか?『不思議の科学2』では度々、物質次元では目標や努力がある程度必要であると言っておられますよね。仕事や、やりたい事などをやっていくうえで、どのように目標などを設定していけば良いのか?また、精神世界と物質世界とどのようにバランスをとっていけば良いのか?孫さんは、どのようにお考えですか?

孫:考え方の相違です。向かい合っている壁をどう解釈するかです。あなたには、どうしてそれが努力や目標になるのでしょうか?失敗すること自体がそんなに問題ですか?失敗したらしたで、それで良いではないですか・・次に向かえば良いのです。

質問:私は生命の循環の観点から、微生物の力を借りて稲を作付していますが、微生物の餌として、有機物を発酵させて散布しています。そこで質問です。上記の過程で、紅色の小動物で、毛を細くしたくらいのの太さで、長さは1せんち位です。24時間くらいで、無限に近いくらい発生させることが出来ます。これらは、微生物と自分が共鳴して、これら無限に近い生命が誕生するのでしょうか。新しい生命の発生か、あるいは蘇生でしょうか。小さい動物は、微生物の餌を大量に生産しているようです。また土をスポンジ状に軟らかくし、膨張させます。

孫:おそらくあなたの意識が微生物を作っています。私自身も同じような体験は沢山あります。

<森田のコメント>
上にあるような質疑応答は、孫さんに対して大変に堅い印象を与えますが、実際は実に明るい人です。
今日は雲仙を出てから長崎市内を見物し、また川棚に帰ってきました。その間、孫さんは車の中ではしゃぎっぱなしでした。中国の歌を次から次へと聴かせてくれました。
そして川棚に着き、HPを開いたら、かなりの難問の質問がありました。ビアガーデンで時間を取ってもらい、回答してもらいました。もちろんアルコール抜きでです。
全ての質問に、非常に真面目に、正直に回答していると思います。
孫さんへの質問2(1999/09/09)

質問:孫さんのご主人は、孫さんが「奥様は魔女」と知ってから対応が変わったりしましたか?とってもサービスが良くなったとか?恐れて近寄らなくなったりとか、考えが読まれるので何も考えないようにしだしたり等。何かエピソードがあったら教えてください。また孫さんの夫婦円満で行く秘訣を是非教えてください。お願いします。

孫:主人に超能力が照明されてから、私をより尊敬するようになったような気がします。それまではテレポーテーションまで出来るとは思ってはいなかったようですから・・。私にとっての夫婦円満のコツは、相手の欠点を指摘しないことです。欠点を指摘すると、それはますます顕著になります。だから相手が失敗をした時、失敗を非難しません。始めから許します。そうやって許し合っていくと、どんどん円満になります。

質問:孫さんは川の字で寝ていて、もりけんさんに危険を感じませんでしたか?

孫:全くキケンは感じませんでした(笑)。その代わり、彼はレンタカーの運転で疲れていたのでしょう、いびきをかいていました。しかし私の主人のいびきより、ずっと小さかったから問題ありません。

質問:孫さんも嬉しい時や楽しい時は、多分歌を歌ったり、踊りそうになったりされるようですね。私も楽しい時は鼻歌(勝手に自分で作って歌ったり)や好きな曲を歌います。(よく家族に笑われますが)1歳になる息子はとくに音楽がかかると本当に楽しそうに声を出して踊ります!!人間には不思議なリズムみたいなものを本来持っているんでしょうか?楽しい時ってどうして歌を歌いたくなるんでしょうね?

孫:それは自然に任せているからです。周りのことを気にしたりすると、踊るところまではいきません。私は森田さんには仕事上の関係以上のもの(友情)を感じていますので、自分の気持ちが正直に出て、嬉しくて踊ってしまうのです。

質問:日本は火山や温泉が多いし、何か大地のエナジーが大きい感じはしませんか?温泉に浸かったりするのはお好きですか?温泉卵はお好きですか?昔は日本は黄金の国みたいに言われていたようですが、どこかの地下に隠し財宝や黄金がある感じがしたりしませんか?

孫:日本の大地のエナジーは素晴らしいです。自分と一体化します。沢山のエナジーを感じます。温泉は大好き、温泉卵は10個も買いました(笑)。地下に隠し財宝があるかどうかについてですが、残念ながら私はOFF状態で楽しんでしまい、発効状態ではありませんでした。天目で見ていれば財宝を探せたかも知れません(笑)。

質問:孫さんが今日歌ってらした歌って、中国の今はやりの歌ですか?それとも中国の懐メロ?息子が中学の頃、誘われて時々カラオケに行きました。中国でも、カラオケが流行ってるとのことですが、孫さんも、カラオケにいらっしゃいますか?

孫:カラオケにはたまに行きます。歌は全て大好きです。古い歌から新しい歌まで大好きです。

質問:よく、念を送るというとか念じたりした時念が残るといわれますが、それは三次元の世界の中に残るのでしょうか。それとも上の世界まで影響がありますか。それと同じように感情も三次元のみの影響でしょうか。例えば精神世界や波動業界では感情の種類によってそれに対応する臓器が病む、心配は胃、怒りは肝臓、恨みは何々と言われています。こういう風に言われているので今の性格ではいけないんだ、自然に任せなっくちゃと思いました。影響があるんでしょうか。また、それが三次元の肉体のみに影響を与えているとしたら、ラジオニクスのようなものでその影響を消せそうな気がしますが、その上の次元まで影響があれば、それらだけでは効果は薄いかも知れません。やっぱり、孫さんのように自然になるのが良いですよね。

孫:念は三次元にも高次元にも残ります。でもその人の人格が高いと、良い影響しか残しません。ラジオニクスの問題は、沈教授が直接話したいと言っています。きっと私達にはそのチャンスがあるでしょう。

<森田のコメント>
これは国内便の中で書いています。解答は長崎空港で朝食を食べている時に聞きました。質問がバラエティに富んでいて、孫さんも答えるのが楽しそうでした。
2日前に出たお猿さんとブドウの話ですが、出来事を良い風に解釈するのは、今までは「ポジティブ」だと言われてきました。
ポジティブという単語には、どこかに「なる」を感じさせます。本来は意味付けをせずに自然に任せるのが良いのでしょう。
そういう意味では孫さん風に言えば、三次元の努力も「ポジティブ」になるのでしょうか?
もうすぐ着陸です。ではでは。
アンデルセン(1999/09/09)

今日これから、川棚を離れます。
アンデルセンは実演を二回ほど見る予定でしたが、一度で充分だということになり、きのうは雲仙温泉に行ったのです。
アンデルセンの技は、・・・となりました。しかし、何故・・・かという理由は書き込みません。これは久村氏に敬意を表してのことです。
私達の見解は、ノーコメントです。孫さんの透視能力は凄い・・それだけです。
不思議な事の調査には、常にこういったゲームが伴います。ユリゲラーが嘘か本当か・・それはテレビを見ている個人が楽しめばいいのです。
神は大きな謎をこの世に作ったのかも知れません。私はその謎を暴こうとしています。だから、人間が謎を作ったっていいじゃないですか。
予知の絵を書かせてもらったのは通訳、両親の名前を書かせてもらったのは私です。私達のような問題児(笑)をわざわざ指名して、そのようなゲームに参加させてもらったことに感謝します。
「気を感じたことのない人に私の気を感じさせてあげましょう」と言って、孫さんに気を送りました。超問題児の孫さん(笑)にそんな事をしてもらったことにも、感謝です。
私は最前列のカウンターで久村氏を見上げている状態でしたが、孫さんは二列目の中央で、久村氏と正面から対面する形で、常に彼を天目で観察することが出来ました。
通訳が孫さんの隣にいて、久村氏の早口の日本語を通訳しようとしましたが、「必要ないわ、天目に集中しているから黙っていて・・」と断りました。
実は教授は「一部は本当だろう」と言いました。私もそう思った箇所がありました。しかし天目で透視された彼の世界は・・・。
私は彼に敬意を表し、詳細を言いません。彼は大したものです。スピーチの内容も、決して変な事を言っている訳ではありません。
信じたければ信じる、信じたくなければ信じない・・まさに個人の世界で楽しむのがアンデルセンではないでしょうか。
行って損はありません。しかしあれが「すべて」だとも思って欲しくないというのが私の本音です。
整合性(1999/09/13)

ある結論に対して別の方面からの見方を加えたとき、その整合性が取れなければ、出した結論はペンディングとなります。私の今の状態はペンディング状態です。
理由は、生活の中で、特殊な事をしないで「悟る」ことをしたいという前提があるからです。
静的な方法では、どうしても特殊なことをする必要が出てきそうです。例えば瞑想とか・・ちょうど仏陀が菩提樹の下で悟ったように。
しかしその静的な方法で悟ったとしても、一般社会で三次元的生活を始めると、その悟りなど忘れてしまう・・・だから、静的な悟りはほとんど意味はないのではないか・・と思います。
人は覚醒し続けながら生きていくことなど、ほとんど不可能です。
仙人の時空の旅と、モンロー研のビヨンド35の整合性が、まだとれません。ハワイでリリースという気づきに出会いましたが、その整合性もとれません。
しかし、リリースというものには、何か真理に近いものがあるような気がします。
いのちの図は、静的な図です。動的なリリースを図に書くことが出来ません。動的なリリース状態は、フォーカス69と三次元が一つになっている図だからです。
孫さん伝授会(1999/09/17)

交流会で、ベジタリアンの方と一戦交えてしまいました。
その人はリョウさんツアーに来るのですが、自分はベジタリアンだからそういう料理は用意してあるかと訊いてきたのです。
失礼ですが、ベジタリアンは精神的な主義ですか、それとも肉体的な問題なのですか??と私。その人・・問題ありません・・と。
誰でもない私として参加することにサインした以上は、自分の主義主張は捨ててきていただきます・・と私。
主義主張が大事なら、ツアーに参加しないで下さい・・・あなたの気功法も捨られなのなら参加しないで下さい・・と追い打ちをかける私。今回は、私は介入します。
今日、孫さんが花の促進開花のやり方を教えました。しかし彼は花とコミニュケーションを取るという孫さんが言ったばかりのスタンスを忘れ、「シュッシュッ」というかけ声と共に、花に気を送っていました。

花の促進開花の実習の前に、一人一人、孫さんからヒーリングをしてもらいました。その時、「後でもう一度やるわ」と言われた人がいました。
一通り終わった後、孫さんはその人をずっと見つめました。(彼は高校の先生です。二次会では「す、すみません、生徒に手をつけたのは・・」と言って懺悔するところだったという笑い話まで出ました。)
その人は、全てが読まれている怖さと同時に、もうどうなってもいいという気持ちだったそうです。リーディングは一分も続きました。
「私も孫さんを見つめた方がいいでしょうか?」とその人・・。二人は見つめ合ったまま・・。
しばらくすると「あなたの未来を救います」と孫さん・・。ふーーーう、凄かった・・。

孫さんの花の促進開花の実習の前、促進開花した花の効能についての話がありました。促進開花した花は、癌をも治すのです。
しかし、たまたまそれを食べて癌を治した日本人が、結果の報告をしなかったのです。治ったことは、間接的に孫さんの耳に入りました。取っていくだけの日本人・・。
今日で孫さんの公式イベントは終わりましたが、それぞれのイベントで最後に孫さんに握手をした時に送ったみなさんの笑顔は、何よりの恩返しでした。
日本人のイメージがどんどん上がっています。みなさん、ありがとう。
無いものは無い(1999/09/17)

今日、孫さんのヒーリングの最中に、自分の番が終わった後「何かコメントは無いのでしょうか?」と訊いた人がいました。
それまで××に気を付けなさいと言われていた人がほとんどだったからです。もちろん良い事を言われた人もいました。
しかしノーコメントだったその人は、無視されたような感覚だったに違いありません。
「無いものは無いのです」と孫さんは言いました。これもしびれた瞬間でした。
私達は、何か「言葉」を求めます。しかし、無いものは無いのです。これはとても重要です。無いものは無い・・・。
孫さんは何故、ここまで感覚に忠実でいられるのでしょうか?普通なら、「そうですね・・××です」と答えるでしょう。
孫さんはとても肯定的な意味で言いました。「無いものは無い」と・・。実は、私もそう言われています。
「私と会う人は、すべて縁があるから会うのです」と言う孫さん。
「出会いは偶然です。偶然に出会い、偶然に愛し合う」と言う私。
ほとんどの人は孫さんを支持するでしょう。でも、孫さんの世界も「無いものは無い」の延長なのですが・・。
何故「偶然」なのでしょうか。それは、意味は死んでから知れば良いのです。

なんと、中国では孫さんの蘇生の本は出せない状況です。だから、『不思議の科学2』が蘇生の世界初の本となりました。蘇生は日中合同です。
今回の色々なイベントで、それなりの報酬を孫さん達は手にすることが出来ました。これからの蘇生研究の貴重な資金源となります。
数多くの批判はあるにせよ、これは私の役目だと思っています。私は三次元でも、充分に貢献できます。
一つの出来事(1999/09/20)

ベジタリアンの話を書きました。
結局私は、翌日お断りの手紙を書きました。主義主張であるベジタリアンをそのまま北京には連れて行けないと・・。
彼は気功の達人でもあります。数々の所で修行しています。その点も私は指摘しました。
私がそういう点を指摘する時ビシバシと言ってしまうのは、みなさんもご存じの通りだと思います。
しかし私はその人を批判しているのではなく、その人の生き方を批判しているに過ぎません。生き方とは「なる」という世界のものだから、「ある」とは関係ありません。
それを「ある」そのものを批判されたとして、ものすごいマイナスの反応をしてくる人もいます。
しかし、ベジタリアンの彼からファックスが来ていました。
「今まで長所だと思っていた点が短所であるかも知れないということに気づき、短所だと思っていた点が長所であるのではないかという気づきに出会いつつあります。ありがとう。参加者みなさんの健闘をお祈りします」というものでした。
少しばかり、目頭が熱くなりました。
私は人に気づきを与えるなどという大それた事はしたくありません。私は言いたい事を言っているだけなのです。
でも、あれだけマイナスな点を指定されたのに、このファックスは何でしょうか・・。
私は中国から彼にお便りを送る予定です。
東京の交流会がきっかけで起こった、一つの出来事でした。
孫さんが自宅に(1999/09/19)

孫さんが私の自宅に来ました。初めて家庭料理を食べました。家内と二人でエプロンして作りました。
私の担当は、ちからうどんです。家内は塩じゃけの焼き物です。美味しそうに全部、食べてもらえました。
行きつけのテラスにも、フェルルを連れて行きました。フェルルは完全に天目が開いていると言われました。(と言っても動物は多かれ少なかれ、みんな開いているのですが・・)
その後、渋谷を散歩しました。孫さんは人混みも大好きだと言いました。おお素晴らしい、人混みは私も好きです。
100円ショップで、色々なおみやげを買いました。サーティーワンでアイスクリームを買いました。食べながらゲーセンで遊びました。初めてUFOキャッチャーでゲットしました。
渋谷の東急ハンズで教授は、ラジオニクス用の部品を揃えました。
我が家の風水(1999/09/20)

これは役得ですが、孫さんに我が家の風水を見てもらいました。悪い所は、一つもありませんでした。
実は、一つも無い・・というのは、孫さんの風水鑑定始まって以来でした。無いものは無い・・これはとても良いのです。誉められた点がありました。

●鏡の位置がベストポイント
我が家の鏡は、ドアを入ったところにあります。大きな鏡は二つありますが、どちらも、その部屋に入った瞬間に、まず、入った本人が写る位置にあります。これは邪気を防ぐ、最も良い方法なのだそうです。

●色が暖かい
決して赤系統の色を使っている訳ではなのですが、暖かさを感じるそうです。この感じがないとき、果物の絵とかが必要になるのだそうです。

私自身は何もしていません。妻が決めただけです。私の家にはインコが舞い込み、ずっと住み着いていますが、これは天使だとも言いました。
つまるところ、私の家には陸(フェルル)、海(熱帯魚)、空(インコ)がいます。家の中に熱帯魚のための大きな水槽があるのも、とても良いそうです。
海岸の別荘にて(1999/09/21)

夕食を作る風景


半分以上は踊っていました。そのシーンを撮ろうとすると、「ダメヨン」と言う感じで指を左右に振ります。歌と踊りをしながら作るのです。時々両手を広げて、歌に酔います。
こんなに楽しそうに作ったら、美味しいはずです。
これは餃子の中身を作っているところです。孫さんの作った餃子は中身がたっぷりと入り、とても美味しかったです。水餃子と焼き餃子を両方作ってくれました。
ともするとこういうところの参加者は作る方に熱中して、何もしない人の分が悪くなることが多いですが、孫さんといると決してそうはなりません。
中国餃子を作ることの出来ない私は、観客としての役割を充分に果たすことができるからです。教授は黙々とニンニクの皮を剥きます。
仕込みが終わるとキルリアン写真機を持ち、一人でトコトコ窓際に行き、超能力をやります。浴衣のお尻をこちらに向けて座る姿は、ムーミンに似ていて・・・。

21センチの芽


後ろに見えるお尻は、通訳が「カメラ、カメラ」と探しているところ・・。
孫さんはこれを、夕食の合間にやったのです。仕込みをしてからトコトコと窓際に行き、ムーミンのように後ろを向いて座りました。
そして5分ほど経つと、ちょっと急ぎ足で戻ってきて、「キルリアン写真のフィルムを抜いて」と言いました。
私はまさかと思いました。フィルムを抜いた後、彼女は写真機の中からおもむろに芽を出しました。芽が曲がっているのは、キルリアン写真機が四角だからです。
芽は、キルリアン写真機のフィルムを乗せる部分を、ほぼ一周してしまっています。もう少し伸ばそうと思ったら、マスターが「それ以上やると、二週目に入るよ」と教えてくれたらしいです。
ところでこの芽は、数分前まで柿ピーだったのです。
BGMは、私が北京で買ってきたテレサテン・・。「もう、ここでずっと合宿したい」と言いました。ここは銚子の近くです。
食事が終わると、ずっとお話をしました。人生のこと、男と女のこと・・。
今回の日本の最後の日(1999/09/22)

結局孫さんが生まれて以来、これほど多くの超能力をやったのは、今日が初めてでした。
海があり、山があり、川があり、そして孫さんにとって何よりも重要な都会があります。日本でずっと研究したいと何度も言いました。
今回の来日で、私は孫さんとの間にあった一線を越えることが出来たと思います。
つまり今までは「あっ、森田さんが見ている」という状態だったのが、私がいてもいなくても関係なくなったのです。だからどんどん超能力をやるようになりました。
ポラロイドのフィルムに「心」という文字を念写しました。これで4回目です。
私も孫さんの前で無になることが出来るようになりました。


ゲートに消えていく孫さん達

搭乗手続きをしてからコーヒーショップに入りました。
私が「もうすぐ時間だよ」と言うと、孫さんは「そんなに早く帰したいのですか?私はできるだけ長く税関をくぐりたくはありません。あと10分、日本国内にいさせて下さい」と言い、ギリギリまでゲートの向こう側には行きませんでした。
この写真は、とうとう観念して出発するところです。
孫さんへの質問3(1999/09/22)

質問:孫さんのお国の医学博士、曲魁尊さんが発見された皮膚のパラサイト ”デモデクス”ですが、成人の98パーセントに寄生しているとのことですけど、これが皮膚炎の直接的原因となるのでしょうか?孫さんの天目にて感じるところを教えていただければ幸いです。このパラサイトが美肌の大敵らしいので、女性達の関心の高いものだと思います。でも、かたやそんなことはないと主張する方もいらっしゃるもので。

孫:この事についての情報を私は、ほとんど知りません。だから答えようがありません。
(森田:ひょっとすると中国のマスコミ事情に問題があるのかも知れません。)

質問:孫さんは「発効状態のON/OFF」を意識して切り替えるようですが、意識していないのに発効状態がONになったことはありますか。あったとすれば、どのような時ですか。 エピソードなどあればお聞きしたいです。

孫:OFFの状態の時にONになることは、あまりありません。しかし目の前の人が危険な状態になる可能性がある時は、自動的にONになってしまいます。さらに目の前にいる人によって私自身が危険な状態になる時も、自動的にONになります。また、夜の瞑想で意識的にONになった時に、一日の総決算の情報が来るときがあります。例えば昼間会ったあの人は危険だとか・・。私は誰もいない横断歩道を一人で渡るのが怖いです。それは向こうから歩いてくる人の未来が突然見えてしまう時があるからです。その時は、私の意識は横断歩道上にはありません。そのとき車が来ても分かりません。だから横断歩道を渡る時は、出来るだけ誰かが来るのを待ってから渡ります。

質問:天目で日本語の講演を聴いていた時、どのように聞こえ、あるいは見えましたか?

孫:言語を越えた、その人の向こう側の感情をキャッチできます。しかしこれは喋っている内容と違うときがあります。中国語の時は言語の方もよく理解できるので、両方ともその人の真実だと受け止めます。

質問:物質的に死んでいる生命を生き返らせることが蘇生の全てですか?場合によっては、魂(生命の非物質体)が物質体へ持っている執着を断ち切ること(それは物質体の死をもたらしますが)も、魂の視点に立てば蘇生の一面ではないかと思いますが、孫さんはどうお考えですか?

孫:元いた肉体に執着を持つことは、蘇生の逆です。執着がある限り、蘇生はしません。ピーナッツが戻るのは、執着を持っていないからです。全く新しい生を楽しみたくて来るのです。だから、死んだ人にいつまでも執着を持つのも良くありません。

質問:生命の非物質体(魂)と物質体との繋がりはフレキシブルで、魂と物質体とがダイナミックに繋がったり離れたりするのですか。例えば私がご飯を食べた時、お米の物質体からお米の魂が離れて、代わりに私の魂が繋がるのですか?
孫:物質体と魂は、あまり関係ありません。私たちが食べるお米は、単なる物質体です。魂を食べるなどということは、あり得ません。魂はそういう形では、人と融合しません。融合は精神的な問題です。「ああ、美味しいお米だね」と思えば、上の世界にいるお米の魂が喜び、上の世界にいる人間(食べている人間)の魂と融合します。だから上の次元同士で融合するのです。食べるという三次元の行為でもっての融合は起こりません。

質問:孫さんは日本滞在はもう長くなったのですが、現在その中で一番好きな日本食は?

孫:お茶漬け、漬け物、焼き魚、おみそ汁などです。日本人の平均寿命が世界一になったのも、この素晴らしい日本食のお陰だと思います。これを毎日食べることが出来るあなた方は、とても幸せです。あと、出前というシステムにもびっくりしました。美味しい料理を運んでくれるなんていうのは、世界中で日本だけです。私が北京に帰って超能力がもう一歩で発動しそうな時、キッチンに立つのではなく電話一本で頼めたら、どんなに幸せでしょう。おまけに森田さんから聞いたら、運ぶ料金はかからないと言うではないですか。日本人はとても幸せです。

質問:『不思議の科学2』で「ご自分の年齢は止めることが出来るか、何歳になっても今の若さを保てるのですか?」という問いに対して、出来たとしてもエネルギーレベルが落ちるからやらないと回答されていました。蘇生を自分自身に行うということは、年齢を止めるとか若くするということだと思うのですが、何故そのことでエネルギーのレベルが落ちてしまうのでしょうか?蘇生があり得るという話を聞いた時、これでいつまでも若くいられるようになるかもと思ったのですが、これは間違ったことなのでしょうか?自然に年をとることの方が正しいのでしょうか?

孫:これは全て、以前答えています。(永久保存版をご覧下さい)

質問:一般に人は、幼少期の方が自然に生き、色々なものに感受性が高いと思いますが、その中でも特にそうした能力の幾分高い(言ってみればやや超能力児)子も結構存在すると思います。しかしそういう力も、周りがそれと気付かず大切にされなければ、加齢と共に消失してしまうと思います。当人がある程度大人になってから知識や情報を得て(例えばこのHPに巡り合って)自分の幼少期の能力に気付くという例があるのではないでしょうか?

孫:子供の時の能力が衰えるのは、退化と言います。しかし私の場合は先天的なものがあったにせよ、ほとんどは後から開発しています。人の能力はいくらでも後から開発することが可能です。このHPに出会うことによって、自分の能力を開発することも、充分に可能です。森田さんはそのためのあらゆる情報を公開していると思います。

質問:孫さんは息子さんがいらっしゃるそうですが、 その息子さんがお腹に宿った時,すぐに分かりましたか?分かったとしたら、それはどんな時に、どんな感じで分かったのですか?男の子であること、また当時から今の息子さんのイメージがあったのですか?例えば、前に孫さんがおっしゃっていたように、息子さんがぜんぜん勉強をしないこととか・・・・。是非、お母さんでもある孫さん、教えてください。

孫:お腹に宿った瞬間に分かりました。しかし性別は3ヶ月を過ぎないと分かりませんでした。将来、息子が勉強をしなくなることなど、全く分かりません。彼は彼の人生を歩んでいけばいいんです。今回、息子の来日は日本の外務省に断られてしまいましたが、是非、息子にもこの素晴らしい日本を見せてあげたいと思います。

質問:「自分が太陽の中にいる」とイメージをする時、その太陽はどれくらいの大きさですか?「自分がすっぽりと入るくらい」とか、「とてつもなく大きい」とか・・・?いまひとつ感じが掴めないので、よろしくお願いします!

孫:とても大きな太陽です。実は、現実よりも大きな太陽です。これは表現が難しいですが、天と地が一体となった太陽なのです。この世の全てを包み込むような太陽です。

質問:歴史についてなのですが、写真となかった時代いったいどうなっているのか以前から気がかりでした。卑弥呼はいたのか。聖徳太子はどんな顔をしてどんな言葉をしゃべっていたのか。江戸時代の町人の暮らしはどうなのか。世界に眼を向けるとピラミッドの建造の様子や万里の長城の建造の様子などこの眼で見てみたいと思っています。孫さんは昔の様子を見ることが出来るのでしょうか。

孫:見ることが出来ます。でも私は日本人ではありませんから、客観的な卑弥呼のイメージに飛び込むことが出来ません。まず卑弥呼に詳しい人(森田さんはあまり詳しくなさそう・・と言いました)にアクセスして、卑弥呼の波動を引き出します。そしてその波動を頼りに本当の卑弥呼に近づきます。遺跡などに行くのも良い方法です。遺跡にいくと、写真とは随分と違った本人が見えるときがあります。(私、森田は卑弥呼を調べたいです。卑弥呼は超能力者だったと思います。誰か、資料が欲しい・・。)

質問:「自然に任せる」というのは、あるがままということでしょうか。それともなすがままということでしょうか??あるいは、なるがままってこと??んーー、よくわかりません。

孫:あなたの思っているイメージは、通訳を聞く限り全て違います。自然に任せるというのは、何もせずにただ身を任せるのではありません。そうだとすれば何も、人間に生まれる必要はありません。動植物は、あなたの言っている「自然に任せて」生きていますから・・。人間は一つの宇宙です。宇宙が膨張しているように、あなたも大きくなっていかなければなりません。それには努力が必要です。しかし自然に任せた努力でなければなりません。例を挙げましょう。私は毎晩欠かさずに瞑想しています。これは私にとっての修練です。努力かも知れません。森田さんや通訳の人と楽しい夜を過ごし、みんなが寝てしまっても私は一人でやります。その時お腹が空いていたとしましょう。自然に任せていない人は、そのまま頑張ってしまいます。頑張ることを修練だと思っているのです。三次元の欲望を絶つことが修練だと思っているのです。お腹が空いたということを「気づく」という「覚醒」が必要だという人もいます。インド的な瞑想法にこういう人が多いです。しかし私は瞑想を中断して何かを食べにキッチンに行きます。それが私にとっての「自然に任せろ」なのです。自分に無理な努力を強いてはいけません。つまり努力を続けて行くには柔軟性が必要です。よく何かを始めるとき、今までの風習の一部を断ち切って始める人がいますが、それも良くありません。このHPの私への質問コーナーに、半年前に質問をした人がまた出てきていますが、それはとても素晴らしいことです。ゆっくりゆっくり、一歩一歩努力していくことです。次々に変化を求める人は、結局何も残りません。自然に任せる・・それは自然に任せて努力する・・と言い換えましょう。もう一つあります。努力をするとき、期待をしてはいけません。期待をする努力は、自然に任せていないのです。

質問:夢の中に亡くなった人が登場するのは良くないことなのでしょうか?今年の2月に主人のお義母さんが亡くなったのですが、時々夢の中に登場します。ある宗教関係者に、死者が夢に出てくるのはあまり良くないと言われたことがあるので気になります。また、もし良くない事があるのでしたら、それを回避する方法を教えて下さい。

孫:死者が夢に出るのは、良い事ではない方が多いです。だから生きている人は、死んだ人に未練を持ってはいけません。これを回避する方法を言います。3本お線香を焚き、「素晴らしい世界に旅立って下さい。私の夢には出ないで下さい」と唱えて下さい。これでOKです。

質問:1か月そこら前になりますが、テレビで、香港でオーラの写真を撮り、性格とか判断するのが流行っているというのを見ました。オ−ラビジョンカメラとかいうもので撮り、キルリアン写真みたいなのでなく結構カラフルでした。その色で判断すると言ってました。孫さんはそのようなものを撮られたことありますか?その色は、本当のオーラの色なんでしょうか?それで性格がわかりますか?

孫:以前来日したとき、私もオーラ写真機で撮りました。決して本当のオーラと同じではありませんが、近いものはあります。その時の森田さんの書き込みに「オーラ写真機は科学的な機械ではない」と反論をされたと聞きましたが、その反論をした方にとって、「科学的な機械」とはどんな機械なのでしょうか?沈教授がラジオニクスを借りましたが、あれは簡単な配線だけです。でも、それで非科学だと言えるでしょうか?私は科学者ではないのでオーラ写真機の仕組みは分かりませんが、出てきたオーラの色と私が見たオーラの色が近いのはどうしてなのでしょうか?性格判断に関しては、何とも言えません。人の性格は深遠なものだからです。色だけで判断できません。とにかく、こういう機械は楽しむためにあります。

質問:結婚について(独身、恋人募集中)、孫さんお教え下さい。または、お考えをお聞かせ下さい。
(1)あの世、または前世において、結婚相手は、大体決まっているのでしょうか?
(2)どういう点に気を付けて選べばよいのでしょうか?例えば
1.馬が合う人。話の噛み合う人
2.心の波動の似た人(同程度の人格の人)
3.一緒に居て安心できる人
4.経済感覚の似た人
5.お互い許し会える人
6.育った家庭環境の似た人
7.性的に相性のよい人
8.興味の方向が似ている人
等々。
(3)離婚についてはどうでしょうか?
(4)不倫(少なくとも、一方が結婚している人)について。
(5)結婚にこだわらず、好きな人と自由に暮らせるような時代は、将来において来そうでしょうか(結婚制度の崩壊)?

孫:まず、あなたは軽い気持ちでこれらの質問を書いたと思いますが、あなたの潜在意識も出ていると思います。だから、本音の質問だと思います。しかし私が逆に訊きたいのは、なぜ前世の問題などを持ち出すのですか・・ということです。あなたは精神的な世界に、ルールを持ち込みすぎてはいませんか?恋愛の相手と「共振」できれば、それで良いではないでしょうか?この世には、前世で縁の深かった人もいれば、浅かった人もいます。全ての人はソウルメイトです。そういう人達の出会いの場です。でも、どんな前世や縁を持っていても「その人はその人」です。なぜ人は前世を忘れて生まれてくるのですか?自然に任せるためではないでしょうか?二番目の質問も同様です。人と人の関係は全て違います。なのに、あなたはどうして一定のパターンを求めるのですか?もしも私があえて答えるとすれば、1〜8の選択肢に該当するものは、一つもありません。恋愛はそんなところで発生するのではありません。この選択肢があなたの頭から消えたとき、本当の伴侶が現れると思います。離婚や不倫についても、私は全く自然に任せろとしか言いようがありません。パターンはありません。結婚する相手もソウルメイトなら、不倫の相手もソウルメイトです。そこに優劣はありません。ルールは元々ありません。

さて、ここまで答えるのに1時間かかってしまいました。孫さんは「もうおしまい。最後の夜だから楽しみましょう」と言いました。でも、質問はこれで全て終わっていました。
孫さんは、一つ一つ真剣に答えます。天目も全開で答えます。でも質問が終わった後は、ダンスと歌でリリースしまくりました。
回答を聞いていると、とても堅そうな人に思えます。でもそれは彼女の性格の一面にしか過ぎません。そのことはボランティアをやった人などは充分に感じたと思います。
今頃は北京に帰り、太陽をめいっぱい膨らませて瞑想しているかも知れません。
でも、質問してくれた人のお陰で、色々な事を引き出すことが出来ました。みなさん、ありがとう。
総括編(1999/09/26)

実に楽しい人・・それが孫さんでした。
FOWの2日前から日本語の特訓に入り、「はじめまして、孫儲琳です。みなさん、よろしく」を繰り返し練習しました。
しかし、はじめましてが、はまじめしてになってしまうときがありました。
前日は2時まで特訓しました。しかし講演会が始まり、私が壇上に出ている間に、はじめましてはキャンセルとなりました。
講演中も大スクリーンに映っているのを知らずに孫さんが振り返り、舌を出すシーンもありました。
その後、西日本縦断旅行では、踊りの連続でした。気分が良いと、すぐに踊り出しました。レンタカーの中でも踊り出しました。
「これは森田さんへのお返しの踊りなのよーー」と言ったことがありました。何と素敵なお返しでしょうか。お礼を言われるよりも、ずっと嬉しかったです。
超能力の連発は凄かったです。私は蘇生を中心に調査をしていたので、彼女の念力を見るのは初めてでした。
「今回の来日では、超能力をやる必要はないですからね」と言っておきました。だから私も、測定器の準備を何もしていませんでした。
北京よりも日本の方が「場」が良いらしいです。彼女は日本を気に入りました。
神坂さん、猫のサブロー君、アンデルセンの久村さん、奈良公園の鹿、フェルル、雲仙と熱海の温泉、銚子の別荘、私の車。どれを取っても思い出深いです。
成田空港でなかなかゲートに入らず、「あと10分、日本にいさせて」という一言は、私にとって何よりのヒーリングでした。

東京伝授会では、完璧に超能力が出てしまった人がいました。当面オフレコなので、詳細を発表できませんが、私はずっとその人を追い続けてみるつもりです。
リリースということを身をもって教えてくれたのは、孫さんかも知れません。
まだ飽きもせず孫さんなのかと言ってくる人がいますが、蘇生を上回る超能力があるのでしょうか?
アンデルセンの久村氏の実演に何か虚しさを覚えるのは、念力ばかりで、そこに魂がないからです。
次回来日した折りは、是非、実験を中心にやってみたいです。サーカス一座のように日本中を旅しながら・・唄と踊りと共に・・。
孫さん、あなたにはなぜ蘇生能力が付いたのでしょう。超能力に秀でた人は人格が落ちるものですが、あなたは逆です。本も読まないのに自信を持って生きるその姿には、誰もが感動します。
日本人は表現力に乏しいです。おじぎをするくらいしか、孫さんに返せませんでした。
しかし私は知っています。みなさんの感動がすべて孫さんにも伝わったことを。だから来日の間、彼女のパワーは増す一方でした。
みなさん、本当にありがとう。これでこのコーナーを終わります。
書き込み期間:1999/09/01〜1999/09/26